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坂上忍、旭川いじめ問題に憤りも呆れ声が殺到「加害者側のくせに」


 8月23日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍(54)が旭川市のいじめ問題に対し怒りをあらわにしたものの、視聴者からはツッコミの声が集まっている。

 今年3月に北海道・旭川市で14歳の女子中学生が凍った状態で発見され、明らかになったいじめ問題。市の対応があまりに杜撰だとして波紋を広げていたが、今月18日になり、遺族の代理人弁護士があらためて記者会見を開き、学校や市教育委員会の対応に強い不信感を抱いていると訴え。真相を明らかにするよう求めている。

 この問題について坂上は、「いじめの0を目指すのは当たり前なんだけど、0っていうのは難しいと思うんだよね」と言いつつ、「だからそれを隠すのではなく、オープンにして解決に導くっていうことをもっと評価していかないと、やっぱりどうしても隠そう、隠そうに行っちゃうのかなって気がするんだよね」と、学校側や教育委員会の対応を批判した。

 さらに坂上は、教育委員会について「いじめと認定する気すらなかったって気がしてならないんだよね」と苦言。また、教頭が女子中学生の母親に対し、「加害者にも未来があるんです」などと言い放ったとされることについては、「不適切な言い方になっちゃうかもしれないけど、僕が親の立場で直接これ聞いたらなにするか分からない。自信がないです、冷静でいられる。それくらいひどいと思います」と憤りを見せていた。

 この発言に視聴者からは、「坂上さんと同じ意見!」「いい事言ってる」といった賛同が集まっていたが、一方では、「よく言うよ…」「坂上は被害者じゃなくて加害者側でしょ?」「加害者側のくせに」「イジメの事を言える立場じゃないだろ」という呆れ声が集まっていた。

「言ってることはもっともとはいえ、坂上といえば、かつてバラエティ番組で『ブスは嫌い』『ブスは家から出るな』など発言。さらに中学時代に同級生をロッカーに閉じ込めて階段の上から転がしたという“武勇伝”を語っていたこともあります。今でこそ封印したい過去なのかもしれませんが、これまで『ブスは嫌い』発言を反省したり、中学時代のいじめ疑惑を釈明したりしたこともまったくないため、『お前が言うな』的批判を集めてしまっています」(芸能ライター)

 3月18日放送の同番組の中では「ブスは嫌い」発言について「スタッフさんと話し合いながら、『こっちの方向で言ってもらえませんか?』っていうのが当たり前にあるわけじゃない。それを背負いますよって。その時代はそれが際だった」とは言い訳していた坂上。しかし、ほとんどの人がいまだ納得していないようだ。

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