たまにはお肌をお休みに……手抜きメイクのメリット
肌の負担を減らしてあげられる
毎日のモーニングルーティンに欠かせないメイク。でもたまには、「肌をお休みさせてあげたい！」と思ったり、「しっかりメイクする時間がない！」という日もありますよね。
そんな時には、ちょっと手を抜いてもメイクしている“風”に魅せてあげられる手抜きメイクがおすすめです。
手抜きメイクではしっかりとベースメイクを作り込んだり、アイラインやマスカラなどをしっかり塗ったりしません。気になる部分にだけ最低限のメイクを施すので、肌の負担を減らしてあげることができます。
毎日しっかりファンデーションを使ってベースメイクをしていると、どうしても肌荒れや毛穴のつまりなどの原因になってしまいやすいものです。アイメイクやマスカラなども、薄くて繊細な皮膚やまつ毛に負担をかけてしまい、シワやシミ、まつ毛が抜けてしまうなどのトラブルの原因になってしまいます。
肌を綺麗に魅せるためのメイクで、肌に負担をかけてしまっていては本末転倒ですよね。たまにはしっかりメイクをしない日を設けて、肌がお休みできる日を増やしてあげるのも良いでしょう。
寝坊しちゃった日の時短にも！
手抜きメイクはその名の通り、いつものしっかりメイクよりも手間を減らして手抜きしたメイクになっています。使うアイテムも最低限、手数も少なく済みますので、寝坊してメイクする時間が確保できない朝におすすめです。
メイクには素肌をより美しく見せたり、血色がよく健康的に見せてあげたりする目的があります。肌の色を明るく見せて、目もとや口もとにツヤを与え、頬に健康的な血色を与えることができればメイクとしては充分だといえるでしょう。
手抜きメイクではこれらの最低限のパーツに最低限のメイクをしてあげることで、効率的にメイクしている“風”に見せることができます。
自分の素肌を好きになれる
手抜きメイクでは基本的にファンデーションを使用しません。コンシーラーを使って気になる部分だけをしっかりカバーして、素肌を魅力的に魅せることでベースメイクにかける時間を節約することを目指します。
ノーファンデメイクというと素肌にあまり自信がない方にとっては不安に思えるかもしれませんが、ちょっとしたコツをおさえるだけで、素肌を充分魅力的に魅せてあげることができます。手間をかけずに素肌を綺麗に見せてあげられれば、自分自身の素肌にもっと自信を持つことができるようになって、自分の素肌を好きになることができます。
すべてのパーツを作り込んで仕上げる“しっかりメイク”だけが魅力的なメイクではありません。時短だけじゃない、意外な魅力がたくさんある“手抜きメイク”で、自分の素肌をもっと愛してあげましょう！
手を抜いても上品＆ハンサムに！手抜きメイクテクニック
ベースメイクはほぼ保湿＆コンシーラーのみ
手抜きメイクにおすすめなのが、ファンデーションを使わないベースメイク。いわゆる“ノーファンデメイク”です。ノーファンデメイクというとほとんどすっぴんみたいなイメージがどうしてもあって、「肌が綺麗な人しか許されないものでは？」と尻込みしてしまいがちですが、それは誤解。ノーファンデメイクの極意は、“隠すところはしっかり隠す”ことです。
まず最初に保湿はしっかりしておくようにしましょう。ノーファンデメイクはツヤ感が重要ですので、潤いのある素肌にしておくことは必須。更に、メイク下地はしっかりムラなく塗っておくようにしましょう。カラーコントロール機能のある下地なら、肌をより明るく理想的な仕上がりに見せてくれます。
下地を塗ったら、クマやくすみ、赤み、そばかすなどが気になる部分にだけコンシーラーを塗って隠すようにします。隠したいところをしっかり隠したら、フェイスパウダーを上から重ねて仕上げれば完成！適宜頬骨の高い部分や鼻筋などにハイライトをのせてあげれば、更にツヤのある明るい仕上がりになりますよ。
眉なしさんは眉毛だけは描いてあげて
ポイントメイクに入る前に気をつけたいのが、眉。剃ってしまっているという方も少なくないので、眉を描くことだけは忘れないようにしましょう。
とはいえ、意外と面倒なのが眉を描く工程。どうしても手を抜きたい時には、「眉ティント」などを活用するようにしましょう。前日に眉を描いておいて翌日にはがすだけで完璧な眉毛に仕上げてくれるので、眉なしさんにおすすめです！
アイメイクは単色アイシャドウ＆目尻にだけアイライン
一番手間をかけるという女性が多いアイメイク。時間ももちろんかかりやすいので、手抜きメイクの時にはできるだけ簡単に仕上げたいですよね。
手抜きメイクのアイメイクは、思い切って大胆なシンプルスタイルにしちゃいましょう。肌なじみの良いベージュ系やブラウン系の明るめカラーのアイシャドウをアイホール全体に広げたら、目尻にだけアイラインを引きます。これだけでOK！
目もとを明るく見せてあげて、アイラインさえ引いてあげれば「メイクしてます」感が出るのでおすすめです。また、アイラインも全体に引かなくても、目尻に引いてあげるだけで印象的な目もとに仕上がります。
アイシャドウはクリームタイプやリキッドタイプのものを選ぶと肌にしっとり馴染みやすく、指で広げられるので手間も抑えられます。シアーな仕上がりで素肌を色っぽく魅せてくれるのも好感度大！
血色の良い方はチークなしでもOK！
手抜きメイクで済ませたい日には、チークもサボっちゃいましょう。血色の良い方なら、チークなしでも充分明るい表情に見えるはずです。
特に、ノーファンデメイクの場合は素肌の色がシアーに透けて見えるので、素肌の血色を活かすことができます。顔色が気になる場合は軽くチークをのせた方が明るいトーンに見えるかもしれませんが、特に気にならない場合はチークなしでOKです。
色付きリップを最大限に活用！
リップメイクも思い切ってシンプルに。手抜きメイクで役立つのが、色付きのリップクリームです。現在ではルージュやリップグロス、リップティント並みの上品な発色のアイテムが数々リリースされていますので、最大限に活用しましょう。
色付きリップなら唇に潤いを与える役割も果たしてくれるので、下地用のリップクリームを塗ってその上からルージュを塗って……なんてややこしい手間もなしです！
シアーな雰囲気の手抜きメイクで今日は肌に休暇を！
素肌を活かしながら気になる部分だけをしっかり隠していくことで 、時短もお肌のお休みも可能になる手抜きメイク。そのシアーでナチュラルな仕上がりは、自分の素肌をもっと愛してあげるきっかけにもなりそうです。
手抜きには見えない手抜きメイクで、今日は大切な肌に休暇を与えてあげませんか？
