秋は夏のテカリから脱却!でもベースメイクは油断大敵?
涼しくなってもテカリが気になるのは何故?
秋冬は肌が乾燥しやすい季節。夏場に気になっていたテカリからは解放される!と安心している方も少なくないかと思いますが、「乾燥しているはずなのに、テカリやヨレが気になる!」という方も多いのではないでしょうか?
「乾燥肌なのに、なんでテカリが気になるの?」「朝は乾燥してたのに、夕方になるとメイク崩れがひどい」といったメイク悩みの原因は、他でもない乾燥なんです。
乾燥してるのに、テカリ?とお思いかもしれませんが、肌は乾燥しすぎてしまうと、自己防衛として皮脂を自ら分泌してしまいます。しっかり保湿していても、乾燥肌がひどいとテカリが気になってしまうこともあるんです。
特にTゾーンなど、テカリが気になるからといって保湿ケアを怠ってしまうと、かえってテカってしまうかもしれませんので注意が必要です。
乾燥ですぐカサカサ……ベースメイクで解決できる?
あまりにひどい乾燥肌だと、メイクをするのも難しいこともありますよね。カサカサの粉ふき肌になってしまうと、ベースメイクをしても凹凸ができてしまって綺麗に仕上がりません。
粉ふき肌の原因は、乾燥ではがれてしまった未熟な角質。乾燥によって肌の代謝が乱れてしまい、未熟な角質が肌の表面に浮き上がってきてしまうんです。それらが摩擦などによって刺激されると、ボロボロとはがれてしまいます。これがカサカサ粉ふき肌の原因です。
カサカサの肌でも、しっかりとした保湿ケアとベースメイクへの工夫で、綺麗にメイクを仕上げることができます。そして、ベースメイクでの乾燥対策さえしておけば、秋冬のテカリ肌の予防にも繋がります。まずは秋冬のベースメイクのポイントを確認していきましょう!
秋冬の肌悩みを撃退!ベースメイク5ステップ
メイク前の保湿ケアは丁寧に
メイクの前に、まず重要になるのが保湿ケア。洗顔後の肌にしっかりと保湿をしていきましょう。化粧水や乳液はもちろん、最後にクリームを塗ってうるおいを肌に閉じ込めましょう。
化粧水や乳液は、塗ったら手のひらで顔を包み込むようにしてハンドプレスをします。乾燥がひどくて乳液などが塗りにくいと感じたら、コットンを使うのも◎。化粧水にしかコットンは使わないという方が多いかと思いますが、乳液を塗る時もコットンを使ってみましょう。
保湿ケアが終わったら、少なくとも5分はそのまま放置。保湿ケア後にすぐメイクをしてしまうと、クリームや乳液が肌に馴染み切っていないのでメイクが浮いてしまい、メイク崩れの原因になってしまいます。5分経ったら、ティシューで軽く肌をおさえて余分な油分や皮脂を取り除きましょう。
保湿力高めのメイク下地はマスト!
保湿ケアが完了したら、いよいよメイク下地をのせていきます。メイク下地は保湿力高めのものや、余分な皮脂を抑えてくれる効果を持っているものを選ぶようにしましょう。
ここでおすすめしたいのが、滑らかなテクスチャのバームタイプのクリームをメイク下地代わりに使うこと。一般的なクリームや保湿系のメイク下地よりも保湿力が高いので、特に乾燥が気になる時には役立ってくれますよ。
気になるところにだけコンシーラーを仕込んで
ファンデーションを塗っていく前に、気になるところにだけコンシーラーを仕込んでおきます。クマやくすみ、シミなどが気になるところにだけ前もって塗っておくようにしましょう。
コンシーラーで気になる部分をカバーしておくことで、ファンデーションを薄く仕上げることができるので、メイク崩れの予防に繋がります。
ファンデーションは薄塗りが基本
秋冬のベースメイクのファンデーションは薄塗りが基本。しっかり塗りすぎてしまうと、メイク崩れの原因になってしまいます。テカリが気になる方は、マットに仕上げたくてパウダーファンデを選ぶことが多いかもしれませんが、秋冬はより保湿力の高いリキッドタイプかクリームタイプのファンデーションを選ぶのがおすすめです。
乾燥がひどい肌には、指を使って薄く塗っていくようにしましょう。必要な分を手の甲などに取って、少しずつ肌にのせてからトントンと優しく叩き込むようにして広げていきます。リキッドファンデに乳液や美容オイルなどを混ぜて使えば、より保湿効果が長持ちするでしょう。
ハンドプレスでファンデをしっかり密着
仕上げに、手のひらで顔を包み込むようにしてハンドプレスしていきましょう。手のひらで肌を温めてぎゅっと抑え込むことで、ファンデーションと肌をしっかりとFIXすることができます。小鼻や鼻筋の横などは指先でおさえて馴染ませていきましょう。
最後に、フェイスパウダーで肌の表面を滑らかに仕上げたら完成!
秋冬ベースメイクでいつも綺麗な私に
秋冬の乾燥肌やテカリ肌は、ベースメイクにひと手間かけるだけで充分予防することができます。パウダーファンデを重ねたりしてむやみにメイクでごまかそうとする前に、今のベースメイクの方法を見直してみてくださいね。
丁寧な保湿ケアとベースメイクで、乾燥厳しい秋冬でも綺麗な肌を手に入れましょう!