もっと足を長く見せたい!
ミニスカートやスリムパンツをきれいに着こなすには、長くすらっと伸びた美脚が欠かせません。それなのに、鏡に映る姿はどこかパっとしない。そんなスタイルの悩みを抱えていませんか?
足を細くするだけでは、本当の美脚を目指すことができません。足が細いだけでなく、長くすらっとした美脚になりたいですよね。
実際のところ、「身長」や「足の長さ」を変えることはできませんが、今よりもっと足を長く見せることは可能です。今回は、今よりもっと足を長く見せるコツについてご紹介します。
足を長く見せるコツ
足を長く見せるコツは、3つあります。この3つをクリアできれば、今よりもっと足を長く見せることができますよ。
ヒップアップする
足を長く見せるコツは、ヒップアップすること。お尻が垂れているとお尻のお肉で足を隠してしまい、足が短く見えます。そのため、ヒップアップすればお尻がキュっと持ち上がり、足を長く見せることができます。
日頃の運動不足や悪い姿勢、また加齢などによってお尻は垂れやすくなるため、ヒップアップエクササイズをして足を長く見せましょう。
体のゆがみを改善する
お尻が垂れてしまうのは、お尻の筋肉が衰えているから。お尻の筋肉が衰えると「骨盤」や「足」などにゆがみが生じやすくなり、足が短く見えてしまいます。
そのため、足長美脚を目指すなら「お尻」は無視できない重要な部位。骨盤や足のゆがみを改善するストレッチをするとともに、お尻の筋肉を鍛えて体のゆがみを予防していきましょう。
足を引き締める
足を細く引き締めれば、縦と横の比率によって足が長く見えますよね。とくに、太くなりやすい「太もも」を細くすれば、足が細長く見えます。そのためには、太ももの脂肪を落とすことが大事。
また、露出することが多い「ふくらはぎ」は、一番太い部分が上のほうにあるほど足が長く見えます。つまり、理想的なふくらはぎは、下のほうはキュっと引き締まっていて、筋肉の盛り上がりが上のほうにあること。
そのためには、ふくらはぎの「むくみ」や「脂肪」を改善し、筋肉を鍛えることで足を長く見せることができます。
足長効果のあるストレッチ
足を長く見せるには、体のゆがみを改善したり、むくみを解消したりすることが効果的。また、使った筋肉をほぐすことで筋肉太りの予防・改善につながります。足長効果を期待するなら、これらに効果的なストレッチを取り入れましょう。
ゆがみを改善するストレッチ
足を短く見せてしまうのが、骨盤と足のゆがみ。日頃の歩き方や姿勢などによって体にゆがみが生じると、血行不良を招いて足や体が太りやすくなるというデメリットも。ゆがみを改善することは、足長効果だけでなく痩せやすくなる効果も期待できます。
「骨盤」と「足」のゆがみを解消するストレッチのやり方
- 仰向けになり、両手で片足の膝を抱えて胸に引き寄せます。
- 20秒キープしたら、反対の足も同様に行います。
- 足裏同士をくっつけて、足でひし形をつくり両膝を横に開きます。
- 膝を床に近づけて、そのまま20秒キープします。
骨盤と足のゆがみを改善し、股関節をやわらかくする効果のあるストレッチです。
足の筋肉をほぐすストレッチ
ヒールをよく履く人や歩き方に癖がある人は、筋肉のつき方が偏ってしまうことがあります。本来つくべき場所に筋肉がつかないと、足のバランスが悪くなって足が短く見えてしまう場合も。使った筋肉をほぐすことで筋肉がやわらかくなり、筋肉太りを改善できます。
「太もも」と「ふくらはぎ」の筋肉をほぐすストレッチのやり方
- 片足だけ正座のように膝を曲げ、そのまま仰向けになります。
- 太ももの前側が伸びているのを感じましょう。
- 20秒キープしたら、反対の足も同様に行います。
- 次に、両足を前に伸ばし、床に座ります。
- つま先を自分のほうに向け、ふくらはぎが伸びているのを感じましょう。
- そのまま10秒キープ。
日常生活でよく使う「太ももの前側」と「ふくらはぎ」の筋肉をほぐすストレッチです。太ももストレッチは、立った状態で行ってもOKです。
むくみを解消するストレッチ
足のむくみは足太りの大きな原因。むくみがあるとリンパや血液の流れが悪くなり、足の脂肪が落ちにくくなります。足が太いと短く見えてしまうため、むくみをスッキリ解消して脚やせすれば、足長効果が期待できます。
足のむくみを解消する「サギのポーズ」のやり方
- 床に座り、片方の足は伸ばします。
- もう片方の足の足裏を両手で持ちます。
- そのまま足を持ち上げて、膝裏を伸ばしましょう。
足の後ろ側をストレッチすることで、足のリンパや血液の流れが良くなり、むくみを解消できます。
足長効果のあるエクササイズ
足を長く見せるには、お尻の筋肉を鍛えるエクササイズがポイントになります。それに加えて、ふくらはぎを引き締めたり、太ももを細くしたりすることで足長効果が期待できます。
お尻の筋肉を鍛えるエクササイズ
お尻の筋肉は、日頃の生活ではなかなか使わない筋肉。そのため筋肉が衰えやすく、何もしないと垂れやすい部位なのです。お尻が垂れていると足が短く見えるため、エクササイズでヒップアップしていきましょう。
ヒップアップエクササイズのやり方
- 仰向けになり、両足をそろえて膝を立てます。
- お尻を上げて、膝から肩までが一直線になるようにします。
- お尻を下ろし、床につく前に再びお尻を上げます。
- これを20~30回くり返しましょう。
- 最後は、お尻を上げた状態で5~10秒キープして下ろします。
お尻を上げすぎるとお尻の筋肉を鍛えることができないため、膝から肩までが一直線になる位置まで上げることがポイント。膝が開かないように注意しましょう。
ふくらはぎを引き締めるエクササイズ
ふくらはぎは、日頃の生活でも意外と使っている筋肉。ただし、歩き方が悪いと偏った筋肉になりがちな部位です。使った筋肉は先ほどのストレッチでほぐし、正しい位置に筋肉をつけるためにエクササイズを行いましょう。
かかと上げエクササイズのやり方
- 階段や段差の上に立ち、かかとが段差からはみ出る位置に立ちます。
- 手すりなどにつかまり、かかとを段差より下まで下げます。
- かかとを持ち上げて、つま先立ちをします。
- これを10回くり返しましょう。
ふくらはぎの筋肉は発達しやすいため、やり過ぎには注意しましょう。
太ももの脂肪を落とすエクササイズ
足を長く見せるには、太ももの脂肪を落として細くすることが大事。太ももには脂肪がつきやすく、むくみも併発している場合が多いです。そのため、むくみ解消ストレッチと並行してエクササイズを行いましょう。
ワイドスタンススクワットのやり方
- 足を肩幅よりも広めに開いて立ちます。
- つま先をななめ外側に向け、つま先の方向へ膝を曲げていきます。
- 太ももが床と平行になるまで曲げ、内ももに刺激が加わっていることを意識しましょう。
- ゆっくりと戻し、20回くり返します。
太ももの脂肪を燃焼させるには、内ももを鍛える効果のある「ワイドスタンススクワット」が効果的です。
足を長く見せるストレッチ&エクササイズですらっと美脚!
足長効果のあるストレッチとエクササイズをご紹介しました。むくみや脂肪、筋肉太りなどを改善して足を細くするとともに、体のゆがみを解消すれば足を長く見せることができます。
すらっとした美脚を目指して頑張りましょう!