目の疲れの原因と気をつけるべきこと
長時間のパソコンやスマートフォン
日々の生活ではパソコンやスマートフォンが欠かせないことも多いですね。これらの画面からはブルーライトが放たれています。
ブルーライトとは青色の光線で、可視光線の中でもエネルギーの高い光線のため、光によって目が疲れやすくなります。
長時間見続けない、こまめに目を休める、画面にブルーライトカットのシートを貼る、ブルーライトカットメガネを活用するなどの対策をしましょう。
車の運転
車の運転は対向車や人の動きに注意したり、看板など視覚から入る情報、姿勢などによって、目の疲れ、首や肩のこりを感じやすいです。
こまめに休憩を入れ、肩や腕をまわしたりストレッチなどをしながら、目元を休めるようにしましょう。
暗いところでの読書、映画鑑賞
明かりの少ないところでの読書や映画鑑賞は作品に集中できますが、目が疲れたり、視力が落ちる原因にもなります。
優しい光の照明を活用して少し明るさを出したり、読む、見る距離なども意識しましょう。
睡眠不足
眼球は骨の内側にある筋肉に支えられており、睡眠時に日中酷使した筋肉を休め、回復させます。
睡眠時間が少ない、眠りが浅い場合はしっかり筋肉が休まっておらず、疲労感を持ち越しやすくなる原因となります。
就寝時間を決めた生活にする、睡眠時間を確保する、アイマスクをするなど目を休めるようにしましょう。
血行不良
パソコンやスマートフォンの使用、車の運転によって目を酷使する、暗いところで読書や映画鑑賞する、睡眠不足が続くと筋肉の疲労、血行不良を招きやすくなります。
血行不良によって酸素や栄養が行き渡りにくくなり、目の下に影のようなクマとなって目立ちます。
目の疲れ、クマをケアする目元ケア法
こんな時は温めケアがおすすめ!
- パソコンやスマートフォンの使用、車の運転などで目の疲れを感じる
- 目の奥から重いような感じがする
- 目がショボショボしたりかすんで視界がすっきりしない
- クマが目立つ
- 疲れるとまぶたがくぼむ
などの場合は目元の温めケアがおすすめです。
簡単温めケア法
フェイスタオルやミニタオルを準備します。タオルを水で濡らして絞り、ラップに包んで50秒ほどレンジで温めます。
食料保存袋などに入れて、熱さを確認しながら目元にのせます。
朝のメイク前、日中の目元の疲れを感じる時、夜の就寝前などにおすすめです。
こんな時は冷やすケアがおすすめ!
- 睡眠不足によって目が充血している
- 日中まぶたが重くシャキッとさせたい
- 前日の飲み過ぎや泣いたあとのまぶたのむくみによる腫れを落ち着かせたい
などの場合は冷やすケアがおすすめです。
簡単冷やしケア法
フェイスタオルやミニタオルを準備します。タオルを氷水でしっかり冷やし、食料保存袋に入れて目元にのせます。または冷たい保冷剤を準備し、タオルに包んで目元にのせます。
朝のメイク前、日中の目元の疲れを感じる時などにおすすめです。
目元マッサージ法
目元のマッサージをおこなう際は、美容オイルやクリームを塗ってからおこないましょう。
(1)中指と薬指の腹を目の下に置き、目頭から目尻に向かってゆっくり10回流す。
(2)中指と薬指でこめかみ周辺をくるくると円を描くように約20秒ほぐす。
(3)中指を目頭と鼻のあいだに置き、痛気持ちいいくらいの強さで3秒プッシュ×5回繰り返す。
(4)眉頭の下のくぼみに中指を置き、上に持ち上げるように3秒プッシュ×5回繰り返す。
(5)目頭の下に薬指、黒目の下に中指、目尻の下に人差し指を置き、優しく2秒プッシュ×5回繰り返す。
強く押さず、軽く圧をかける程度で良いです。
(6)眉頭の下に薬指、眉中の下に中指、眉尻の下に人差し指を置き、眉の筋肉を持ち上げ3秒キープ×5回繰り返します。
目の疲れを感じる、いつもより視界がかすむ、ショボショボすると感じる時は、朝のお出かけ前、仕事の合間、一日の終わりなどに目の周りの血行を高めたり筋肉をほぐしてみてください。
また目の疲れや感じ方によって温めケアと冷やすケアを使い分け、疲れがひどい時は温めケアの後にマッサージ、むくみをすっきりさせたい場合はマッサージの後に冷やすケアを取り入れるのもおすすめです。参考にしてみてください。