「いつも香りだけで香水を選んでいる」「香水の選び方がわからない」という方は多いのではないでしょうか?
毎日身にまとう香水は、自分の印象を決めると言っても過言ではありません。あなたに合った香水が見つかれば、より一層毎日のお出かけが楽しくなるはずです。
香水の選び方
毎日つける香水だからこそ、自分に合うものを選びたいですよね。まずは、香水選びの基本から一緒に学んでいきましょう。
まずはじめに「どういう目的でつけたいのか」を明確にしましょう。「仕事にも使えるさりげない香りがいい」「セクシーに見せたい」「ここぞという時に使いたい」など、シーンや目的に合わせて考えてみてください。
これだ!という香水が決まったら、手にとって香りを確かめてみることから始めましょう。
通常、1度に嗅ぎ分けられるのは、2~3種類。手首の内側に1~2プッシュし、アルコール分を飛ばします。そして、鼻から少し離して、香りを嗅いでみてください。
肌につけることで体温で温められ、実際に使った時のような自然の香りがたちます。
つけるタイミング
香水は、つけたての香りと、つけて時間が経過した香りに違いがあります。その訳は、様々な香料がブレンドされて作られているから。
つけた直後から10分後に香るのは「トップノート」、30分後~2時間後を「ミドルノート」、そして香りが消えていくまでが「ラストノート」と呼びます。
香りの中心となる「ミドルノート」が感じられるように、良い印象を与えたい30分前に香水をつけるのがベストタイミング。
しかし、商品ごとに香料や香りの立ち方が変わるので、日頃からお気に入りのタイミングを観察しておくことが、効果をアップさせるテクニックです。
つけ方
つけ方にもポイントがあります。
しっかりと香らせたいときは、耳の後ろへ。耳の後ろにつけることで、全身に香りを漂わせることができます。
柔らかく香らせたいときには、ひざ裏や足首がオススメです。皮膚がデリケートな方は、スカートの裾などにさりげなくつけてみて。
試し付けの注意点
ムエットという匂い紙を使ってみるのもおすすめ。その際は、2、3回振ってアルコール分を飛ばしましょう。そうすることで、実際に使った時と同じような自然な香りを楽しめます。
また試す香りの種類は3種類程度に抑えておきましょう。たくさん匂いを嗅いでしまうと嗅覚が疲れてしまい、正確な香りの判断がつかなくなってしまうことも。
体調によっても匂いは変化します。体調が優れない時には試し付けは控えましょう。
香水の保存方法
香水にも使用期限や保存方法があります。なんとなく棚に眠っていませんか?正しい保存方法で、しっかりと効果を発揮させてあげましょう!
香水を保存するときには、直射日光や温度変化の激しい窓際などは避けて保存して下さい。
また空気に触れることで、本来の香りが弱まってしまいます。しっかりとキャップを閉めて、空気に触れないよう心がけましょう。
使用期限
香水は開封したら1年以内を目安に使い切って下さい。未開封の場合は、正しい保管方法で使用期限は約3年と言われています。
外からの雑菌などが入り込んでしまい劣化した香水は、古い油のような匂いがします。なんだか不快な香りがするな、と感じたら無理に使用するのはやめましょう。
また劣化のサインとして、色が変色していることも。中に雑菌やカビが繁殖している可能性もあるため注意が必要です。
香りの持続時間目安
香料には私たちが香水と呼んでいるものから、石鹸などさまざまなタイプがあり、そのベースとなる溶剤や香料の配合料によって持続時間は変わります。
香水
濃度が15~30%と最大量配合のものが香水です。持続時間は5~7時間とされており、濃度が高く少量で長時間香りが続くのが特徴。
家を出る前につけておけば、日中は継続して香りを楽しむことができます。
オードパルファム
濃度は10~15%。持続時間は香水よりも少し短い4~6時間です。しかしこちらも少量で長時間香りを楽しむことができます。
しっかりと香りを感じられるので、普段使い以外にもパーティーなどにも活躍するアイテムです。
コロン
濃度は2~5%。持続時間は1~2時間と短めなので、優しい香りを楽しみたい方におすすめ。
普段は香水をつけないけれど、さりげなく香りを漂わせたいシーンなどにぴったりです。
香水せっけん
配合濃度は1.5~4%で、持続時間は1~2時間前後とされています。全身に使用してもほのかに香る程度の香りが楽しめます、
さりげないライトな香りを楽しみたい時に最適の香水です。
香りをまとって自信の持てるいい女に
今回は上手な香水の使い方や選び方を紹介しました。たくさんの種類がありますが、シーンやタイプによって使い分けてみてくださいね!
香水選びをマスターできれば、さりげない香りをまとういい女になれるはず。自分にぴったりの香水を探してみてくださいね。