日焼け止めの選び方
日焼け止め商品にはSPFとPAというのが必ず書いてありますが、それぞれがどのような効果があるのかを知らないまま、ただ数値が高いものや+が多いものを選んでいませんか?
SPFとPAが何に効果があるのかを知っているだけで、使うシーンに合わせて適切な日焼け止めを選ぶことができますし、最終的には、肌に負担の少ない日焼け止めを選ぶことにもつながってきます。
なので、まずはSPFとPAの特徴を理解した上で、TPOに合わせて使い分けるのが美肌への近道になります。
SPFとは?
SPFというのは“Sun Protection Factor”の略で、紫外線B波の防止効果を数値で表しているものになります。
紫外線B波というのは、7月から8月の夏時期に強く地表に降り注ぐ紫外線で、皮膚表面に与えるダメージが強いのが特徴です。
例えば、夏に海水浴に行ったら火傷したみたいに肌がヒリヒリして赤くなったり、真っ黒になったりすると思いますが、それが紫外線B波による症状になります。
SPFはその紫外線B波を防ぐためのもので、数字が高くなればなるほど効果が高まります。現在は50という数値が一番高い数値になりますので、炎天下で1日過ごすことが多い方はSPF50を使うのがおすすめです。
逆に、日中、デスクワークをしている方や、部屋で過ごすことが多い方はSPFは低くても構いません。
PAとは?
PAというのは“Protection grade of UVA”の略で、紫外線A波の防止効果を+で表しているものになります。
紫外線A波というのは、一年中降り注いでいるので弱くなる季節がないのですが、最も増えるのが春から夏時期と言われています。
この紫外線の特徴は皮膚表面に与えるダメージは少ないのに対し、“皮膚内部に与えるダメージが大きい”というところです。
紫外線B波と違って、いくら紫外線A波を浴びてもヒリヒリしたり火傷みたいに赤くただれることがありません。浴びているという自覚症状がないので、いつの間にか肌が黒くなっているというのがこの紫外線の特徴です。
実は地表に降り注いでいる紫外線のうち、約9割がこの紫外線A波と言われています。紫外線A波は透過度が高く、窓から入ってくる紫外線なので、部屋の中にいても気をつけなければならない紫外線になります。
この紫外線を防止する効果があるのがPAになります。+の数が多くなるほど、防止効果が高くなります。
日中外にいることが多い方だと+の数が多いのがおすすめですが、例えば長時間ドライブをする時や日差しがよく当たる窓際で過ごすことが多い場合も、紫外線A波の影響を受けやすいので+の数値が多いものを選ぶのが良いでしょう。
逆に、部屋の中にいて、直接日差しを浴びない場所で過ごす場合は+の数が少なくても構いません。
SOFINA iP「UVレジスト リッチクリーム」の魅力
こちらはSPF50+/PA++++で、炎天下の中でずっと過ごす方で日焼け対策をしたい方から、部屋の中で過ごす時に日焼け対策をしたい方にも使えるアイテムになります。
テクスチャーはスキンケアのクリームみたいな感じですが、塗った時に肌に均一の膜を張ってくれるので、強力に紫外線カットをしてくれるのが特徴です。
また、スキンケア効果がある保湿成分が入っているので、日焼け止めの独特な軋み感がないのが使いやすいです。
筆者がこのアイテムで気に入っているところは、保湿力が高いところと日焼け止めをつけている感覚がないところです。
こっくりしたクリームなので肌がしっとりしてくれるのと、フローラル系の香りがするので日焼け止めをつけている感覚がなく、スキンケアの延長のような仕上がりになるところが使いやすいです。
筆者の場合はおうちにいる時はほとんど化粧をしないので、スキンケアをした後にこのUVレジストをつけるようにしています。
スキンケア感覚で日焼け対策ができるので、日焼け止めが苦手な方にも使いやすいですよ。
まとめ
いかがでしたか?春から夏にかけての紫外線は肌の老化に繋がりやすいので、ちゃんと日焼け止めをつけて紫外線から肌を守ることが大切です。
この時期にあった日焼け止めを選んだり、塗りムラが起きない塗り方を意識することでより質の高いUVケアになりますので、ぜひ参考にしてみてください。