一日の疲れが凝り固まった頭皮をマッサージし、頭皮の汚れや髪の汚れを洗うのに最適な美容アイテムといえば、シャンプーブラシですが、今は薬局など身近な場所で購入することが出来ますよね。
利用していないという方もまだまだ多いかもしれませんが、正しい使い方を知っていれば艶髪が手に入る他、アンチエイジング効果も期待が出来るでしょう。
頭皮は一見綺麗に洗えていると思われがちですが、実際は綺麗に洗うことが難しく、時には頭皮にダメージを与えてしまっているという事もあるのです。
シャンプーブラシの効果
血行促進効果
シャンプーブラシを使用する事で頭皮が刺激され、凝り固まった血行を促進してくれる効果が期待できます。血行を促進する事で、頭皮が柔らかくなり髪の毛の伸びも早くなると言われ、一本一本健康的な髪が生えてきます。
そして、美容師さんが洗う事が上手なのは当たり前ですが、その美容師さんが洗ってくれたような、頭がすっきりとする感覚が家でも簡単に出来てしまいます。特に薄毛や弱い髪質の人は、シャンプーブラシで頭皮の細胞を活性化する事によって、健康な髪を育てる事が出来るでしょう。
そして、頭皮は顔の皮膚と繋がっている為、血行促進をし頭皮を柔らかくする事により、自然とお肌のたるみを防ぐ事が出来るでしょう。
リラクゼーション効果
髪を洗っても、十分に洗えていない感覚があったりする人も多い中、シャンプーブラシを使用すれば、そのストレスから解放されます。自宅で誰でも簡単に気持ちのいいシャンプーが出来るので、お家でヘッドスパをしているような感覚を味わえます。
このように疲れを取り除きながら頭皮をマッサージする事は、リラックス効果も期待できると言われています。
まんべんなく洗える
指とは違い、ブラシは広範囲で頭皮を洗う事ができる為、洗いたい箇所にダイレクトに届き、適当に洗いがちであっても頭皮の隅々まできちんと洗う事が可能なのです。シャンプーブラシは指よりも早く洗う事が出来る時短アイテムとも言えるでしょう。
忙しいとついついやりがちなのが、爪を立てて洗ってしまう事かもしれませんが、爪を立ててゴシゴシと洗ってしまうと、頭皮を傷つけてしまいます。しかし、シャンプーブラシなら柔らかいシリコン素材で頭皮を傷つける事なく洗えるので、その心配もなくきちんと洗えるでしょう。
シャンプーブラシの正しい使い方
- 入浴前に髪についたほこりなどを浮かせる為に、軽くブラッシングをしましょう
- ブラッシング後は、頭皮までシャワーを染み込ませるよう時間をかけて、ややぬるめのお湯で洗い流す
- シャンプーを手に取り、手で泡立て頭皮にシャンプーを馴染ませる
- 馴染ませた後、ここでようやくシャンプーブラシを使用し頭皮をマッサージしましょう
- マッサージ後は、シャンプーが残らないよう、またぬるま湯で洗い流します
ブラシを使用する時は、頭頂部から前頭部そして側頭部を洗い、最後に後頭部を洗う順番で、優しくクルクルと小刻みに洗うようにしましょう。ここでゴシゴシとブラシを使用してしまうと、頭皮を傷つける原因になってしまいます。
なるべく小刻みにブラシを動かすよう、力を入れすぎない事がポイントになります。力強く洗ってしまうとブラシに髪が絡み、切れ毛の原因にも繋がってしまいます。頭皮に少し押し当てるぐらいの優しい力加減で、頭皮をマッサージするようにしましょう。
一通り洗い終わった後に、もう一度シャンプーブラシで頭皮マッサージをする事をおすすめします。ここでは頭皮を動かすように少し強めにマッサージします。そうする事により頭皮の血行が促進され、老廃物などが流れやすくなります。
ブラシの選び方
ブラシにも様々な種類がありますが、尖りすぎていない物を選ぶようにしましょう。あまり尖りすぎているブラシを使用すると、頭皮にダメージを与えてしまいます。そして、剛毛の人なら硬い素材を選んだりと、自分の髪質と頭皮に合い、マッサージをしても痛みのないブラシを使用するようにして下さい。
他にも持ち手があるブラシは初心者の人でも簡単に使う事が出来ますので、なるべく持ち手のあるブラシを選ぶ事をお勧めします。
洗いすぎ注意
心地よいからとゴシゴシと洗うような使い方で間違った使用をしていると、抜け毛やフケなどのトラブルを引き起こしてしまいます。そして、皮脂までも洗いすぎてしまうと、頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。頭皮を傷つけない為にも、ゴシゴシとした洗い方をしないように注意が必要です。
ブラシを洗う
ブラシを放置したままだとカビの原因になってしまいます。使用した後はきちんと洗い、カビが生えないよう、乾燥させたり、水分をきちんと拭き取るようにしましょう。そして、なるべくブラシがすり減ってきたり、カビが生えてこないよう、定期的に交換をするようにし、清潔なブラシを使用するようにして下さい。
美容室やヘッドスパでしてもらえるような、心地の良い洗い方をマスターするのは難しいかと思いますが、ブラシを正しく使用すればそれに近い感覚を味わう事が出来ます。
ただし洗いすぎの無いよう、十分に気をつけてブラシを使用するようにして下さい。