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若手写真家の作品196点が集結する「2015年度ヤング・ポートフォリオ」山梨県・清里フォトアートミュージアムで3月19日から開催! ~ Young Portfolio Acquisitions 2015 ~



高倉大輔(日本、1983)《monodramatic / crowd》(C)Daisuke Takakura


ミンヒー・アン(韓国、1991)《あなたの手 #1》(C)Minhee Ahn


エリザベス・ハウスト(ロシア、1992)《散々な日々》(C)Elizabeth Haust


イスマイル・フェルドゥス(バングラデシュ、1989)《イスラム国に包囲されたコバニの住民》(C)Ismail Ferdous

清里フォトアートミュージアム(所在地:山梨県北杜市、館長:細江英公)は、今年で第21回を迎える「2015年度ヤング・ポートフォリオ(以下 YP2015)」を2016年3月19日(土)~6月19日(日)に山梨県北杜市の当館で開催いたします。

YP2015では、世界中で活躍する若手写真家の作品を募集し、厳正な選考を経て、当館が2015年に購入した196点の写真を展示いたします。



「2015年度ヤング・ポートフォリオ」詳細

http://www.kmopa.com/?cat=7





■若い力の写真を後世に残す「ヤング・ポートフォリオ」

1995年に開館した写真の美術館・清里フォトアートミュージアムで、最も重点を置いている活動が、ヤング・ポートフォリオ(以下 YP)です。毎年35歳以下を対象に公募を行い、選考ののち、優れた作品を当館のパーマネント・コレクションとして購入することにより世界の若手写真家を支援しております。若者の才能の真価を後世に伝える、世界で唯一の企画です。

通常、コンテストの入賞は1度限りですが、YPは表現意欲の高い作品を35歳までなら何度も公募し、成長を見守ります。作家の世界観を表現するポートフォリオ(作品集)となるように、一枚だけでなく複数の写真を収蔵することが特徴です。





■開催概要

展覧会名:2015年度ヤング・ポートフォリオ

会期  :2016年3月19日(土)~6月19日(日)

休館日 :毎週火曜日(5月3日は開館)、3月18日(金)までは冬期休館

会場  :清里フォトアートミュージアム

     〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1222

アクセス:車/中央自動車道須玉I.C.または長坂I.C.より車で約20分

     JR/中央本線「小淵沢駅」から小海線「清里駅」下車、車で約10分

     詳細: http://www.kmopa.com/?page_id=3258

開館時間:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)

入館料 :一般/800円(600円)、学生/600円(400円)

     中高生/400円(200円)、友の会・会員/無料

     ※( )内は20名様以上の団体料金

     ※家族割引あり(2名以上~6名様まで)





【2015年度ヤング・ポートフォリオ(第21回) 詳細】

選考委員  :森山大道、北島敬三、細江英公(館長)

作品募集期間:2015年4月15日~5月15日

応募者   :242人(世界30カ国より)

応募作品  :5,631点

購入点数  :196点(全作品を展示)

購入者   :36人(国内19人・海外17人)

*海外11カ国=韓国、バングラデシュ、ブラジル、タイ、台湾、ポーランド、ロシア、ウクライナ、アメリカ、インド、カナダ





【YP2015選考委員・森山大道評】

「YP2014の選考では、いまや、ここまでやってるんだと圧倒され、嫉妬した。YP2015では、既成の概念に全くとらわれていない若い作家たちの姿勢と意識に“怒濤のフレキシブル”を感じた」と森山は語っています。





【YP2015の見どころ】 *36人の購入作家より抜粋

◆<境界>へ挑む作家たち

本展では、デジタル技術や強烈な演劇的ディレクションを用いることによって、現実とバーチャルの境界を超え、日常の風景を変容させようと試みる作品が多く見られます。写真とデザイン、演劇をボーダレスに行き来する高倉大輔の《monodramatic》シリーズは、カメラを三脚に固定し、モデルとコミュニケーションしながら写真家が演出をつけ、即興劇のように撮影した作品です。



◆若いチカラ:初登場 1990年代生まれの作家たち

鶏の足と有名ブランドロゴとの組み合わせを丁寧に仕上げた韓国のミンヒー・アン(1991生、24歳)の作品は、「アバンギャルド。モノ作りの狂気」(細江評)と声が上がり、ロシアのエリザベス・ハウスト(1992生、23歳)は、一枚一枚の物語る謎めきが選考委員をうならせ、中悠紀(1991生、24歳)のスピード感あふれるスナップワークは、「路上スナップは意外と難しい。今のパリをよく押さえた」(森山評)と、評価を得ました。



◆YP2015に見る世界の<現在> - ヤズディ教徒を捉えたフェルドゥスと林典子

バングラデシュのイスマイル・フェルドゥス(1989生)は、「イスラム国」に砲撃されたシリアのクルド系少数民族のヤズディ教徒が、トルコ国境を目指す事態を2014年に撮影。「聖書のようだね。かつてイタリアの画家が描いたようなクラシシズム。大名作になりうる。」(細江評)。一方、世界で活躍する林典子(1983年生、32歳)は、2015年、イスラム国に人身売買され、性的虐待を受けた女性たちに向き合っています。





【同時展示内容】

(1) 選考委員の20代、30代の作品を各5点

(2) YPを“卒業”した作家(YPOBの作品)

  東京の街景を大型カメラで捉えたYPOB・佐藤信太郎(1969生、47歳)による《非常階段東京》《東京天空樹》シリーズを展示いたします。





【会期中のイベント】

<K・MoPAで星をみる会>

テレビ・ラジオでお馴染みの縣秀彦先生を講師に迎える観望会です。春の星座を初めての方にもわかりやすく解説いただきます。雨天・曇天でも映像&レクチャーをお楽しみいただけます。

会期 :4月17日(日)18:30~20:00

参加料:1000円(要予約)、友の会・会員/無料

定員 :15人

講師 :縣 秀彦(あがた ひでひこ)

    自然科学研究機構 国立天文台 天文情報センター室長 准教授、

    NHK「ラジオ深夜便」第二週日曜日レギュラー



<YP公開レセプション+ギャラリートーク>

会期  :5月28日(土)14:00~16:00(予定)

参加料 :入館料のみ(要予約)、友の会・会員/無料

定員  :なし

講評  :森山大道、北島敬三、細江英公(館長)

本年度作品を収蔵した作家に、当館より永久保存証書を授与します。そして作家によるギャラリートークと3人の選考委員による講評を行います。どなたでもご参加いただけます。





■YPデータベース公開中

ホームページでは過去20年にわたる世界の若手写真家の作品、作家略歴などを掲載しており、様々な調査・研究の対象としてご利用いただけます。

URL: http://kmopa-yp.com/Opac/search.htm?s=xlHniRviA-yMGxumjv7tkpfmhzo





■YP2016作品募集

当館ではYPの次回開催に向けて、「2016年度ヤング・ポートフォリオ(第22回)」の作品を募集いたします。

2016年度選考委員 : 張照堂(台湾)、北島敬三、細江英公(館長)

          初めて海外から選考委員を迎えます。

Web登録受付期間 : 2016年4月15日~5月15日

(応募作品受付期間)

応募資格     : 1981年1月1日以降に生まれた方

詳細       : http://yp.kmopa.org/





■ミュージアム概要

名称    : 清里フォトアートミュージアム

館長    : 細江英公

所在地   : 〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1222

ホームページ: http://www.kmopa.com/

Twitter   : https://www.twitter.com/kmopa

Facebook  : https://www.facebook.com/kmopa





■お客様からのお問い合わせ先

清里フォトアートミュージアム

Tel     : 0551-48-5599(代表)

Fax     : 0551-48-5445

E-mail   : info@kmopa.com

ホームページ: http://www.kmopa.com

Twitter   : https://www.twitter.com/kmopa

Facebook  : https://www.facebook.com/kmopa
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