ネイルサロン事情の変化
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コロナウイルスの影響から、ここチェコではネイルサロンの営業停止や条件付き営業など、いくつかの変化がありました。
私自身も、コロナ以前に勤務していたサロンを辞め、現在はアトリエ的一室でホームサロンの形を取っていますが、自宅に招くということもあり、限られた方のみへの施術にしています。
コロナウイルスが広まった当初、突然のサロンの営業停止が言い渡されたので、それまでジェルネイルなどを楽しんでいたお客様たちは、伸ばしっ放しか、自宅で自力でオフをするという選択を余儀なくされました。サロンで出来ることは、ジェルネイルのオフセットを準備したり、使い方の手引きをするというようなこと。
その後、営業再開後でもジェルネイルからポリッシュへ移行されたお客様や、セルフネイルへ移行された方など、多少サロン離れへと繋がりました。また逆に、小規模の個人サロンの利用客が増えたようにもみえました。これは何かの折にお願いできるように、と思いますが、チェコでは人の移動にも制限が付いていましたので、叶わずじまいだったのではないかと思います。
ネイルチップの活用法
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チェコではまだまだ認知度が低いネイルチップですが、このコロナ渦の中じわじわと人気が出ています。ありがたいことに、最近ではオーダーも増えてきていて、逆に遠方のお客様にも利用していただいて助かっています。まさしく、指先にもリモート。
ネイルチップのメリットは、日常的にはネイルができない方がイベント時などに使用したり、結婚式などの大切な日の思い出に残せたり、または数種類のネイルチップでその日のコーディネートに合わせて付け替えたりと、いろいろな使い方ができます。接着テープで繰り返し使うこともできますし、ネイル用の接着剤で継続的に使用することも可能です。
デメリットももちろんあります。ポリッシュやジェルネイルでは、ちょっとした衝撃で取れたり剥げたり、といったことはほぼありませんが、ネイルチップに関しては、引っ掛かって外れやすいリスクもあります。最近の接着テープは強力ではありますが、衛生面での心配もありますので、2~3日ぐらいで付け替えるよう推奨しています。どうしても、取り外しをしなければいけない手間は掛かってしまいます。
新時代のネイルチップ「リモートネイル」って?
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最近のお気に入りが、こちらのスウェーデン発の日本のネイルチップ。その名もリモートネイル。スウェーデン在住のネイリストさんが、歯科医師の協力をもとに開発したユニークなネイルシステムです。
爪の型取りを行い、正確なサイズと形を再現するという代物。ネイルサロンに通えなくとも、自分にぴったりのネイルチップを作る事ができます。
チェコでは、お客様自身に型取りをしてもらうのは難しいかな、と思うので、私は形状記憶のフレキシーというネイルチップを使用しています。薄型のとても使いやすいチップです。温めたり冷やしたりすることで、形を自由に変えることができるので、少しぐらいサイズが合わなくても調節可能です。こうして、ネイルサロンへ直接通えなくとも、色々な方法でネイルを楽しむことができます。
もちろんサロン特有の癒しの場、という機会は減ってしまいますが、常に新しい楽しみ方を見つけるのも悪くないと思いますよ。オンライン会などで、自分専用のネイルチップを自作したり、できたものを見せ合ったり、まだまだ出来ることはたくさんあるはず。
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普段しないようなデザインだって、ネイルチップだからこそ出来るものもあります。また、サロンでオーダーすると、クオリティーの高いデザインもお願いできるでしょう。
ぜひ、この機会に試してみてはいかがでしょうか。