メイクはひと手間で仕上がりが格段に上がる
少しの手間だけで印象を変えることができる、ポイントメイク。新しいコスメを使うのは勿論楽しいですが、やり方をほんの少し変えるだけで仕上がりをぐっと垢抜けさせることもできます。
今回は、魅力的に見せるためのメイクテクニックをご紹介します。
眉メイクで取り入れるべきひと手間
お顔全体の印象を左右する、注力すべき眉メイク。簡単なのに仕上がりをぐっとアップさせる眉メイクのひと手間をご紹介します。
眉頭の毛流れを立ててみる
眉頭の毛の流れを整えると、目を大きく見せるような視覚効果が得られます。眉頭に毛が少ない方は、少し描き足してみるのも効果的。存在感ある瞳に仕上がることで、印象的な顔立ちを手に入れましょう。
やわらかい眉毛はヘアスプレーで立ち上げる
トレンドの眉毛はキリッとした凛々しさをもつ眉。もともとの眉毛がやわらかく、毛が寝てしまう場合は、ヘアスプレーを使って毛流れを立ち上げる方法がおすすめです。スクリューブラシにヘアスプレーを吹き付けて、眉毛が立ち上がるようにとかすだけで、キリッとした眉毛の立ち上がりを実現することができます。
余分な毛はコンシーラーでカバーする
眉毛をカットしてしまおうか、カットしない方がよいか迷っている場合は、コンシーラーでカバーしてみましょう。眉毛の上からペタッと塗ってしまうと、のっぺりした印象になってしまうので、スクリューブラシにコンシーラーを付けて、眉毛の隙間にもしっかりとコンシーラーを入れ込んでいく方法をおすすめします。
最初のフェイスパウダーで眉毛をキープする
朝は眉メイクがしっかり仕上がっていたのに、時間が経って眉毛がすっかり消えていた…なんて経験、ありませんか?眉毛が消えないようにキープしたいときは、フェイスパウダーの活用をおすすめします。
ベースメイクの段階で最後にはたくお粉を眉毛にものせておきましょう。余分な油分をパウダーでおさえてから眉メイクをはじめると、落ちにくくなるのでおすすめです。
若々しい眉毛は黒のマスカラで叶える
眉毛がなかなか生えてこなかったり、眉毛が薄くて悩んでいる場合は、繊維入りの黒いマスカラを使ってみてください。フサフサとした若々しい眉毛が蘇ったような印象になります。
自然な毛流れに見せるためにも、繊維入りのタイプを選ぶのがポイントです。
やわらかな眉毛にしたいなら眉マスカラの質感を重視
もともと眉毛がしっかり生えている場合、描き足す必要はなくても眉毛の存在感をチェンジしたいという方も少なくないはず。しっかりした眉毛をやわらかな印象に見せるには、マットタイプの眉マスカラを使うことをおすすめします。
ツヤっぽい質感の眉マスカラを使うと、眉毛が悪目立ちしてしまう可能性があるので、マットな眉マスカラでほわっとやわらかい印象を目指しましょう。
ポイントメイクで取り入れるべきひと手間
ぐっと垢抜けた印象を与えるのは、実は見落としがちな細かい部分に鍵があります。普段適当に済ませてしまいそうな細部こそ、工夫してみましょう。
パンダ目防止の皮脂吸着パウダー
アイメイクがにじんで目の周りが黒くなるパンダ目は、メイクの仕上がりも左右されてしまうので、できれば避けたいもの。パンダ目を引き起こす原因は、目のキワの油分や皮脂がにじんでしまうこと。目のキワに皮脂吸着効果のあるようなパウダーをのせると、にじみを防ぐことができます。
細めのメイクアップブラシにパウダーを含ませて、ぽんぽんとおさえるようにパウダーをのせて、にじまないように防止しましょう。
唇のしわは縦塗りでカバーする
乾燥する冬場は唇もカサカサと皮が剥けたり、しわが目立ちやすい季節。リップは唇のしわに沿うように縦に塗っていき、しわを埋めるように色を重ねるとキレイに色がのります。
しわをカバーできると、唇がふっくらとキレイに見えるので、のせ方にも注意しましょう。
明るめカラーは目のキワに入れない
これから春に向けて気になるのは、パステルカラーなどの淡くてかわいらしい明るめカラーではないでしょうか。明るめのカラーを上まぶたにのせるときには、目のキワに重ねないのがキレイに仕上げるコツです。目のキワのアイラインやマスカラなどの濃い色を混ざらないように注意することで、キレイに仕上がります。
また、明るいカラーを発色良くのせたいときには、指の腹を使ってこすらないようにぽんぽんとスタンプのようにのせることをおすすめします。
仕上がりを格上げさせる!眉とポイントメイクを見直そう
ポイントメイクを少し見直すだけで、メイクの全体的な仕上がりは格段に変化します。つい見落としがちな細かい部分や、眉などの部分的なメイク方法を少し工夫して、いつものメイクと違いがあるか確認して楽しんでみませんか。