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嵐・二宮和也とV6・井ノ原快彦「ドラマ視聴率争い」の裏にあった奇縁



 今期のジャニーズ主演連ドラは嵐・二宮和也とV6・井ノ原快彦の闘いとなりそうだ。

「今期のジャニーズドラマでロケットスタートを切ったのは井ノ原主演の『特捜9(ナイン)』(テレビ朝日系)。昨年3月に亡くなった渡瀬恒彦さんの主演作『警視庁捜査一課9係』が、イノッチ主演に切り替わりました。初回の平均視聴率が16.0%の好発進だったので、関係者はホッとひと安心だったとか。一方で二宮の『ブラックペアン』(TBS系)も好調を維持。2人は、今から10年前にもドラマで不思議な巡り合わせがあったことはあまり知られていません」(テレビ誌ライター)

 08年、二宮の代表作のひとつといえるドラマ「流星の絆」(TBS系)が制作された。ある日の撮影で「他人の服を着る」シーンがあった。二宮はなにげなく用意された1着を手に取って試着した。小柄な彼にはブカブカ。サイズを確認するためにタグをめくると、そこには油性ペンで「井ノ原」と書かれていたという。

「バックダンサーのころのジャニーズJr.はユニットごとのステージ衣装が基本。先輩からのお下がりなので、必ず誰かしらの衣装を着ることになります。しかし、ドラマの現場でカブることは、極めて稀。ニノはうれしさのあまり、イノッチにメールで知らせたそうです」(前出・テレビ誌ライター)

 V6は6人で嵐は5人。嵐には必然的に同じ5人編成のTOKIOの服が回ってきたという。松本には長瀬智也。180cmを超える長身の長瀬の短パンは、松本にとってハーフパンツだった。相葉には松岡昌宏。こちらも、長身の松岡の衣装を細身の相葉は持て余していたようだ。二宮には城島茂。タグの箇所に「城島」ではなく「茂」と書かれているのが、リーダーらしかったとニノは記憶している。

 ちなみにV6の衣装は、デビュー時は6人だったKAT-TUNに回されることが多かったようだ。ジャニーズグループの人数編成は、意外と重要かもしれない。

(北村ともこ)


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