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AIサービスロボット「Lanky」の"AI"って何なんだろう?


こんにちは。
営業、クリエイティブ担当の那須です。

日本でも少しづつ定着してきている「AI」という言葉。
AIは様々な場面で採用されており、人の代わりにいろんなことを考えてくれる、とても便利で先進的なイメージが定着しつつあるのではないでしょうか。
日本語訳では"人工知能"と定義されていて、コンピュータが人と同じような知能を持って何かをするという技術、といったところでしょうか。

AIについては、どこのサイトを覗いてみても、曖昧な解釈になるとの記載が多いです。意外と企業側が決めているという説が強いみたいですね。

今回はそんな"AI"について深堀、ではなく、Lankyと"AI"の関わりについて少し触れてみたいと思います。

 

Lankyって、どこにAI積んでいるの?

Lankyの良い写真を拡大表示

「コンピュータが自分で判断して答えを出す」という観点でみてみると、実はかなりの数の自己判断機能をLankyは備えています。

その中で、私から見て最もLankyが使っている機能が人の認識です。
さすがにLankyは人と接することをメインとするサービスロボットなだけあって、人を認識する機能がよく使われるのは必然な気がします。

搭載するカメラによって、人がいる、いないを認識する事はもちろんのこと、
事前に顔と名前をサーバーに登録しておけば、
その人が誰なのかを目の前の情報とデータベースを照らし合わせて、瞬時に判断し、名前を呼んでくれたりもします。
これも自己判断機能という観点で考えると、AIを活用した機能の1つでしょう
 

自律走行を拡大表示

次によく使われる機能は自律走行でしょうか。
自律走行に関しては、最初に動かしたいエリアをマッピングするものの、
一度設定してしまえば、室内を箱の空間として認識し、その中を自由自在に動き回ることができます。
これはいわゆる空間認識能力と言われているもので、物体の位置や方向、大きさなどを三次元で把握します。

では、この機能のどこにAIが搭載されているのでしょうか。
それは目的地までのルートを計算する場面にあります。
例えば、進路に突然、障害物が現れた場合、Lankyは人と同じように回避して進むことができます。
これはセンシング技術とも呼ばれていて、最近では自動車に使われる事も多い技術です。

このように自分自身で障害物を認識し避けた後、
Lankyは目的地までの最短距離を自分自身で計算し、軌道修正して走行します。
"AI"と言うと、ディープラーニングのようなイメージが持たれがちですが、自律走行時にも活用されているんです。

受付を拡大表示

このように一口に"AI"といってもできることは様々。
全て紹介しているとキリがありませんが、もう一つ例を上げるとすると会話に関わる機能でしょうか。

音声を聞き取り、適切な回答を導き出して音声で返す」、これも当然AIを活用した機能と言えるでしょう。
Lankyの場合、認識した音声に対して、既存のデータベースの中から適切な回答を判断し、
音声で返答するといったロジックでコミュニケーションを取っています。
他にもディープラーニングによって会話の質が高まっていくものなど、その方法は様々。
もうここまで来ると本当に人と近い領域と言えるのではないでしょうか。
 

AIを搭載しているLanky、そんなに凄いなら人と同じ?

画像4を拡大表示

自動で人と話をして、自分自身で歩いて、これだけ聞いていると、ほとんど人と同じように感じますが、まだまだ人には負けてしまう部分もあります。
 

空気を読んだり、言葉の機微を感じ取ったり、といった感情が必要なことはまだまだ難しいのが現状です。
自律走行で考えても、階をまたぐ移動ができなかったりもします。
顔認識や自律走行、会話など、人より優れている部分もあれば、そうでない部分もあり、物理的な壁もあるため、まだまだ全く人と同じとまではいかなそうです。

もしLankyが弱点を克服し、空気を読んだり、気の利いたことが言えるようになったり、年齢・性別などその人に合わせた適切な対応ができるようになったり、なんてことがあれば…。
もしかしたら人類がロボットに乗っ取られるなんて怖い事があるかもしれませんね。

冗談はさておき、「ロボットで何でもかんでも実現するぞ!」という考えではなく、
何が必要で何が不要なのか、利用者と利用シーンに合わせたAI技術の厳選が必要で、
Lankyはそれぞれのシーンで活用できるよう、適した技術を搭載するようにしています。

AIサービスロボットの利活用

今回ご紹介した「AI技術」について、日本は世界に比べると遅れてしまっているようです。
確かにアメリカや中国と比較してみると、まだまだ日本ではAIロボットは実証段階のものが多いような気がします。
もちろん先を行けばいいという単純な話ではありませんが、早く導入が進めば、それだけ早く労働に関する問題解決が進むのではないでしょうか。

日本社会においては、まさにAIやロボットが黎明期の今。LankyのAI技術を早期に沢山の方に触れていただき、近い将来、より多くの人とロボットが共生できる社会を実現できれば幸いです。

 

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