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【危険】意外に知らない 高血圧と低血圧ってどっちがヤバイのか!?


“高血圧”が健康を害するという話は普段から耳にする機会は多いかもしれないが、“低血圧”が健康を害するということはあまりきいたことがないという人も多いのでは? とはいえ、低血圧でも重篤になると意識が消失することがあったり、めまい・ふらつきの原因にもなり、意識消失・転倒することで危険な状況を招いてしまうこともあるだろう。そこで今回、高血圧と低血圧のどちらがやばいのかをまとめてみようと思う。


そもそも高血圧・低血圧とは


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まずは血圧や、高血圧・低血圧の基本を理解する必要がある。


〇“血圧”とはどんなものか


血圧とは“心臓が血液を全身に送り出すための力”を指す。つまり全身に血液を送り出すためにどれだけの圧力が必要かを数字で表したのが血圧だ。血圧には2種類あり、ひとつは心臓を「ギュッ」と縮めて、心臓内の血液を全身へ送りだすときの“収縮期血圧”で、一般的には「上の血圧」などと言われている。もうひとつは全身を循環した血液が心臓に戻って心臓が拡張し、再び血液を押し出そうとする前の状態の“拡張期血圧”。こちらは「下の血圧」などと言われている。


〇正常の血圧とは


血圧の正常値は収縮期血圧が129mmhgまで、拡張期血圧が84mmhgまで。そして「正常だがちょっと高め」という“正常高値”というものがあります。正常高値は収縮期血圧130~139mmhgまでで、拡張期血圧が85~89mmhgを指す。


〇高血圧とはどんな状態か


高血圧とは病院などで測定する血圧が、収縮期血圧140mmhg以上または拡張期血圧が90mmhg以上が高血圧の診断基準となる。ただし、一度の血圧測定の結果だけではなく繰り返し測定しても高い場合に診断さる。


〇低血圧とはどんな状態か


低血圧は収縮期血圧が100mmhg以下を指します。とくに拡張期血圧の数値は診断基準がなく、心臓や血管への負担が少ないということで、血圧が低い場合にはとくに治療を必要とすることはないという。しかし、低血圧により倦怠感やめまいなどにより日常生活に支障をきたす場合は治療を受けると改善することも。


高血圧と低血圧、それぞれで起こるかもしれないリスクとは


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では高血圧と低血圧で、どのようなリスクがあるのかを解説しょう。


〇高血圧のリスクは


高血圧とは、心臓が血液を送り出す力が異常に高いものとなる。血液が強く押し出され続けると、心臓はもちろん、血管への圧力・負担も大きくなる。高血圧が続くと血管を傷つけ、そこにコレステロールが沈着することにより柔軟性が失われ、動脈硬化を引き起こしてしまうことも。動脈硬化になることで血管が破れやすくなり、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害の原因になってしまう可能性が。また、心臓の負担が大きくなることで心臓が大きくなる心肥大や、狭心症・心筋梗塞などの心疾患リスクも高まる。


〇低血圧のリスクは


低血圧では寝たり座った姿勢から急に立ち上がるときにめまいが起こる「起立性低血圧」が起こりやすくなったり、「疲れやすい」などの症状あらわれるという。起立性低血圧のめまいや倦怠感そのものにより、生命が危険にさらされることはありませんが、起立時のめまいなどでは転倒により落下・頭部打撲などにより間接的に生命にかかわることになることも否定できない。


とくに注意したいのは高血圧


前述したことから危険性が明らかに高いのは「高血圧」であると言うことができるでだろう。日本人の死亡原因は第一位が「悪性新生物(ガン)」。第二位が「心疾患」。第三位が「肺炎」。第四位が「脳血管疾患」だ。つまり高血圧で起こるリスクの高い心疾患と脳血管疾患が、日本の死亡原因の上位に入っているのだ。このことから「高血圧のほうがやばい!」と言うことができるだろう。


高血圧と低血圧では「高血圧のほうがヤバイ!」ということが判明した。しかし重要なのは、高血圧は急になるものではなく、睡眠不足・ストレス・食生活などの乱れにより少しずつ起こるということ。高血圧そのものもヤバイのだが、高血圧となる生活習慣を続けていることの方がヤバイということも意識したほうが良さそうだ。


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