痩せるために摂るべき栄養素とは?
コンビニのご飯=太る・体に悪い、というイメージがありますが、実はそんなことはありません。近年はコンビニのメニューも非常に豊富であるため、選び方のコツをつかめば、十分ダイエットにいかせるかと思います。
ぜひ、ダイエット中の参考にしてくださいね!
ダイエット中に意識して摂取したい栄養素とは?
1. 食物繊維
食物繊維は野菜類や海藻類に多く含まれていますが、お腹の中で膨れやすいため満腹感を得やすく、ダイエット中には積極的に摂りたい栄養素です。
また、食物繊維は腸内環境を整える働きもあるため、便秘や肌荒れの予防にも効果的です。
2. たんぱく質
基礎代謝量は、筋肉量に比例するといわれています。たんぱく質は、筋肉を作る材料となるため、ダイエット中は積極的に摂取しましょう。
コンビニ飯は手軽で便利なので、たんぱく質摂取量を増やすために利用しましょう。
また、炭水化物は脳のエネルギー源となり、活力のある1日を過ごすために必要であるため、過度な制限は控えて摂取してくださいね。
栄養士おすすめ!ダイエットにおすすめの「コンビニ飯」
おでん
大根やこんにゃく、ちくわ、卵など、「食物繊維」「たんぱく質」が一度に摂取できるため、おでんはダイエット中におすすめです。
もち巾着には糖質が多く含まれるため、単独で食べることは避け、食物繊維やたんぱく質が豊富な具材と一緒に食べるようにしましょう。
刺し身こんにゃく
こんにゃくの主成分であるグルコマンナンは、腸内でゲル状になり、有害物質を吸着して体外に排出する働きがあります。また、こんにゃくには食物繊維も豊富なため、便通を良くして腸内環境を整えます。
腸内環境が整うと、必要な栄養素がスムーズに消化・吸収され、反対に不要物は排出されやすくなるため、代謝の良い「痩せやすい体」に導くことができます。
ちゃんぽん麺
麺類は太るというイメージがありますが、「具だくさん」なちゃんぽんはダイエット中でもおすすめです。豚肉などのたんぱく質や、食物繊維が豊富な野菜類がたっぷり含まれるため、バランス良く麺類を食べることができます。
食べ始める際は、なるべくちゃんぽんの「野菜から」食べ始めましょう。食後の血糖値上昇を抑えて過度なインスリン分泌を抑えることができるため、ダイエットに役立ちますよ。
生姜スープ
コンビニのスープは、具だくさんであることが多く、ダイエットに役立てるのがおすすめ。中でも「生姜スープ」は、生姜に含まれる「ジンゲロン」という成分が、血流を良くして体を温める働きがあり、代謝を上げるのに効果的です。
肉団子や鶏肉、豆腐など、たんぱく質食品が含まれているスープを選ぶと、満腹感を得やすいため、ダイエット中には特におすすめです。
茶碗蒸し
茶碗蒸しは、「蒸す」調理法であることから、他の卵料理と比較して低カロリーになっています。卵のたんぱく質や、しいたけなどの野菜も含まれているため、ダイエット向きのメニューだといえます。
茶碗蒸しは喉越しが良く、満腹感を得にくいため、一緒に食べるものは「サラダ」や「煮物」など、歯ごたえがあるメニューを選びましょう。
チゲ(鍋)
チゲは、キムチや魚介類、肉、豆腐などの具材を一度に摂取することができます。
キムチに含まれる唐辛子には、脂肪燃焼効果がある「カプサイシン」が含まれるため、ダイエットに役立ちます。また、キムチの乳酸菌は、腸内で善玉菌として腸内環境を整える働きもあり、腸活効果も得られます。
ただし、塩分が高く、むくみを起こす原因になるため、すべて飲み干さないようにしましょう。
焼き鳥
焼き鳥も、実はダイエットに向いているメニューです。鶏の皮の部分や、軟骨、手羽先は脂質が多いため、控えたほうが良いですが、それ以外の部位はたんぱく質を摂取できるため良いかと思います。
野菜の串も取り入れながら、食べてくださいね。
八宝菜
八宝菜は、魚介類やうずら卵のたんぱく質と、野菜類の食物繊維を摂取することができるメニューです。とろみが付いているため、食べごたえがあり満腹感を得やすい点も、嬉しいポイントかと思います。
なるべく具だくさんの八宝菜を選ぶようにしましょう。
焼き鮭
良質な魚のたんぱく質を摂取できる、「焼き鮭」もダイエット中におすすめです。ムニエルやバター焼きなどと違って、シンプルに焼いているだけなので、余分なカロリーや脂質を摂取せずに済みます。
また、鮭には抗酸化成分である「アスタキサンチン」が含まれています。美肌・美白効果があり、アンチエイジングにも役立ちます。
ビタミンCが豊富な「レモン」をかけて食べると、より美容効果を高めることができますよ。
いかがでしたか?
ご紹介したコンビニ飯を、いくつか組み合わせて食べるのも良いかと思います。食物繊維やたんぱく質を中心に、選び方を工夫して、コンビニ飯をダイエットにいかしてみてくださいね。