4月1日放送の『アメトーーク』(テレビ朝日系)に、3月末でお笑いコンビ「ザブングル」を解散し、芸能界を引退したツッコミ担当の松尾洋介(44)が出演。ネット上で「松尾さん大好きでした」「めっちゃ笑った。寂しくなるな~」と引退を惜しむ声が続出している。
番組の人気企画「運動神経悪い芸人」で“ガチ王”、“水神さま”の異名で親しまれていた松尾。この日は、お馴染みの運動神経悪い芸人を緊急招集し「さよならガチ王」として、過去の名場面を振り返り。
松尾は、MCの雨上がり決死隊・蛍原徹(53)から引退の理由について「やっぱり、世の中の状況が色々と変わっている中で、あと年齢も大きいですかね」と言うと、「僕44歳で今年45歳なんですけども。今後の人生を考えた時に……辞めるという選択肢もあるんじゃないかなと。そして今までのことは決して別に無駄なことではないと思うので、次に生かせるのは今かもしれないな、体力的にも。と思って決めました」と語った。
ただ、VTR映像を振り返る中、あまりにも面白すぎる松尾の動きにスタジオにいたアンタッチャブル・山崎弘也(45)は「もったいないな、これで辞めるなんて」とコメント。麒麟・川島明(42)も「ウソだろ、引退なんて」と“ガチ王”の引退を惜しんだ。
「2011年から運動神経悪い芸人として同番組に出演し“エース級”の活躍を見せていた松尾ですが、天然で繰り出される面白さはロケ中もほかの芸人から一目置かれていたようです。また、川島と笑い飯・西田幸治(46)とは、ロケの待ち時間に競艇場に遊びに行ったこともあるようで、『友人感がすごかったよね』と松尾。川島も『そこで仲良くなったよね』と振り返っており、運動神経芸人の仲の良さに『ザブングルの松尾さんの人徳だなぁって感じがすごいした』『運動神経悪い芸人たちの仲間感にもほっこり』との声も集まっていました」(芸能ライター)
そんな松尾は、最初に番組に登場したのは“じゃないほう芸人”だったと言い「それでイジってもらった。すごく芸人に愛がある番組」と振り返り。そして、引退後も一人で芸能界に残る相方の加藤歩(46)について、「うちの相方も何度かこの番組に出していただいてるんですけど、爪跡を残そうとしてるんですけど、だいたい傷だらけで帰ってきてるんで。なんとか彼のいいところをこの番組なりの視点で見つけていただいて。今後、この番組に(彼を)託したいと思います」と相方を託して、芸能界を引退した。
ネット上では「沢山笑いをありがとう」「ガチ王もう見れないの寂しいな」「ザブングル松尾さんの最後のメッセージが相方のためのメッセージっていうのも、本人の人の良さが出てるよな~」と惜しむ声が続出した。
とはいえ、早速蛍原からは「アメトーーク自体、芸人やめても出れるから」「まぁ、年末の芸能神経悪い芸人だけは出演とか……」と早速オファーも。ぜひとも、次は“素人枠”で出演をお願いしたいものだ。