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髪の色を暗くしたい!トーンダウンする際の基礎知識


明るい髪を暗くする〈トーンダウン〉する場合


明るい髪を暗くする
出典:GODMake.

せっかく暗く染めても、ベースがかなり明るかった場合は、色落ちが早くまたすぐに明るくなってしまいます。ダメージや金銭的なことを考えても、できるだけそう頻繁には染めたくありませんよね。


そして、暗くても色味を感じて楽しみたい、という場合もあれば、自然なブラウンにしたい、とか、地毛に馴染むようにしたい、という場合もあると思います。


それでは、ダークカラーにはどんな種類があるか見ていきましょう。


ファッションカラーとグレーカラー(白髪染め)の違い


ファッションカラーとグレーカラー
出典:GODMake.

まず、美容室でいうファッションカラーとグレーカラーの違いは、ブラウンがベースに入っている量の違いと考えられます。ファッションカラーは明るめで色のバリエーションが豊富。ブラウンの分量は控え目で、もっと鮮やかな色、または色素の薄いやわらかい色味が可能です。


対するグレーカラーは白髪にしっかりと、全体と馴染むように色を入れるという目的が前提としてあるため、ブラウンの分量が多く入っています。その為、トーンダウンする際にも違いが現れます。


ファッションカラーでトーンダウンする場合


ファッションカラーでトーンダウンする場合
出典:GODMake.

グレーカラーに比べて色味の違いがわかりやすく、鮮やか。また、透明感のある色素の薄い柔らかい印象に仕上がるため、暗くしても重たい印象を避けられます。


ただ、ブラウンの濃いグレーカラーよりも色落ちは総じて早い為、はじめは自分のほしい明るさよりも1段階暗く仕上げた方が色持ちは良いでしょう。


逆に、今後また髪を明るくする予定がある場合には、ファッションカラーで染めておいた方が、後に暗い色(ブラウン)が残らず、明るく染めやすいのでおススメです。


グレーカラーでトーンダウンする場合


グレーカラーでトーンダウンする場合
出典:GODMake.

グレーカラーの場合、ブラウンをしっかり定着させてトーンダウンさせる為、ファッションカラーに比べて色持ちがよいです。深く濃くダークカラーを入れたい場合にはこちらがおススメです。


ただし、今後明るくする予定がある場合には注意が必要。理由は後述します。


暗くするときの注意


暗くするときの注意
出典:GODMake.

もしも今後またすぐに髪を明るくしたい場合には、全体をとても暗い色(目安としてグレーカラーの5レベル程度※カラー剤により異なります)にすることは避けた方が良いでしょう。次に明るくしたいとなった時に、暗い色が残ってしまい、思うように明るくなってくれません。


美容師に、いつ・どのくらいの明るさまでなら染められるのか相談して決めましょう。


市販のダークカラーや黒染め


市販のダークカラーや黒染め
出典:GODMake.

この先ずっと明るくする予定がない場合や、ダメージについて気にしていない場合を除いては、あまりお勧めはできません。どんな髪質にもできるだけ簡単にしっかり染まるように作られているものですし、その人の今の髪状態をみてヘアカラーや放置時間、トリートメント等を見極めて行う美容室に対して、自分で染める市販のホームカラーにはリスクが伴います。


黒染めはもちろん、ダークカラーもしっかり色素が定着するあまり、次に明るくしたいとなった時に、色が抜けてくれず新しく明るい色を染めることができないという可能性もあります。市販のカラー剤を使用する際には十分な注意が必要です。


ローライトを入れる方法


ローライトを入れる方法
出典:GODMake.

全体を一色で染めてトーンダウンする以外の方法として、ローライトがあります。ローライトとは、暗い色を束でとった髪に染めていき、影を作るようにして全体を暗くみせる方法です。そして、ローライトを入れていない部分には、ベースより暗い色・かつローライトよりも明るい色を入れる等して全体の印象を調整します。


例えばローライトにとても暗い色を入れることで、全体的に色が抜けてきたとしても、ローライトの部分は暗く残ったまま、結果、全体はベースの明るさまで戻ることはなく色持ちが長くなるでしょう。また、地毛とローライトの色が自然に繋がることで、伸びてくる根元が目立ちにくいという利点もあります。


ヘアカラー
出典:GODMake.

明るい色や暗い色、自然なブラウンからピンクやブルーまで。ヘアカラーをすることで、ガラッと印象を変えることができます。でも、なるべく綺麗に繰り返し染めたい・いろいろなカラーを試したいなどとなれば、ダメージや、残留色素が与える次のヘアカラーへの染まり方などを考慮していく必要があります。


髪にも頭皮にも負担をかけすぎないよう気を付けて、今の髪と、したい髪型に合ったヘアカラーを選びましょう。一口にトーンダウンと言っても、いろいろなバリエーションがあります。皆さんがこれからもヘアカラーを楽しめますように!


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