ちゃんと眠れてる?
肌のターンオーバーを活発にし、新しい肌に生まれ変わらせることが美肌の秘訣。そのターンオーバーを活発にするポイントは、良質な睡眠なんです。さて、あなたはちゃんと眠れていますか?
まずは、睡眠を十分にとれているかここでチェックしてみましょう。
- 寝る時間・起きる時間がだいたい決まっている
- 朝の目覚めが良い
- 午前中に眠気を感じることはない
- 朝起きたらお腹が空いている
すべてに「YES」と答えられる人は、良質な睡眠がとれている証拠。睡眠は長く寝れば良いわけではなく、睡眠の質を高めることが美肌効果につながります。
では、睡眠と美肌の関係について見ていきましょう。
高価な化粧品よりスゴイ!睡眠による美肌効果
毎日遅くまで仕事をしている女性や、家事や育児で寝る暇がない女性は、今すぐ睡眠習慣を見直してみて。睡眠不足は美肌の大敵です。
睡眠不足になると疲れやストレスが改善されず、自律神経のバランスが乱れてしまいます。自律神経を整えることは、睡眠の質を高める上で外せないポイント。美肌づくりには、良質な睡眠が必要なのです。
では、なぜ良質な睡眠が美肌をつくるのでしょうか?
良質な睡眠をとると、寝ている間に「成長ホルモン」が分泌され、肌トラブルを改善したり、肌のターンオーバーを活発にしたりすることで美肌効果を高めてくれます。
高価な化粧品でスキンケアをするよりも、良質な睡眠をとることのほうが美肌づくりに有効な場合もあるのです。睡眠は、まさに「最高の美容法」といえるでしょう。
美肌&アンチエイジングに効く睡眠習慣
良質な睡眠をとることは、美肌だけでなくアンチエイジング効果も期待できます。いつまでも美しさを保っている女性は、睡眠習慣が整っている可能性が高いのです。では、どのような睡眠習慣が美肌効果を高めてくれるのか解説していきます。
睡眠時間の目安は7時間
美肌やアンチエイジング効果を高める睡眠習慣は、何といっても十分な睡眠時間を確保すること。目安としては、7時間くらいの睡眠をコンスタントにとっていく必要があります。
睡眠不足は蓄積されていくので、毎日できるだけ十分な睡眠をとることが大切です。
「平日は4時間程度の睡眠だけど、休日だけお昼まで寝ている」という不規則な睡眠習慣は自律神経のバランスが乱れやすく、睡眠の質が下がる原因になります。毎日は無理でも、2~3日に1回はしっかりと7時間寝るように調整するようにしてくださいね。
もし休日に睡眠不足を解消する場合には、遅くまで寝ているのではなく、昼寝をするのがオススメです。できるだけ毎日決まった時間に起きる習慣が大切です。
入眠から3時間がゴールデンタイム
美肌のためには、22~2時の間のゴールデンタイムに眠っていることが大事だと言われていましたが、この情報は古くなってきています。最近では、入眠から3時間がゴールデンタイムだと言われているので、入眠直後が重要なポイント。
とくにコアな時間帯が、入眠から90分間。この90分間に成長ホルモンや女性ホルモンが多く分泌されると言われているため、しっかりと良質な睡眠をとるように心がけましょう。
たとえば、パートナーが寝るときに起こされないよう工夫するなど、90分間は目が覚めないようにすることが大切です。
寝る2時間前に入浴
美肌づくりのために睡眠の質を高めるには、寝る2時間前に入浴することが効果的です。入浴によって体が温まった後、少しずつ深部体温が下がっていくときに眠気を感じます。このタイミングでベッドに入ることが、睡眠の質を高めるポイントの1つ。
38~40℃くらいのぬるめのお風呂に15分くらい浸かり、じっくり体を温めましょう。冬だけでなく、夏でも湯船で温まることが安眠効果を高めます。
就寝前はアロマでリラックス
寝る直前までスマホやパソコンをいじっていると、ブルーライトによって安眠効果を妨げてしまいます。そのため、就寝前はスマホやパソコンの使用を控え、リラックスして過ごすようにしましょう。
アロマオイルの香りでリラックスすれば、安眠効果もアップすることでしょう。リラックス効果のあるアロマは、バレリアンやオレンジスイートがおすすめです。
睡眠環境を整える
質の高い睡眠をとるには、寝室の環境を整えることが大切です。快適な睡眠環境に整えることで、自然と安眠効果が高まります。
快適な寝室の温度は21~23℃と言われ、湿度は50~55%が快適だと言われています。また、清潔で肌ざわりの良い寝具にもこだわってみると、上質な睡眠をとることができるでしょう。
美肌をつくる睡眠習慣をはじめよう!
美肌と睡眠の関係についてご紹介しました。睡眠時間だけでなく、睡眠の質を高めることが美肌効果につながります。睡眠中の「成長ホルモン」の分泌を増やし、ターンオーバーを活発にさせて美肌をつくっていきましょう。
美肌づくりには、睡眠習慣を見直すことが大切ですよ。