目もと以外の肌年齢は実年齢より若いのに、目もとはなんと60代?!
驚愕の事実に震える30代
百貨店の化粧品売り場でも置かれている、肌の水分量や油分量・肌年齢などを診断できる機器をご存知でしょうか。私はこれまで、何度かそれを使用したチェックを行ったことがあるのですが、だいたいの場合、機器を当てるのは頬でした。
だけど、とあるスキンケアの発表会では、頬や顎・目もと、と細かく丁寧に診断してくださいました。そしてその時なんと、「目もと以外のパーツの肌年齢は20代レベルなのに対し、目もとだけは60代レベル」と表示されたのです。
この結果に、平静を装いながら内心そわそわしていた私。それを察してか、検査をしてくださった方が「ファンデーションの上から測ると高く出ます」とフォローしてくれたけれど、それもせいぜい5~10歳程度でしょう。ということは…それでも実年齢よりだいぶ高い!というより、その他のパーツとの差が酷い。
なぜ、目もと以外の肌年齢は若いのか、そして、目もとだけこんなに老いているのか。これからの対策のためにもぜひとも解明したいところ。そこで今回は、30年と少しの人生の中で、どんな生活を送ってきたのかを元に考えてみることにしました。
目もと以外の肌年齢が実年齢より若いのはなぜか考察
過去の私がしたこと・しなかったこと
①きっかけは柴咲コウさん!小学生で美白に目覚める
小学生の時、柴咲コウさんが出演なさっていた、日本リーバ(現ユニリーバ・ジャパン)『ポンズ ダブルホワイト』の「ファンデーションは使ってません」というTVCMを見て、“美白”の存在を知った私。
母に日焼け止めと「ポンズ ダブルホワイト」が欲しいとお願いし、毎日それらを使うようになりました。当時は今のように肌色に馴染む日焼け止めがあまりなかったため、昔の写真を見ると顔だけ白浮きをしているけれど、まあ良し。以来、何があっても顔だけは日焼けをしないようにずっと気を付けています。
美容業界に就職し、日焼けが肌老化へ与える影響を知る度、柴咲さんへ感謝です。
②校則に助けられる。大学生までメイクをほぼしたことがなかった
幼稚園から大学まで一貫校の私立に通っていた私。校則が厳しく大学生になるまではメイクNGで(日焼け止めはしていましたよ)、しかも中高6年間は月曜日~土曜日まで週6で学校があったため、思春期になってもメイクをする機会があまりなかったのです。
週1の休みのみ、母にもらったコスメや自分で買ったプチプラコスメでメイクをしてでかけることもありましたが、日曜日も基本的に部活動の試合だったため、友人と出かけるのはひと月に1回あるかないか。そのため、メイクやクレンジングで肌を刺激することがなかったように思えます。
※現在は、メイクをしていることにより肌を守ってくれるメイクアップアイテムも多数発売しているため、一概に「メイクをしないほうが良い」わけではありません。10代からメイクをする際は、クレンジングを丁寧に行うよう気を付けましょう。
③煙草を吸ったことがない
きつめの顔立ちのせいか「意外」と言われますが、煙草に興味を持つ年齢の頃、周囲に喫煙者がいなかったこともあり、一度も煙草を吸ったことがありません。
あくまで個人の感覚ですが、同世代の友人でエイジングサインが肌表面に見えていない方は、同じく「煙草を吸ったことがない」人ばかりです。
目もとは実年齢×2…その理由はこれだ!
目もとの本質とシワを作るNG習慣
①言い訳として、そもそもの皮膚が薄い
目もと以外の肌年齢が実年齢より若い理由として考えられる大きなものは、きっと上記の3つでしょう。ではなぜ、目もとだけこんなにも老け込んでいるのでしょうか。その1番の理由は、言い訳だけど「そもそもの皮膚が薄い」ことだと考えられます。
痩せ型な子供時代を送った私は、顔にあまりお肉がなく、皮膚自体も薄いため、顔の中でも特に皮膚が薄いとされている目もとはそれが顕著に現れ、小学生の時からクマがありました。年齢を重ねて体型が丸みを帯びてきても、顔のお肉が足りないのは変わらず、また、皮膚も薄いままのため、シワになりやすいもの頷けます。
②目もとの粘膜が弱くドライアイで瞬きが多め
皮膚の薄さに加え、目もとの粘膜が弱く、アレルギー性結膜炎とものもらいに良く悩まされる私。抗菌目薬を頻繁にさしたり、目を無意識にこすってしまったりするのは、明らかに目もとの皮膚のためには良くないでしょう。
また、実際に私と会ったことがある人ならわかると思いますが、ドライアイもあり、瞬きも人よりちょっと多めなんです。瞬きは、目もとにかかる負担が大きいと良く聞きますし、これも目もとを老けさせるNG習慣かも?!
②ギャルメイク時代の濃いアイメイクとゴシゴシ洗顔
そして最後はこれ。思い当たることがありすぎる後悔しかない話です。
高校3年生までメイクができず抑圧されていた私は、大学デビューで遅咲きのギャルメイクを覚えます。時代もあり、つけまつげの2枚重ねやカラーコンタクト・リキッドアイライナーでの囲みメイクなどを毎日行っていました。それも、崩れたくないからウォータープルーフで。
そしてそれだけならば良いけれど、ズボラな性格がたたり、オイルクレンジングでゴジゴシと目をこすっていた私…。思い出しただけで恐ろしい…。目元を60代まで追い込んだ1番の原因は、おそらくこれでしょう。「クレンジングは何よりも丁寧に」と昔の私とゴシゴシ洗顔をしている方々へ叫びたい。
20代以下の方は参考・反面教師に!30代以上は共にエイジングケアに勤しみましょう
目もとのエイジングケア情報待ってます
これまでの生活を振り返ると、目もと以外と目もとの肌年齢に、なぜ差が生まれたのか納得です。まだまだ本格エイジングケアを行う必要のない年齢の皆さんや、10代のお子様を持つお母様は、過去の私の生活を参考・反面教師にして頂けたら幸いです。
そして、エイジングケア世代の皆さまは、ぜひ一緒に、エイジングケアについて考えましょう!
もう、目もとの肌が現段階で老いているのは仕方ない!他のパーツと同じ20代になりたいなんて言わないので、せめて実年齢と同じくらい、いや40代にはなりたい…。目もとをケアするアイテムの情報をお待ちしています。