目元が敏感になるわけとは
目元の皮膚は特に薄く、頬の3分の1ともいわれています。そのため、刺激も受けやすく、水分維持力が低いため、乾燥しやすくなっています。
同時に皮膚が薄いために、肌トラブルへとつながってしまうこともあります。例えば、かゆみやクセでこすってしまったり、クレンジングの摩擦で、色素沈着から起こるくすみやシミになることも。
また、スマホやパソコンの長時間使用により目を酷使することで、疲れを蓄積させてしまうことがあります。これによってくすみ、クマができ、老けてみえてしまうこともあります。
目元を扱う際は、摩擦を加えないよう気をつけながら、合間に適度な休息とケアをすることをおすすめします。
クマも原因によって変わってくる
原因によってクマの状態が違うことをご存じでしたか?目の下の皮膚を軽く下げてみると、自分がどのようなクマなのか分かります。
原因も一つではないので、クマがなかなか改善されないわけは、実はほかにあるかもしれませんよ。
茶クマ
茶クマは摩擦による色素沈着が原因といわれています。
クレンジング時の摩擦や、メイクを落とさず放置してしまうことで起こりやすくなります。紫外線を浴びることでも色素沈着してしまうので、目元のUVケアも忘れないようにしましょう。
青クマ
青クマはストレスや睡眠不足など疲れからくる血行不良が原因となります。
通常健康的な血液であれば赤色となりますが、血行不良の場合だと血液が暗い赤色となり、それが透けて青クマにみえます。目元を温めて血行を促進させたり、休息を取るようにしましょう。
黒クマ
黒クマは老化によってできてしまうたるみで、影となることが原因といわれています。
茶クマや青クマと違って、持続的なケアが重要となるので、エイジングケア用品を取り入れたり目の周りの筋肉を動かすのも効果的ですよ。
くすみをなくして、目力を上げるには?
目の周りのガチガチに凝り固まってしまった筋肉を緩ませたり、血行を良くするなどの時短で簡単にできるケアを取り入れていきましょう。
筋肉をほぐすことで目の周りの皮膚も柔らかくし、血行を良くすることでくすみをなくしてくれます。目元が緊張状態であるよりも、リラックスした状態のほうがパッと明るく、目力も上げてくれます。
温める
血行不良によるくすみは、目元を温めることが効果的といわれています。
濡らしたタオルをレンジで温めることで、簡単に蒸しタオルをつくることができます。仕事の合間や朝の洗顔前に活用することで、リラックスできたり目が覚めるので試してみてくださいね。
めぐりズム 蒸気でホットアイマスク
外出先でも手軽に試せて、リラックスできるアイテムといえば、こちらのアイマスクになります。
快適温度は40度、快適時間は約20分なので熱過ぎることなく、じんわり目元を心地よく温めてくれます。ほっと一息つきたいときや、なかなか寝付けないときにも眠りを誘ってくれるので、あらゆる場面で大活躍してくれます。
香りにもいくつか種類があり、無香料からローズ、カモミール、完熟ゆず、森林浴まであるので、自分好みのものや、そのときの気分に合わせて楽しむことができますよ。
メントールインタイプもあるので、クールダウンさせたいときに夏場でも活用できるのは嬉しいですよね。
ツボ押し
目と眉間の間にくぼみがあるので、そこのツボを中指を使って押したり、眉毛の下を親指で押してあげることで疲れがほぐれていきます。
目の周りはデリケートなので、力を加えすぎないよう、気持ちいいと感じる強さでツボ押ししてくださいね。
マッサージ
オイルやアイクリームを使ってすべらせるようにマッサージするのも効果的とされています。マッサージをすることで、むくみの改善や血行促進となります。
ただしクリームなどなにもつけない状態でマッサージをしてしまうと、摩擦によって赤みがでてしまったり、くすみやすくなるので注意してくださいね。
疲れ目を感じさせない
目元がくすんでいたり、くぼんでいるようにみえると暗い印象になってしまいますよね。そのくらい、目元は顔の印象をつくる上で重要となってきます。コロナ禍でマスク生活が続いているからこそ、目元のケアを見直してみましょう。
また、疲れ目を放置させたままにしてしまうと、首や肩の凝り、頭痛などといった体の不調にまでつながってしまうかもしれません。
今回は目元を温めて、血行促進をさせることを重点的にまとめてみましたが、このほかにもさまざまな方法があります。疲れてしまう前に、こまめにケアをして魅力的な目元を目指しましょう!