テレビ東京との相性は本当に悪いようだ。
マツコ・デラックスが5月18日に放送された『やりすぎ都市伝説SS 緊急!“人類の未来年表”は残り27年』(同)にゲスト出演した。
「これは、人気番組『ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説』のスピンオフ企画。マツコは過去すべてのシリーズを見ているほど同番組の熱狂的なファンだそうで、番組の最後には『今日の出演に関しては、ギャラいらない!』と“ノーギャラ宣言”まで飛び出しました」(テレビ誌ライター)
現在、テレ東以外のすべての民放キー局で多数のレギュラーを持つ超売れっ子のマツコだが、同局への出演は7年ぶりのことだという。
「TOKYO MXでもレギュラーを持っていますから、ギャラの問題ではないはず。テレ東局員から聞いた話では、最後に出演した際、何か不愉快なことがあったようですね。以来、マツコはかたくなに同局への出演を拒否。テレ東局員の間では“マツコを出演させることができたら、出世が確約される”とまで言われていたが、“どうせ断られる”とアプローチするプロデューサーもいなかったのだとか。今回は新プロジェクト『無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ~』で、深夜放送の5番組に立て続けに出演するという大掛かりな演出を用意したことで、ようやくマツコを引っ張り出すことに成功した形です」(テレビ関係者)
ところが、期待していた視聴者はマツコの様子に仰天したようだ。
「番組は“ミスター都市伝説”関暁夫の提唱するトンデモ説を延々聞かされる構成で、ワイプに映るマツコの表情筋はピクリとも動かず、完全なる無表情。それが長時間続くという放送事故レベルのテンションでした。都市伝説の内容が重すぎたせいか、スタジオに画面が切り替わっても、いつものような毒のあるツッコミもない。そのためトークは千原ジュニアや的場浩司が中心で、何のためにマツコが出演しているのかわかりませんでしたね」(前出・テレビ誌ライター)
ネット上では「マツコがめっちゃつまらなそう」「マツコ眠そう」「この真顔はヤバイでししょ」といった声が相次ぎ、番組ファンからも「この番組にマツコは邪魔」と歓迎されなかった模様。
リアクションがほとんど取れなかったことで、マツコも「ギャラはいらない」と言いたくなったのかもしれない。