自分たちの美しさと引き換えに、動物たちを犠牲にしたくない!
ファンデーションを塗った肌が太陽光線を浴びたとき、シャンプーが目に入ったとき、その成分が人間の体にどのような影響を及ぼすのか。製品を開発する上でこのような毒性や刺激性を測るため、動物たちを実験台として行われている「動物実験」。
近年では美容業界においても動物実験を廃止する動きが広まりを見せてはいるものの、未だに大手をはじめとした多くのブランドが動物実験を続け、消費者はそのことを知らずに購入しているというのが現状です。
しかし動物たちを傷つけずに共に幸せに生きていくためには、動物実験を行わない世の中が当たり前になる日まで、私たち消費者が今まで以上にこの問題に真摯に向き合うことで成し遂げられるはず。
まずはコスメを購入する前に、“動物愛護団体から正式に認められたものなのかどうかを確認する”ということから始めてみませんか?
動物愛護団体も認める「クルエルティフリー海外コスメ」5選
1. OLIO E OSSO(オリオ・エ・オッソ) リップスクラブ
創設者が我が子のために安全なバームを作った事をきっかけに始まった、アメリカ生まれのナチュラルコスメブランド「OLIO E OSSO(オリオ・エ・オッソ)」。
「コーヒー豆」「オリーブ」が原材料となっているこちらのリップスクラブは、唇の表面のざらつきや古い角質を取り除きながら滑らかに整え、くすみを取り払ってくれるというものです。
もちろん製造過程で動物実験は行われておらず、防腐剤なども無添加。リップの発色や色もちをUPさせたい方や、唇の皮むけが気になる方、外出先でも手軽に使いたいという方におすすめです。
2. florence by mills(フローレンス・バイ・ミルズ) コズミック シャドウ
Netflixの大人気オリジナルドラマ“ストレンジャー・シングス”でお馴染みの若手女優、Millie Bobby Brown(ミリー・ボビー・ブラウン)が手掛けるビューティーブランド「florence by mills(フローレンス・バイ・ミルズ)」。
製造過程で動物実験を行わず、タルクが含まれていないこちらのアイシャドウは、ひと塗りでピグメントが煌びやかな目元を演出してくれるもので、動物毛ではない肌あたりの優しいヴィーガンブラシが蓋裏に付いています。
真っ白な雪のようにピュアな色味から、鮮やかなブルーまで4種類のカラーラインナップとなっていて、真冬のロマンチックな雰囲気を格上げしてくれること間違いなし。
3. Sunnies Face(サニーズフェイス) グロウボス
動物実験を行わないことや、動物由来の成分を含まないことを掲げている、フィリピン発の人気コスメブランド「Sunnies Face(サニーズフェイス)」。
こちらのスティック状のハイライターは、クリームからパウダーへと変化する質感が特徴で、透明感のある艶肌に仕上げてくれるというものです。直接肌に塗布してから指で軽くタッピングするだけで、自然な立体感や温かみがプラスされて洗練された顔立ちに。
数回塗り重ねることでさらに輝きをUPさせることができ、シェーディングと組み合わせることで、きゅっと引き締まった小顔を叶えてくれます。
4. URBAN DECAY(アーバンディケイ) アイシャドウ プライマー ポーション
これまでのコスメの概念を覆すような斬新かつ画期的な製品が、多くの美容系YouTuberや海外セレブから支持されている、アメリカ発のビューティーブランド「URBAN DECAY(アーバンディケイ)」。
日中のアイシャドウ崩れや発色の物足りなさに悩んでいる方に、胸を張っておすすめしたいこちらのアイシャドウプライマーは、まぶたのくすみを隠しながら、アイシャドウの密着力を高め、つけたての美しさを最大24時間キープしてくれるという逸品です。
自身の肌色に合わせてぴったりのカラーを選ぶことができ、敏感肌さんも安心なヴィーガン処方となっていることに加えて、ファッショナブルな見た目でありながらも動物実験の廃止を宣言していたりと、本当の意味でクリーンなのも特筆すべきポイント。
5. Ere Perez(エレペレス) キャロット カラー ポット
身近な食材や植物のパワーを凝縮した製品が、ウェルネス志向の方たちに絶賛されている、オーストラリア発のナチュラルコスメブランド「Ere Perez(エレペレス)」。
動物実験ゼロ、遺伝子組み換え作物不使用、ナチュラル原料使用、という3つの強いこだわりを持って作られたこちらのマルチバームは、ひとつで目・頬・唇に使うことができるというものです。
「にんじん」から抽出した天然色素とは思えないほど鮮やかな発色で、「アボカドオイル」「キャスターオイル」「ココアバター」など良質な美容成分が肌に潤いを与えてくれるという嬉しい効果も。
肌なじみ抜群なベージュ系から、気分が晴れやかになるようなレッド系など、全色揃えたくなるような6種類のカラーラインナップが取り揃えられています。
いかがでしたか?
ヨーロッパでは動物実験を行ったコスメの販売を2013年より全面禁止するなど、いち早く強い措置を取っていましたが、依然として動物実験を行っている国々が大半を占めているのが現実。
消費者である私たちが慎重にコスメを選ぶことこそが、動物たちに優しい社会を創り上げていくための大きな一歩に繋がるはずです。