プチ習慣でいつまでもきれいな私をキープ
30代を過ぎて「老い」を意識するようになる方も多いもの。体力の衰えや肌のエイジングサインなど「歳をとったな」と感じる瞬間は、これからどんどん増えていきます。
だからこそ老いに怯えるのではなく、美しく年齢を重ねていきたいですよね。老化は避けられませんが、自分自身で美しさを引き出すことは可能です。
自分をキラキラ輝かせるために必要なのは、ちょっとしたアクションです。ぜひ、キレイのためのアクションを習慣にして、楽しく年齢を重ねていきましょう。
今日からやりたいキレイの習慣5つ
5年後、10年後のキレイは、今の生活習慣が土台となります。心と身体を整えるアクションで、若々しさや美しさを引き出しましょう。
今日からやりたいキレイの習慣を5つ紹介します。ぜひ、トライしてみてください。
食事は「腹八分目」を心がける
「痩せていれば痩せているほど美しい」と考えていませんか?10代、20代の頃は「細さこそ美しさ」という考えに取り憑かれやすいもの。その考えに囚われたまま30代になった方はご注意を。
30代になったら、痩せるために過度な食事制限をするのは卒業しましょう。そもそも、過度な食事制限=カロリー制限をすると、体や肌を作るために必要な栄養素が圧倒的に不足します。
すると、筋肉量が低下して貧相な体つきになる(しかもリバウンドしやすい)、めまいやふらつき、頭痛、無気力、肌荒れ、たるみやシワなど、全身の不調や老化の引き金に…。
基本的に「1日の摂取カロリー<消費カロリー」の状態で、脂質や糖質を過剰に摂取しなければ、極端に体重が増えることはありません。暴飲暴食を避けて、栄養バランスの取れた食事を腹八分目で食べましょう。
筋肉や肌作りに必要なタンパク質、活動のエネルギーに必要な脂質・糖質、体のバランスを整えるミネラル・ビタミンを過不足なく口にすることこそが、美しさづくりのカギです。
ときどき12~16時間断食にトライ
腹八分目を心がけても、付き合いで食事会や飲み会があったときなどは食べすぎてしまうこともあるでしょう。また、飽食の時代を生きる現代人は、慢性的に食べすぎ状態にあると言われています。
胃腸はフル稼働で、消化・吸収にエネルギーが使われてしまい、すこやかな体や肌作りのエネルギーが不足すると老化を加速させかねません。
普段、腹8分目ができている場合でも、週1度はゆるい食事制限「8時間ダイエット」をしましょう。16時間断食して、8時間の枠内で2食摂取する食事法です。
詳しくは「食事制限なしでスリムに!?8時間ダイエット(オートファジーダイエット)とは?【1】」で紹介しているので、参考にしてください。
飲み会などで暴飲暴食した場合は、プチ断食がおすすめ。準備日・断食日・復食日と3日間取り組む食事法です。「プチ断食にトライ(1)食べグセをなくしてデブ体質をリセットするプチ断食の基礎知識」で紹介しているので、ご一読を。
少しでいいから動く量を増やす
適度な有酸素運動や筋トレは、脂肪燃焼や筋肉量キープに有用ですし、ダイエット効果も期待できます。なにより、健康で美しく、若々しくあるために運動はマストです。30代を過ぎたらできる範囲で運動するのがおすすめです。
理想は1日30分程度のウォーキング、10~15分程度の筋トレですが、毎日忙しくて運動する時間を取れない方も多いことでしょう。また現在、運動習慣がない場合は、運動そのものがストレスになりますよね。
だからこそ「少しだけ頑張る」を習慣にしましょう。
- 歩くときは歩幅を大きく&スピードを上げる
- エスカレーターは使わない
- 1週間に1回でいいから15~30分歩く
- スキマ時間にかかとの上げ下げや肩回しをする
- スクワットを20回だけ頑張る
どんな「動き」でもOKです。毎日、少しだけ動く量を増やしていきましょう。
とにかく笑う
慢性的なストレスは、体の細胞にダメージを与えて老化を加速させる活性酸素を発生させます。辛い、悲しい、イライラする、自信がない、老けるのが怖い…など生活の中でストレスを感じるシーンをゼロにすることはできません。
ストレスを感じたときこそ笑いましょう。笑顔でいることは、手軽にできるエイジングケアですよ。
また、笑顔になると表情筋(顔の筋肉)が動きます。表情筋は使わないと衰え、たるみやシワを引き起こすので、積極的に笑って上向きお肌をキープしましょう。
新しいことに挑戦する
「最近の若い人は」という言葉が思い浮かぶことが増えていませんか?世代が違えば考えも感覚も違って当然です。
だからといって、違う考えや感覚を否定するのはNG。考え方が若いと老化しにくいという研究もあるんですよ。
自分と違う考え方や感覚を受け止めて、自分の中に吸収していきましょう。若い世代(10代や20代)と同じ必要はありませんが、良いと思うものはどんどん真似してみてください。
若い世代の真似だけでなく、自分自身を常にアップデートするのも大切です。行ったことのない場所に出かける、経験のないことをやってみる…など、どんどん新しいことに挑戦しましょう。
「今」を一番美しく
キレイの習慣を5つ紹介しましたが、全部を全力で頑張る必要はありません。できる範囲で取り組んでみてください。毎日少しだけでも、長く継続すれば大きな力になりますよ。
また、5つのアクションが習慣になれば、いつでも「今」が一番キレイな私でいられるはず。楽しくワクワクしながら年齢を重ねていきましょう。