10月21日の『水曜日のダウンタウン』（TBS系）で放送された「NSC時代に同期一の天才だった芸人意外とくすぶってる説」で判明した元天才芸人の正体が明らかになっている。
お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニア（46）がパネラーを務めたこの回。自身の同期ではFUJIWARAやなだぎ武（50）などがいる中、「あいつ天才やな」と言われていたのは、お笑い芸人のチャンス大城（45）だと告白。現在もブレイクしていないものの、多くの同期が注目する存在だったと明かしていた。
その後も、吉本芸人がNSC時代に「天才」だと思った芸人を挙げていったが、現在ブレイクしているか、もしくはくすぶっているか芸人自体をやめているなど、さまざまなパターンが見つかっていた。そんな中、千原と同じNSC大阪校8期生を改めて調査したところ、チャンス大城以外の「天才」として名前が挙がったのが「あんどう鰐」。FUJIWARAの藤本敏史（49）や、なだぎ武が「斬新なネタで同期を騒然とさせていた」と証言していた。
「番組では彼らの現在を調査していましたが、その結果、二人とも芸人をやめているものの『あんどう鰐』は現在、安藤八主博として『ザ・たこさん』というソウルバンドのボーカルを務めているとのこと。フジロックフェスティバルには5回も出演するなど人気バンドとなっており、NSC時代に組んでいたコンビ『頸動脈』の元相方・増田丈八さんとは現在も飲み友達ということが明らかになった。『ザ・たこさん』はフジロックにも何度も出演していることからも分かる通り、界隈では人気のあるバンド。安藤の正体を知らなかった『ザ・たこさん』ファンからは、『え！？芸人だったの？』『ザ・たこさんの安藤さん、元芸人さんだったの知らなかった』『ザ・たこさんは知ってたが、元芸人だとは知らなかった』といった驚きの声が聞かれました」（芸能ライター）
その後は、安藤が経営しているという居酒屋で元・頸動脈の二人にNSC時代の話を聞くことに。増田さんによると、芸人時代はお金がなく、足のかかとの皮をめくってスルメのようにしゃぶりながら食べていたといい、安藤は「するめの味したんですわ。チューと吸うたらね、めちゃくちゃうまい」と告白。強烈なキャラクターは芸人をやめてもまったく変わっていないようだった。
