加藤浩次（51）が3月8日の『スッキリ』（日本テレビ系）で、首都圏1都3県における緊急事態宣言の期間延長を決定する際のやり取りに際し、東京都の小池百合子都知事（68）について「これは小池さんの嘘」と苦言。視聴者からも「よく言った！」「加藤さんに同意」と賛同を集めている。
番組では、神奈川県の黒岩祐治知事（66）が緊急事態宣言延長の“舞台裏”を明かし、小池都知事に抗議したことを報道。黒岩知事は、今月1日に電話で小池都知事から宣言延長の提案を受けるも「もう少し様子を見たい」と回答。その後、翌日に小池都知事から「他の知事も賛成している」と言われたため、千葉の森田健作知事（71）と埼玉の大野元裕（57）に直接電話で確認したところ、「（小池知事が）黒岩知事が賛成するから自分も賛成しようとなった」と聞き仰天。
これについて黒岩知事は、3日のWEB会議で「こういうことをやると信頼関係が薄れる！」と抗議し、小池都知事から「先走ってしまってごめんなさい」と謝罪を受けたということを番組で伝えた。
今回明らかになった緊急事態宣言延長の舞台裏に、ハリセンボン・近藤春菜（38）は「まったく連携が取れてないなっていうか。これ、都民・県民のために話し合ってるのかなって気がする」と呆れ。加藤も「これは小池さんの嘘だよ。ダメだよ、これ絶対」と強い口調で苦言を呈した。
さらに小池都知事が、黒岩知事からまだ賛同を得られていない段階で他の知事に賛成があったかのように伝えたことについて加藤は「見解の相違で小池さんに理由があるのかもしれないけど」としたうえで「そこは言っちゃいけないんじゃないの？連携するにあたって、嘘とか疑惑が出たら連携はとれませんよ」とコメント。続けて「政争に利用しているみたいに見える」との問題点を指摘した。
「こうした加藤の指摘に視聴者からも『小池さんは今までこうやって色々引っ掻き回して来たんですね』『これがほんとならヤバいよ』『いい加減にしてほしい！！神奈川県知事にウソついてまで延長決定すんなよ！』との声が集まっています。一方で、『周りが賛成しているなら、賛成で……っていうほうもどうかしてる。自分の意見はないのかよ』との指摘も出ています」（芸能ライター）
どちらにせよ足並みをそろえなければいけない場面で、都民・県民に不信感を抱かさせてしまったことに対する小池都知事の責任はかなり大きいのではないだろうか。
