自分のお肌に合う化粧品の選び方、知っていますか?
「乾燥肌や脂性肌、混合肌などよくお肌のタイプ別におすすめの化粧品はこれです!」という情報が溢れていますが、「結局自分はこの化粧品があっているのか?」と疑問に思う方も多いはず。
「とりあえず、お肌が潤った感じがするから」「今までずっと使ってきた化粧品だから、変えるタイミングがない」そんな方は、今一度化粧品を見直してみてください。今まで悩まされていたお肌トラブルは、もしかしたら今使っている化粧品が原因の可能性があります。
自分のお肌に合った化粧品の選び方を知っていきましょう。
意外と知らない化粧品の用語・成分を徹底解説
化粧品を選ぶ時に、パッケージに表記されている成分をみていますか?成分を気にして表記をみている方は多いと思いますが、その用語の本当の意味を知っていますか?
意外と知らない用語や成分や、間違って理解している成分もあるはずです。この機会にチェックしてみましょう。
化粧品用語①「天然由来」
天然由来とは、植物や動物から抽出した成分を配合しているという意味です。この単語からお肌に優しいイメージがありますよね。しかし、抽出方法によってお肌への刺激が変わってきます。
従って、同じ天然由来の成分が配合されていても、全てが本当にお肌に優しいとは限りません。抽出方法や製法を記載している化粧品を選びましょう。
化粧品用語②「無添加」
無添加と聞くと、赤ちゃんから敏感肌の方まで誰でも安心して使えるというイメージがありますよね。しかし、それは危険です。実は、「無添加」にはちゃんとした定義がありません。
肌へのアレルギーやトラブルが起きる可能性がある102種類の成分が入っていなければ、「無添加」と表記してよい決まりとなっています。従って、本当の意味での「無添加」でない化粧品も中にはあります。選ぶ際に十分注意しましょう。
化粧品用語③「自然派」
「自然派」と表記されている化粧品は、天然成分を配合しているという意味です。しかし、その化粧品に含まれている全ての成分が天然由来のものであるという意味ではありません。1つでも2つでも天然由来の成分が入っていれば「自然派」と表記することが可能です。
つまり、自然派化粧品には、化学合成成分が配合されている可能性があります。十分注意しましょう。
自分のお肌に合う化粧品を選ぶポイント5選
今使用している化粧品は、どのように選びましたか?インターネットの口コミで高評価だったから、友達や家族から勧められたからなどの理由の方が多いのではないでしょうか。
スキンケア用品や、化粧下地・ファンデーションは、お肌によって選ぶ基準が大きく異なります。従ってお肌に直接塗る化粧品は、特に慎重に選ぶべきです。今使っている化粧品を今一度見直していきましょう。
それでは、自分に合う化粧品を選ぶポイント5選をご紹介します。
値段をみて選ぶ
値段で選ぶのは、当たり前ではないかと思われる方も多いですが、これは、高価な化粧品を選びましょうという意味ではありません。高価な化粧品だからお肌に良いとは限りません。
一番重要視するべきなのは、自分のお肌に合うかどうかです。惜しみなく使えるプチプラのものから、お肌にあう化粧品を見つけていくと良いでしょう。
肌質を考慮する
「乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌」の中で、あなたはどのタイプか知っていますか?洗顔後に何もつけない状態で10分程度放置した後のお肌で、自分がどの肌質であるかチェックしてみましょう。
成分で選ぶ
合成界面活性剤や、防腐剤、着色料など、お肌に刺激が強い成分が含まれていないものを選びましょう。アルコールや殺菌剤が配合されている化粧品もお肌に負担をかけてしまうので、成分を見極められる目を養いましょう。
季節ごとに化粧品を変える
乾燥肌の方は、特に冬の季節は、保湿力の高い化粧品に切り替える必要があります。一方、脂性肌の方は、夏に近づき気温や湿度が高くなってきたら、水分をお肌に入れ込んでいく必要があります。
しかし、その日によってお肌の状態は変わります。その日の自分のお肌の状態に合わせて必要なものを補っていくことが、何よりも重要なポイントです。
分からない時は、カウンセリングを受ける
その時の自分のお肌状態にあわせた化粧品を選ぶことは、非常に難しいです。そこで、自分では分からない時は、プロに自分のお肌状態を診断してもらいましょう。自分の肌質やお肌トラブルの改善方法を教えてくれるので、一番確実な方法です。
ポイントを押さえて、お肌に合う化粧品を見つけましょう
いかがでしたか?今回は、自分のお肌にあう化粧品の選び方について解説しました。化粧品の用語を正しく理解するだけでも、今後化粧品を選ぶ時に、お肌に刺激の少ないものを選ぶことができるようになります。
化粧品を選ぶ時に重要なことは、「今の自分のお肌に合っているかどうか?」です。何となく化粧品を選んでいると、知らず知らずのうちにその化粧品がお肌トラブルの原因となっていたということが非常に多くあります。
あなたも、自分のお肌に合った化粧品を探してみませんか?