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加藤浩次『スッキリ』GoTOトラベル見直しで高橋真麻と意見対立


 11月24日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、新型コロナウイルスが再び再拡大していく中でGoToトラベルキャンペーンの一時停止などの見直しが検討されていることを特集。見直しを受け入れざるを得ないという加藤浩次(51)と、感染再拡大とGoToトラベルとの因果関係が明らかになっていない段階での中止に異議を唱える高橋真麻(39)とで意見が対立する場面があった。


 そもそもGoToトラベルキャンペーンは、新型コロナにより大ダメージを受けた旅行や宿泊などの観光業の景気・経済の復興を目的としてスタートしている。それが、ここにきて一時停止や一部地域が除外されることについて、高橋は「ようやく元に戻って活気を取り戻してきたというときに、またそれがなくなると、この冬越せないという方たちも当然出てくると思う」と、厳しい状況に追い込まれる人たちも出てくると危惧。それゆえ高橋は「だったら最初からステージ3になった瞬間にGoToトラベルやめます。だから皆さんGoToトラベル使ってもいいけど、かなり慎重に全員が気を付けてください」と、説明と注意を促すべきだったと指摘し「最初に言っててくれたら納得できるんですけど……」と納得できない姿勢を見せた。


 この意見に異議を唱えたのが加藤だ。これまでの第1波・第2波の状況を踏まえたうえで、加藤は「感染者数が増えたら、それでもGoToトラベルを続けると皆思ってたのだろうか?」と首をかしげ、「感染者数が増えたら、止まるんでしょ? 何か抑えないといけないんでしょ? と分かるのが普通のような気がする」と発言。続けて、新型コロナウイルを抑えるために医療従事者をはじめ国民全員が頑張っている中で、再び感染者数が増えることがあれば「何か(対策を)やらなければならないというのは、容易に国民が想像できるし、想像しなければならないと思う」と訴え。そのうえで、GoToトラベルの見直しについて「『もっと先に言えよ』とか、そういう文句を今言うっていうのは、大事なことでもあるかもしれないけど、なかなか難しいかなって思う」と、疑問を呈した。


「分科会メンバーで元経産省の小林慶一郎(54)氏から、『アンケート調査によると国民の皆さんの半数は、あと数ヵ月でコロナ危機が終わるという期待を持っていた』と説明があると、加藤は『じゃぁ真麻さんの言う通りかもしれない。そこの説明が必要になるかもしれない』と理解を示していました。


 一方で、ネット上では『加藤浩次の言う通り』『確かに感染者数が増えたらやめるんだろうなということくらい容易に想像できる』と加藤の意見に賛同する声と『真麻の言うことにも一理ある』『真麻さんのGoToトラベルのメッセージ発信のやり方、ごもっとも。』と高橋に賛同する意見とで分かれることに。ただ、『良い議論だと感じました。議論する内容を見せることでうまいこと注意を促せていると思った』『こういう討論自体が大切よね。どっちも出るべき意見だと思う』と、議論することが大事だという意見も多く見受けられました」(芸能ライター)


 再び新型コロナウイルスが猛威をふるってきた中で、今回のような議論は再び国民一人ひとりが危機感を持ち、責任ある行動をしていくために必要だったのかもしれない。

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