家路を急ぎたくなる「パロサント」の魅惑的な香り
かつてはラテンアメリカの先住民たちが“神の樹”と呼び、邪気を払って幸福を呼び込むと崇められていた南米の希少な香木「パロサント」。
樹脂を豊富に含んでいるため濃厚な甘い芳香を放ち、怒りの感情や緊張感を沈めながら心に落ち着きを与えてくれるといわれていることから、近年では「パロサント」の豊潤な香りに癒されながら、自宅でヨガタイムや瞑想を楽しむというのが主流になっています。
さらに在宅ワークが定着したことによって気になるお部屋の生活臭を浄化してくれる働きもあり、クローゼットの中に入れておくことで防虫剤としての効果を発揮してくれたりと、活用方法はまさに無限大。
ただ置いてあるだけでもお部屋のアクセントになってくれるため、ぜひお好みのスタイルで「パロサント」を取り入れて、家から出たくなくなるような快適な空間づくりを目指してみませんか?
幸運を呼び込む香木“パロサント”の香りが堪能できる「ホームフレグランス」5選
1. ADDITION STUDIO(エディション スタジオ) ノイエ ボイド インセンス バーナー トラバーチン
オーストラリアならではの天然素材と、現代的な洗練された感覚やデザインを融合させた製品に定評があるオーガニックブランド「ADDITION STUDIO(エディション スタジオ)」。
こちらの天然の石灰華(トラバーチン)を彫刻して作られたアート作品のようなお香立てには、一本の「パロサント」が付属していて、ただ置いてあるだけでもお部屋の雰囲気を格上げしてくれるという逸品です。
「パロサント」に火を灯さずとも、置いておくだけで軽やかに芳香を楽しむことができて、お香立てはーつとして同じデザインが無いため特別感があるというのが大きな魅力。玄関先に飾っておくだけでも格別な存在感と香りを放ちます。
2. P.F.Candle CO.(ピーエフ・キャンドル) ダスク - 10オンス ソイキャンドル
カリフォルニアの豊かな大自然からインスパイアされた香りを詰め込んだ製品を手掛けている、ロサンゼルス発のホームフレグランスブランド「P.F.Candle CO.(ピーエフ・キャンドル)」。
カリフォルニアの風景を思わせるパッケージが目を引くこちらのキャンドルには、天然由来の「パロサント」「クラリセージ」「アイリス」がブレンドされていて、日が沈んだあとの藍色の空が目の前に広がるようなムード漂う空間を演出してくれます。
100%大豆由来のワックスを原料としているため環境にも優しく、火のゆらめきで心に安らぎを与えてくれます。疲れ切っていた心が洗われるような穏やかな香りが部屋全体に漂って、何気ない日常を特別な瞬間へと変えてくれるはずです。
3. PADDYWAX(パディワックス) ヘイズインセンス パロサント&セージ
日々過ぎていく何気ない瞬間を美しく彩るべく、数多くのルームフレグランスを手掛けている、アメリカ生まれのブランド「PADDYWAX(パディワックス)」。
「パロサント」と「セージ」がブレンドされたこちらのお香は、ガラス製の蓋の部分にスティックを立てて火を灯すと、日々の忙しさをしばし忘れさせてくれるような開放的な芳香が立ち昇ります。
在宅ワークに集中できない時、眠りが浅い夜、不安な気持ちから抜け出せない時はこのお香に火をつける、なんて新習慣を加えてみてはいかがでしょうか?
きっと仕事終わりの瞑想タイムや、ステイホームで煮詰まった時にも大活躍してくれるはず。
4. Danlow(ダンロウ) パロサント スティック
香りや音、流れる時間を感じることで生まれる“温かい時間”という価値を提供するべく、2021年に誕生したホームフレグランスブランド「Danlow(ダンロウ)」。
袋の中にスティック状の「パロサント」が5本入っているこちらの製品は、お香として火を灯して香りを堪能するのはもちろん、燃やさずにクローゼットや車内などに置いて防虫剤や芳香剤として活用したりと、用途に合わせてマルチに使うことができるというものです。
自然木のためそれぞれ色合いや形が異なっていて味があり、香皿の上に乗せておくだけでも存在感は抜群。
その他にも瓶の中に「パロサント」とドライフラワーや樹脂を混ぜ入れてポプリとしてお手洗いに飾ったり、お好みの形に加工してアクセサリーとして身につけたりと、アイデア次第で楽しみ方は無限大に広がります。
5. Luna Sundara(ルナスンダラ) ペルー産 パロサント エッセンシャルオイルPE
アメリカに工房を構える「Luna Sundara(ルナスンダラ)」は、労働条件や環境保護に配慮したアロマテラピー製品を展開しているブランドです。
100%ペルー産の「パロサント」から抽出されたこちらの精油は、希釈して入浴剤やルームスプレーなどとして使用したりと、アレンジの幅を広げてくれる逸品。まろやかな甘さの中にキリッとした苦味が潜んだ神聖でワイルドな香りが、きっと集中力や創造力をサポートしてくれるはず。
いかがでしたか?
「パロサント」は現在ワシントン条約によって保護の対象となっており、無断で伐採することは許されていないため、市場に流通しているものは全て自然に倒木した物のみなのだとか。
また「パロサント」は産地によっても放つ香りが異なるため、ぜひその奥深い違いも楽しんでみてください。