肌が硬くなる原因
硬くなってしまった肌とは、本来自然に剥がれるはずの角質が溜まっていき、角質に厚みが出ている状態です。感触としては、触ったときにゴワゴワやザラザラを感じることがあります。
角質が溜まり、肌に柔らかさがないと、同じスキンケアをしても浸透せず、いつもと同じ効果を得ることができません。そのため、常に柔らかい肌を保ち続ける必要があります。
まずは、なぜ肌が硬くなってしまうのか原因を見ていきましょう。
保湿が出来ていない
健康的な肌状態は、肌の水分と油分のバランスが取れていて、皮脂膜により水分蒸発を防いでいます。しかし、水分と油分が不足していたり、皮脂膜が失われてしまったりすることで、肌の潤いが保たれず乾燥を引き起こしてしまいます。
そのため、毎日の保湿ケアを行う習慣が大切となります。
ターンオーバーが乱れている
通常28日周期で肌は自然と生まれ変わりますが、肌の新陳代謝がうまくいかず、角質がどんどん溜まっていくことがあります。
ターンオーバーは、紫外線や乾燥など外的要因もありますが、身体の健康状態も影響してくるので、食生活や睡眠などの健康管理も大切です。
紫外線による影響
紫外線は、肌のバリア機能を低下させ、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因となります。そのため、紫外線を多く浴びると、肌の炎症と共に乾燥状態を引き起こし、ターンオーバーの乱れにも繋がります。
紫外線は、乾燥による肌の硬さを引き起こすだけでなく、シミやシワの原因にもなるため注意が必要です。
家にあるもので肌を柔らかくする裏技
肌の硬さを感じ、普段のスキンケアが浸透しにくくなったと感じたら、是非試してほしい裏技があります!今回は、家にあるもので肌を柔らかくする方法をご紹介します。
1. 洗顔
肌のゴワつきが気になると、つい擦りすぎてしまいがちです。しかし、洗顔はいつもより優しく丁寧に行うことをおすすめします。
2. 乳液 or オイル
いつものスキンケアをする前に、お持ちの乳液やオイルを顔に塗布します。肌トラブルがない場合は、肌表面を軽くほぐすようにマッサージをしましょう。
肌を擦りすぎず、乳液やオイルを滑らすようにマッサージをします。
3. ホットタオル
マッサージが終わったらホットタオルを顔に乗せて肌を温めます。
ホットタオルの作り方は簡単。濡らしたフェイスタオルを2回程度絞り、サランラップで1周巻き、レンジで1分弱温めます。
顔に乗せられる温度まで冷ましたら、ホットタオルの完成です。
4. 拭き取り
ホットタオルが冷めてきたと感じたら、乳液やオイルを軽く拭き取りましょう。なるべく擦らず拭き取ることがポイントです。
5. 普段のスキンケア
お肌が温まっている間に普段のスキンケアを行います。肌が柔らかくなっているのでしっかり入れ込みましょう。
おすすめ乳液 or オイルの紹介
乳液やオイルはお持ちのものでいいのですが、マッサージをする場合は伸びがよく、肌の柔らかさが実感出来るものがおすすめです。
ここからは、マッサージに使いやすい乳液やオイルをご紹介いたします。
MARKS&WEB ハーバルオイル
50ml 1,500円(税込)~
体や髪にも使用できる保湿オイルです。天然の精油を配合し、スクワランやホホバオイルが含まれているので、希釈する必要がなくそのまま肌に使用できます。
香りが豊富なので、リラックスできる香りを見つけて使用してみてください。
香り:ゼラニウム/マンダリン/ローズマリー/ペパーミント/カモミール/ラベンダー/ジャスミン/ダマスクローズ
N organic モイスチュア&バランシング セラム
60ml 6,380円(税込)
1本で、美容液・乳液・クリームの役割を担うセラム。スウィートシトラスの精油で、心地よくマッサージをすることができます。
また、植物由来のエキスが豊富に含まれていながらもサラッとした使用感で、マッサージしやすいテクスチャーです。
冬が始まる前に早めの対策を!
肌の硬さをそのままにして冬を過ごしてしまうと、さらに乾燥を感じやすくなり、肌トラブルの原因にもなりかねません。
今のうちから肌を柔らかくするケアを心がけて、スキンケアの馴染みがいい肌状態に整えておきましょう。