質の良い睡眠は美肌づくりのカギだった!?
しっかりとした睡眠が仕事のパフォーマンスを上げてくれたり、健康上とても良い効果をもたらすことは、経験柄わかる、という方も多いのではないでしょうか。
実は、睡眠は美容とも密接な関わりがあるのです。
睡眠中には、「成長ホルモン」が多く分泌されるといわれており、美肌づくりや、ダイエットにとってもとても重要な成分です。
この「成長ホルモン」は30歳前後から分泌される量が減るともいわれているため、アラサー女子は、質の良い睡眠を意識することがとても大切なのです。
上質な睡眠をとるためのおすすめの方法とは?
それでは、具体的に上質な睡眠をとるのに必要なポイントを3つ、ご紹介していきます。
1. 太陽の光をしっかりあびる
質の良い睡眠をとるためには「成長ホルモン」がカギだということはお伝えしましたが、この「成長ホルモン」をつくるためには、「メラトニン」をきちんと分泌させることが必要だそう。
この「メラトニン」という成分は、夜になると分泌され、身体に夜がきましたよ、ということを伝え、睡眠モードに入るのを手伝ってくれる働きがあります。
また、さらに「メラトニン」を分泌させるには「セロトニン」という日中につくられる成分も重要で、これは日中の太陽の光をあびることでつくられます。そのため、午前中の間に外に出かける、通勤で一駅多く歩くなどを心がけましょう。
また、同じ原理で、スマートフォンやPCのブルーライトなどの強い光を就寝前にあびてしまうと、良質な睡眠を妨げてしまいます。
ネットサーフィンは寝る1時間前には切り上げて、睡眠モードに入ることを心がけてみてくださいね。
2. 食事は寝る3時間前までにすませましょう
実は、食べたものを消化するのは、身体にとってはけっこうな負担がかかります。
そのため、寝る直前に食事をしてしまうと、そのあと身体は消化に集中してしまうため、しっかりと睡眠時間を確保したのに「なんだか疲れがとれていない」「寝た気がしない……」ということにもなりかねないのです。
そのため、寝る3時間前には食事を終えるのがベスト。胃に食べ物が無い状態で眠りにつくことが大切なのです。
しかし、仕事が忙しくて、どうしても遅くなってしまう、勤務時間が不規則など、難しい人も多いはず。
そんな時は、消化の良い味噌汁、豆腐、雑炊のような身体を温める脂肪分の少ない食事メニューがおすすめです。反対に脂肪分が多いなど、消化にエネルギーが多く必要なものは、なるべく避けることがベター。
なるべく消化に良いものを取り入れることを意識すると、身体がエネルギーをたくさん使わずにすみ、その分睡眠の質を高めることにつなげることができます。
くれぐれも腹八分目を心がけてくださいね。
3. 寝酒はNG!飲酒は控える
「お酒を飲むと寝つきが良くなる」と思っている人も多いのではないでしょうか。実はそれは大きな間違い。
お酒を飲んでから眠りにつくと、夜間に何度も目覚めてしまったり、眠りが浅くなってしまうのです。結果、睡眠の質を下げてしまうことにつながるため、基本的にはNGです。
寝酒に頼った生活を続けていると、そのうち2杯、3杯と飲まないと眠れなくなり、アルコール依存につながることも……。
温かいホットミルクを少し飲むなど、身体に優しい飲み物に切り替えましょう。
また、コーヒーなどに含まれるカフェインは、神経を高ぶらせるとも言われているので、こちらも就寝前には控えましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
忙しい女性にとって睡眠は、健康面でも美容面でも重要な問題です。
そのほかにも寝具にこだわる、好きな香りに包まれて眠る、など自分に合った快眠方法をみつけてみてくださいね。
みなさんも、睡眠美容を始めてみませんか。