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【7/13(金)公開】”ジュラシック・ワールド”、その意味とは。映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』


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レジェンド&ニューカマー

それぞれが紡ぐ「ジュラシック」シリーズ最新作


1993年に公開されるなり、スティーブン・スピルバーグ監督の手による革命的なCG映像、息もつかせぬスリルと果てしないファンタジーで、

作中の設定通り、”恐竜”を現代に蘇らせた娯楽映画の最高傑作「ジュラシック・パーク」。


全3部作が製作され、一度は落ち着きを見せていたシリーズに、

新星コリン・トレボロウ監督が圧倒的な世界観の広がりとさらに奥深いストーリー性をもって再び息を吹き込んだ「ジュラシック・ワールド」。


新作が公開される度に、映像・ストーリーの両面で

世界中に新たな娯楽映画の可能性を届け続けてきた「ジュラシック」シリーズ。

スペインの鬼才、J・A・バヨナの手によってその系譜に今、新たな1ページが刻まれる。


「ジュラシック・ワールド」シリーズ2作目、

そして「ジュラシック・パーク」シリーズ5作目となる

ジュラシック・ワールド/炎の王国」がこの夏、いよいよ公開。


JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM


さらば、イスラ・ヌブラル島…。恐竜達は絶滅を繰り返す?


クローン技術によって生み出された恐竜が飼育され、

世界中から毎日2万人ほどの旅行者が訪れていた

大人気テーマパーク「ジュラシック・ワールド」が、

遺伝子操作によって生み出された新種の恐竜「インドミナス・レックス」

によって滅ぼされ、無人となってから4年…


「ジュラシック・ワールド」の跡地があるイスラ・ヌブラル島では、

大規模な火山噴火が発生し、そこに生息する恐竜たちは絶滅の危機に瀕していた。

サブ1

かつて「ジュラシック・ワールド」の運用管理者であった

クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)は、

4年前の「インドミナス・レックス」事件の責任感から、

恐竜保護団体「Dinosaur Protection Group(DPG)」を設立。


「ジュラシック・ワールド」の前身「ジュラシック・パーク」の共同設立者である

ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)の財団による支援を受けて、

「ジュラシック・ワールド」の元恐竜監視員で、知能の高い肉食恐竜、ヴェロキラプトルのしつけ役であったオーウェン・グレイディ(クリス・プラット)たちとともに、恐竜たちを助けるため、イスラ・ヌブラル島へと向かう。


果たしてクレアやオーウェンたちは、マグマの降り注ぐイスラ・ヌブラル島から、恐竜たちを救い出すことが出来るのか…?


恐竜と人間、命の尊さに違いはあるのか


サブ3

スティーブン・スピルバーグの作品では、

しばしば”家族愛”が重要なエッセンスとして描かれる。


「E.T.」では人間と宇宙人との間の家族的な絆を描き、

「ターミナル」では、父の悲願を達成するため、異国(空港)で孤軍奮闘する男が描かれる。

これには、幼い頃に両親が離婚したという自身の過去の体験が生み出した願望が反映されていると言われたりしている。


「ジュラシック・パーク」シリーズでも同様だった。

初代「ジュラシック・パーク」では、主人公が当初子ども嫌いだったが、

物語を通じて、恐竜から子どもたちを守るヒーロー的存在となった姿が描かれた。

続く2作、そして「ジュラシック」シリーズとしては4作目となる「ジュラシック・ワールド」でも同様だった。


スピルバーグは、本作においては製作総指揮という立場になり、監督こそ務めてはいないが、そのエッセンスは受け継がれているように思う。

むしろ、過去のシリーズと比して、本作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」は、そのエッセンスが極めて強く描かれた作品であるのではないだろうか。


パークのしつけ役であったオーウェンと、ヴェロキラプトルの「ブルー」の間には、明らかに人間と恐竜という関係性を超越した”家族愛”が見受けられる。

前作でもその関係性は描かれていたが、本作ではその関係がより深く、かつ、人間と恐竜の”命の尊厳”というより広範なテーマにまで拡大されて描かれている。

そのテーマがどのように描かれ、どのように我々の心を揺さぶるのか、それは是非劇場で確認していただきたい。


サブ4


「ジュラシック・パーク」は

何故「ジュラシック・ワールド」になったのか?


その圧倒的な世界観によって

娯楽映画の歴史を塗り替えた「ジュラシック」シリーズ。

しかし、本作は「ジュラシック・ワールド」シリーズ2作目ということで、

往年の「ジュラシック」シリーズファンの中には不安な方もいるのでは無いだろうか。


そう、何故なら、「ジュラシック・パーク」シリーズ2作目である

「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」は、

1作目の成功による多大な期待を見事に裏切ってラジー賞(※1年で最も最低な映画に贈られるアメリカの映画賞)を獲得し、賛否両論を巻き起こした、

いわゆる“1作目を超えられなかった”という評価の蔓延した作品だからである。


しかし、杞憂も杞憂、この作品は、前作「ジュラシック・ワールド」だけでなく、「ジュラシック」シリーズ前4作品の歴史まで完全に塗り替えてしまう傑作であることは間違いないとここに断言しよう。


…何故か?

それは、シリーズの系譜を脈々と引き継ぎ、紡がれてきた物語のとある“頂点”に、この作品が達したからだ。

そしてその“頂点”への到達は、「ジュラシック・パーク」シリーズが、何故「ジュラシック・ワールド」シリーズへと進化を遂げなければならなかったのか?という問いへの完璧な答えを導き出した。


と、ここまでたいそう抽象的な文言を挙げ連ねたが、「何を言ってるんだこいつは」と思う前に、お願いだから一度劇場に足を運んでほしい。


きっと、「ジュラシック」シリーズにあまりなじみの無い方でも、

この熱量の意味が分かると思う。それだけの“凄さ”を秘めた映画だ。


ようこそ、「ジュラシック・ワールド」へ。


★メイン


◆作品タイトル:『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

◆公開:7月13日(金)全国ロードショー

◆配給:東宝東和

◆監督:J・A・バヨナ ◆脚本:デレク・コノリー、コリン・トレボロウ

◆出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジェフ・ゴールドブラム、B・D・ウォン、ジェームズ・クロムウェル

(C)Universal Pictures



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