天海祐希(54)が主演を務める連続ドラマ『緊急取調室 シーズン4』(テレビ朝日系)の第8話が9月9日に放送。最終話を目前に「本当に解散するの?」「また新シーズンも見たい」との声が高まっている。
同ドラマは、真壁有希子(天海)が所属する『緊急事案対応取調班』(通称・キントリ)が、可視化設備の整った特別取調室で犯人と一進一退の心理戦を繰り広げる姿を描いたドラマ。
第8話では、大谷亮平(40)演じる国土交通副大臣・宮越肇の汚職疑惑糾弾を叫び、ハイジャック事件を起こした大國塔子(桃井かおり・70)が“急死”。「何か裏があるのでは?」と勘ぐる真壁たちだったが、そのことを深堀させたくない宮越とつながる刑事部長・北斗偉(池田成志・58)は、ネット通販会社の物流センター内で起きた転落事故の捜査をキントリに命じる。暗に、大國の事件を追及しなければ「キントリの存続もある」と迫る宮越に、真壁たちは真相を突き止めることを選び、このままでは解散は免れない―という展開に。
そんな中、キントリの一員である菱本進(でんでん・71)が、単独で宮越の事務所を訪れ同席していた別の政治家に怪我を負わせたとして逮捕されてしまう。そして「一体何が(起きたのか?)」と考えあぐねる真壁の前に、大國の国選弁護人をしていたという、大塚寧々(53)演じる羽屋田空見子が現れ「あなたの仲間を救い出しましょう」と申し出るという内容だった。
「同作は2014年から続く人気シリーズですが、シーズン4となる今作はすでにキントリの“解散”が決定している中で物語が進んできました。その中では、初回から登場している、鈴木浩介(46)演じる監物大二郎が別部署に異動になるなど、着々と解散に向け話しが進んでおり『悲しい』という声が続出。さらに、今回は解散が撤回になりそうな場面がありつつも、解散をのんで真相を突き止めるほうを選んだことで『本当に解散しちゃいそう』『新シーズン見たいのに』『解散はないと信じたいけど、このまま終わるのかな』などの声もあがっていました」(芸能ライター)
早くも続編である新シリーズを望む声は多く聞こえてくるが、全話の平均視聴率は2017年のシーズン2が14%、シーズン3が13.2%、シーズン1が12.9%と続く中、シーズン4となる今作は11.8%(第7話まで)と過去最低を記録している。東京五輪の影響があったのも大きいが、このまま低迷すればシリーズ打ち切りの可能性もなきにしもあらず。もしかしたら、シリーズ継続の鍵は最終話の視聴率が握っているのかもしれない。