9月3日の『スッキリ』（日本テレビ系）で、MCを務める加藤浩次（51）が自民総裁選に言及。加藤の発言内容が物議を醸している。
総裁選には、菅義偉官房長官（71）、岸田文雄政調会長（63）、石破茂元幹事長（63）が出馬表明を示しているが、党内7派閥のうち岸田派と石破派を除く5派閥が菅氏を支持している状態だ。
「これについて加藤は『なんか気持ち悪いなと思っていて』と発言。その理由については『やはり候補者が「僕が次の総理大臣を目指します」っていう方が立候補したうえで、その後に政策などをちゃんと聞いて派閥が動くんだったらまだ納得できるんだけど』と説明し、ほとんどの派閥が菅氏を支持していることについて『そこで見え隠れするのは、やっぱり派閥という論理でこの後の組閣などを考えて、自分のところの派閥から大臣などを出したいという思惑もこの動きでやっぱり見えてしまう』と持論を展開させました。
この発言にネット上では『言ってくれてスッキリした』という声もあがっていましたが、一方では『気持ち悪いのは加藤のほう』『印象操作を繰り返してるメディアのほうが気持ち悪い』と批判の声があがることに。先日は番組内で加藤が、石破氏について『国民的に人気がある』と発言し『どこで人気があるんだよ』『メディアが持ち上げてるだけだろ』と批判が殺到していましたが、このような発言も相まって『加藤さんにはがっかり』『忖度やめろ』という声も見受けられました」（芸能ライター）
また、加藤はあらためて「順番として政策をきっちり聞いたうえで『うちの派閥はこういう政策がいいと思うんで』と、そこで初めて派閥が動くというのは納得できるんだけど。これ立候補を表明する前に派閥が動いて固まってっていうのが気持ち悪い感じがした」とも語ったが……。
「もともと菅氏は出馬表明する前から、安倍政権の政策を引き継ぐと言われていましたから菅氏を支持している派閥は、この考えをもとに支持することを決めたとも考えられます。また、ネット上では『菅さんの政策なんて自民党議員は分かってるし、これまでも訴えてるうえで公開もしてる』と指摘の声も。そのうえで『あえて報道してないマスゴミ』『情報操作で石破推しのメディアが一番気持ち悪い』など批判の声が続出しています」（同）
視聴者が一番気持ち悪いと感じているのは「メディアが石破氏を異様に推していること」との声が多く持ち上がっているが、このような国民の疑問こそ本来メディアが取り上げる問題なのではないだろうか。
