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渋谷すばる『ジャニ勉』ラスト2回、思い出のスタジオで「楽しかったな」とポツリ


 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)。6月20日深夜の放送では、関西の「ええやん」を求めて街を歩くコーナー「2/∞」(エイトブンノニ)を、渋谷すばると横山裕が担当。関ジャニ∞脱退・ジャニーズ事務所退所を発表している渋谷にとってこれが同コーナー最後のロケとなり、特別編として先週から3週に渡って関西テレビ本社のある大阪・扇町界隈を散策する。


 2週目の今回は、渋谷と横山が近くにレコーディングスタジオがあることを思い出す。すると横山は「村上(信五)さんがレコーディングしているとき、機械が村上さんの歌に耐えきれんくて壊れたんよ」とスタッフを笑わせると、渋谷が真顔で「ホンマやで! このデジタルの時代に!」とかぶせて爆笑を生み出す一幕があった。ということで、2人はデビュー当初に通っていた懐かしのレコーディングスタジオに行ってみることに。


 到着すると当時の記憶が甦ってきた横山は、「思い出した! 思い出した! はぁー懐かしいわー!」と興奮のあまり大声を上げる。さらに「関ジャニの曲、ここですっごい生まれてるよ」と言うと、渋谷もスタジオを感慨深げに眺めながら「一番自分たちで(曲を)作ってた時期じゃない?」と続けた。2人によると、2005年にリリースされた関ジャニ∞の曲「好きやねん、大阪。」の間奏部分にあるコントのようなしゃべりパートもここで収録したそう。渋谷は「楽しかったな……」とポツリとつぶやき、横山は「お客さんが聞いたときに面白いかどうかは知らへんで? 自分らは『これが面白いんだ』という自信をもって当時ここで作ったん憶えてるわ」と、若かりしころの熱い思いを吐露。


 その後訪れたスタジオの屋上でも、当時は時間の許す限りこの場所で曲作りをしていたという話に。特に、渋谷、横山、そして安田章大のユニット「三兄弟」の曲を夜遅くまで作っていたそうで、「忘れてることいっぱいあるな……来たら思い出すもんやな……」と、しみじみと振り返る渋谷だった。他にもレコーディングエンジニアとの10年ぶりの再会があったり、過去の番組で着用した衣装をスタッフがサプライズで用意していたりと、思い出にあふれたロケとなった。


 今回のロケにも前回同様大きな反響があったが、「なんだか“終わり感”が出ててたまらない……すばるくんほんとに行っちゃうの?」「いよいよすばるくんのカウントダウンだって現実を突きつけられるみたいで……」「ヨコとすばるくんの楽しそうな笑顔が無邪気でかわいくてつらすぎる」「企画を通して思い出作ってるようにしかみえへん……」というコメントからは、楽しそうにしている2人を見るほどに「渋谷の卒業」に寂しさを覚えるファンの心情がうかがえた。いよいよ来週は渋谷最後のロケ、放送をじっくり見届けたい。


文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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