“美肌”に見えるベースメイクのポイント
ファンデーションをカバー力重視で選ばない
「美肌=毛穴レス」「美肌=肌トラブルが徹底的にカバーされている肌」という固定概念を持っていませんか?実は、美肌に見えるベースメイクのポイントは、“カバー力重視”でファンデーションを選ばないことなんです。
実際の素肌美人は多少の肌の揺らぎが見え隠れするものであり、ベースメイクないしはファンデーションを上手に選ぶのならば、“塗った後の質感がすっぴんの状態と異なる楽しさを感じる”ことに重きを置いた方がよいです。
ファンデーションは塗るだけで多少の肌トラブルはカバーしてくれるものなので、カバー力だけに捉われることなくファンデーションを選ぶようにしてみてください。
ベースメイクで意識すべきことは質感とキープ力
ベースメイクで美肌に見せたいときは、“質感”と“キープ力”を意識してコスメを選ぶとよいでしょう。何もしていないすっぴん状態の肌よりも、“質感”でなりたい肌のイメージを作り、“キープ力”でなりたい肌の質感を維持することができます。
一般的に「崩れにくい」と言われていても、自分の肌に合うかは個人差があります。自分の肌に合うコスメを探すのも、ベースメイクを楽しむ醍醐味のひとつです。
美肌に変身!ベースメイクのテクニック:土台作り編
まず最初に、朝起きて洗顔後にベースメイクをはじめる際のポイントからご紹介していきます。朝一番のメイクは、その日の気分を決める大切なポイントだと思います。一日をご機嫌に過ごすためにも、ぜひチャレンジしてみてください!
くすみ防止!ピンクのコントロールカラーを仕込む
「夕方になると、お肌がくすんで暗くなった気がする…」という経験をしたことはありませんか?くすみを防止するには、朝一番のベースメイク時に、ピンクのコントロールカラーを仕込むことをおすすめします。
ピンクのコントロールカラーは、お肌にナチュラルな血色感を与えてくれる上に、透明感もプラスしてくれます。特に夕方に疲れとともにくすみやすいのは、目元のまわりのクマが気になるような部分です。
朝一番のベースメイク時に、アイホールとクマが現れる部分に目元を囲むようなイメージでピンクの下地を仕込み、スポンジでよく馴染ませておきましょう。
敏感肌用コスメなら不安定な肌にもフィットする!
2020年は、マスクをつけていなければいけない時間も長く、今迄と違う肌トラブルや肌状態の揺らぎに悩んでいる女性が少なくありません。
お肌の状態が不安定な方におすすめしたいベースメイク選びのポイントは、敏感肌さん用のコスメを活用することです。敏感肌さん用コスメは、お肌に低刺激なだけでなく、肌トラブルの箇所をカバーできるようにカバー力も強化して作られているコスメが多いです。
肌トラブルが気になる方は、ぜひ敏感肌さん向けのベースメイクコスメを選んでみてください。
美肌に変身!ベースメイクのテクニック:メイク直し編
朝一番のベースメイクの仕込み術の次は、メイク直しのポイントをご紹介していきます。
ベースメイクのひび割れは乳液でカバーできる
朝一番のベースメイクのひび割れの原因は、夏場のクーラーによる冷風の影響など“乾燥”からきていることが多いです。朝のベースメイクがひび割れてしまった場合は、乳液を活用すると上手にお直しできます。
特におすすめのお直し方法は、ピンク系の血色感ある乳液で土台をなじませて潤いを与えてから、何も塗っていないスポンジで表面が平らになるように乳液を叩き込み、その上からパウダーをのせる方法です。キレイに整えられるのでおすすめです。
目元のシワはハイライトでカバーする
夕方になって目元が乾燥でシワっぽくなったときには、練りタイプのハイライトで光を与えるのがおすすめです。
乾燥シワをカバーするためには、コンシーラーやパウダーを使うよりも、質感の違うハイライトで光を与えると、輝きとともに潤いも感じられるので、上手に気になる部分をカバーすることができます。
ほうれい線はパウダー+フェイスブラシでくるくるお直しする
夕方になって、ほうれい線にベースメイクがよれて溜まってしまった場合は、フェイスパウダーをフェイスブラシでならすようにつけてお直しすることをおすすめします。フェイスブラシにフェイスパウダーを含んだ後は、フェイスブラシでくるくる円を描くように馴染ませると、上手にカバーできます。
ベースメイクを攻略して美肌を手に入れよう!
ベースメイクがキレイに仕上がっていると、顔全体のメイクのクオリティーが上がってみえます。今回ご紹介したベースメイク方法は、どれも簡単に取り入れられる方法ばかりです。ぜひこの機会に、ベースメイクのポイントをおさえて、美肌を手に入れてみませんか。