1月29日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)での一幕に視聴者から不満の声が集まっている。
問題となっているのは、番組中盤で行われた「私は流されない 唯我独尊ゲーム」。いわゆる連想ゲームの逆で、前の人が出したワードに対し、関係ない言葉をつなげていくというルールのゲームとなっている。
この日ゲストだった女優のキムラ緑子(59)は初っ端から「絶対できない! ほんとあかんの、こういうの!」と叫んでいたが、最初に間違えたのは同じくゲストだったお笑いコンビ・ミキの昴生(34)。「招き猫」に対し「軽い」と言ってしまい、軽いものもあると指摘されてしまった。
しかし、キムラも「広い」に対し「うなぎの子」という謎ワードを出し、失敗。その後は順調にゲームが続いたが、「アルメニア」に対して昴生が口にしたのは「黄色」。その「黄色」を受け取ったチコちゃんは「マグロ」と言ってしまい、不正解。ブザーが鳴った直後、チコちゃんは「キハダマグロか……」と表面に黄色が入ったキハダマグロを思いつき、がっかり。「しまった……」と肩を落とすチコちゃんに昴生は「よお気づいたね! 自分で!」と感嘆し、キムラも「すごい!」と驚いていたが、チコちゃんは「しまったと思ったのよ、自分で」とすぐに後悔したことを明かしていた。
しかし、この場面に視聴者からは、「アルメニアの旗も黄色入ってるじゃん」「なんで失格にならないんだ?」といった「昴生の言った“黄色”がなぜ失格にならなかったのか」という鋭い指摘が。さらに「このコーナー、視聴者はまったく楽しめない」「なにこの時間?ネタ切れ?」「番組趣旨とまったく関係なくてつまらない」といった不満が寄せられていた。
「実はこのゲーム、最近は毎週のように行われ、そして毎週番組ファンから苦言を集めているもの。多くの場合、出演者のミスを指摘するのはチコちゃんですが、それもほとんどこじつけの場合も。また、今回のように明らかに連想するワードがあっても、チコちゃんにスルーされればOKというガバガバルール。知識を得ることを楽しみに観ているファンはこの時間に苦痛を覚えているようです」(芸能ライター)
“番組に関係ない”と視聴者に不評のこのコーナー。今後も続くのだろうか。