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『とくダネ』大阪市の葬儀社広告入り封筒問題、小倉智昭の同情論に賛否の声


 1月26日に放送された『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)でのメインキャスターの小倉智昭(73)のある言動に賛否の声が集まっている。

 問題となっているのは、大阪市で、新型コロナウイルスに感染した市民に葬儀会社の広告が入った封筒で書類を送付していたという騒動。書類は勧告書と自宅療養に関する書類だと言い張っていたが、SNSなどを通じてこの事実が拡散された。

 騒動について市側は2006年度から収入確保のため、業務用封筒に広告を掲載するようになったといい、葬儀社の広告が掲載されるようになったのは2020年6月からと説明。今回の事態に配慮が足りなかったとし、今後の運用を検討するとした。

 また、番組には実際に葬儀社の広告が入った封筒を受け取った人が電話出演し、番組のインタビューに答える形で「すごい不安で悲しい気分になりました」といった心境を告白していた。

 しかし、一連の騒動をまとめたVTRを視聴し終えた小倉は首を傾げつつ、「……これ、いま市が使ってる封筒に葬儀会社の広告が載ってる封筒がたくさんあるわけですよね」と指摘。そのうえで、「それいちいち出すときに吟味しなきゃいけないわけですから、ちょっと大変だと思いますが」と市側に同情していた。

 この小倉の発言に視聴者からは、「ちょっと配慮が足りないけど、深い意味は全くないってのは分かるよね」「いちいち配慮してそこに人件費掛けたら広告枠とって経費削減してる意味ない」という賛同の声が集まっていたが……。

「一方でネットから寄せられたのは、『さすがに葬儀社は普段でも良い気はしない』『個人情報保護の時代に郵送物は念入りに確認しないといけないものだし、いちいちって言い方どうなの?』『コロナに罹って不安な人に葬儀社の広告送ってくるって無神経過ぎるのが分からないのかな』という反対意見。ネットでも賛否を集めたこの騒動でしたが、実際に感染者に送付されたというセンシティブな問題なだけに、報じる側に配慮を求める人も少なくなかったようです」(芸能ライター)

 難しい問題なだけに、小倉の同情にもしっかりと賛否両論が集まってしまったようだ。

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