秋冬ファッションを華麗に昇華させる「ヘアアレンジ術」を攻略!
ビビッドな色使いを楽しむ春夏とは違って、どこか重たい印象になってしまいがちな秋冬の装い。そんなときこそコーディネートの一部となって優美なアクセントを添えてくれる“ヘアアレンジ”に、力を入れてみてはいかがでしょうか。
海外のファッション賢者たちのヘアアレンジ術や、2022年秋冬のトレンドを参考にしながら、その日のコンセプトに合わせて印象を変幻自在に操れば、必ずや周りと大きく差をつけることができるはず。
マスクで顔の大半が隠れてしまうことから自ずと髪への意識が高まっている近年だからこそ、アクセサリーを活用しながらヘアアレンジの幅を広げていきましょう!
秋冬のシックな装いを格上げする「垢抜けヘアアレンジ」8選
1. ローポニーテールに黒リボン
後ろ姿でスマートに魅せるなら、シャツドレスやタートルネックとの相性も◎な、後頭部の低い位置で髪をまとめる「ローポニーテール」がおすすめ。
大人でも挑戦しやすい「黒リボン」を結び目にあしらうことで、気品のあるドラマティックな雰囲気を纏うことができ、秋冬らしい素材(ベロアやフェイクレザー)を選べば季節感も一段とアップします。
2. センター分け両側にヘアピン
センター分けにした髪の両サイドにお好みの「ヘアピン」を左右対称につけるだけで、クラシカルな空気感を纏った端正な顔立ちに大変身。
髪の長さに関係なく誰でもテクニック要らずで完成させることができ、ジャケットからドレスまで幅広いジャンルの装いにマッチするのも嬉しいポイントです。
【ワンポイントアドバイス】
センター分けを作る際には、事前にスタイリング剤を髪全体に仕込んでから目の細かいコームで髪を撫でつけるように整え、仕上げにハードスプレーを吹きかけておくことで、気になる浮き毛も長時間ホールドすることができます。
3. ブレイズヘア
90年代のファッションを楽しみたい日に迷わず取り入れたいのが、編み込みを駆使した個性が光る「ブレイズヘア」。
前髪など顔周りだけに小さな三つ編みを作ったり、色鮮やかなリボンを交えながら編み込んだりとアレンジ方法は無限大で、煌びやかなアクセサリーにも引けを取らない主役級の存在感をプラスすることができます。
4. ハーフアップお団子にスカーフ
地味な印象になってしまいがちな黒髪でも、簡単に垢抜けたムードを作り出すことができるのが、「スカーフ」を活用したヘアアレンジ。
高めの位置でハーフアップにしたお団子を作り、結び目に細く折りたたんだスカーフを巻きつけるだけで、360度どの角度から見てもこなれた印象へと変わり、あえて後れ毛を遊ばせながら無造作に仕上げることで、カジュアルな着こなしにも程良く華を添えることができます。
5. 太めカチューシャ
2022年の秋冬らしいスタイリングへと進化させたいときには、華々しい80年代を彷彿とさせるような遊び心を効かせた太めの「カチューシャ」が大活躍。
一点投入するだけで大人の色気を秘めたガーリーな雰囲気を演出することができ、同時に小顔効果まで発揮してくれるため、今すぐ取り入れてみない手はありません。
【ワンポイントアドバイス】
カチューシャの素材やデザイン選びに困ったときには、季節を問わず重宝する「べっ甲柄」「ビジュー」、もしくは秋冬の装いに映える「ベロア」「シルクサテン」「ゴールドスタッズ」「ツイード」「スパンコール」のいずれかを選べば失敗なし。
6. 三つ編みポニーテールにパール付きUピン
高めの位置で「三つ編みポニーテール」を作り、編み込み部分全体に小ぶりな「パール付きUピン」をランダムに差し込んでいくだけで、誰もがつい見入ってしまうアート作品のような仕上がりに。
黒で統一したシックなワントーンコーデに取り入れるだけで、フェミニンな存在感が倍増すること間違いなしなアレンジ術です。
7. フィンガーウェーブ
1980~90年代のレトロ映画に登場する女優のような品格を宿すなら、前髪の表面に大きなうねりを効かせた「フィンガーウェーブ」に決まり。
背筋が伸びるような着物にも似合うクラシカルな仕上がりが特徴で、ボリュームタイプのマスカラでまつ毛上下を大胆に飾れば、フランス人形のようにエレガントな顔立ちを作り出すことができます。
8. ゆる巻きヘアにバンスクリップ
コテでゆるく巻いた髪を後方でルーズにまとめ、大きめの「バンスクリップ」で留めるだけで2022年の今季らしい仕上がりに。
マニッシュなジャケットスタイルや、スポーティーなストリートウェアにも軽やかな抜け感を添えることができます。
いかがでしたか?
大胆な髪のカラーチェンジには踏み出せないという方でも、ひと手間加えるだけで装いを華麗にアップデートすることができる「ヘアアレンジ」。
人に会う予定が増えるホリデーシーズンへ向けて、アイデア次第で無限大に生み出すことができるアレンジを楽しみながら、定番化しがちな髪型をブラッシュアップしていきましょう。