あなたのクマは何クマ?まずは自分のクマを知ろう!
クマをどう改善していくのかも、どのようにメイクで隠すのかも、実際にクマの種類を知ってからでないと効果が出にくいでしょう。クマの種類によって原因も変わってくるので、もしかしたら改善できるクマもあるかもしれません!ということでそのクマの種類をご紹介していきます。
青クマ
青クマはクマの中では一番ポピュラーなクマに当たります。目の下が青くなってしまっているという状態です。クマの部分を引っ張って見た時に、クマが動かない場合は青クマでしょう。
ではなぜ目の下が青くクマになってしまうのかというと、目の周りの皮膚がとても薄いということと、血行不良が原因と言えます。目の周りはとても薄く、わずか0.5mm~0.6mmしかありません。そのため、血行不良を起こしている内部の状況が透けて見えてしまっているということです。
そのため疲れているときや寝不足のとき、体調が悪いときにはとくに出やすいクマなのです。また青クマは10代の方でも出るクマです。眼精疲労や肩こり、冷えを感じている方は青クマができやすいでしょう。
青クマの改善法は?
血行不良が原因ということもあり、運動不足かもしれません。適度な運動を生活に取り入れてみるようにしましょう。また、冷えや肩こりを感じている方は体を温めるように心がけたり、ストレッチなどをして体をほぐすようにしましょう。
メイクする前などで青クマが気になる場合は、濡れタオルを温めて温パックにし、目の周りを温めると良いでしょう。
茶クマ
茶クマというのは、摩擦やメイクの汚れによる色素沈着によってできてしまったクマのことです。青クマとは反対に、引っ張ったら皮膚と一緒になって動くのが特徴です。さきほどもお伝えした通り、目元の皮膚というのはとても薄いです。さらに皮脂腺が少ないので乾燥もしやすく、とてもデリケートな部位。ゴシゴシと摩擦を加えてしまうと色素沈着ができやすいのです。
また、メイクを落とす時に他の部位のクレンジングと同じようにアイメイクまで落としてしまうと、落とし残しが起きやすくなったり負担がかかりやすいです。茶クマはそういった目元への刺激や落とし忘れによるものが原因と考えられます。
茶クマの改善法
まずはクレンジングの際は、目元はポイントメイクリムーバーなど専用のリムーバーを使用することが大事です。普通のクレンジングを目元まで使ってしまうと、どうしてもゴシゴシと摩擦をかけやすいのと、目元などの色素の強いメイクが残ってしまいやすいためです。
また、デリケートな目元に適したアイクリームを使用して保湿したり、UVケアをしっかりと行うこともポイントです。
黒クマ
黒クマとは、黒く影になってしまっているクマのことです。黒クマは皮膚や脂肪のたるみによってできるもので、目元の加齢やもともとの脂肪のつき方によってできてしまいます。鏡を正面にしてみるのではなく、上を向いて鏡を見た時にクマがなくなったら黒クマでしょう。
薄い目元の皮膚ですので、摩擦や刺激、加齢により伸びてしまって黒クマになったり、眼窩脂肪が前に突き出てしまってたるみになったりしてしまいます。こちらは青クマや茶クマに比べてセルフケアでの大幅な改善は難しいものです。
黒クマの改善法
セルフでの大幅な改善は難しい黒クマですが、黒クマができないように心がけたり、今よりもひどくならないようにすることは可能です。そのためには、肌のハリを出す役割をしているコラーゲンやエラスチンの産生をサポートする成分が配合された目元ケア用品でケアをすると良いでしょう。
さらに眼輪筋のトレーニングもしておくとたるみの予防になります。目をぎゅっと強くつぶり、5秒間キープした後ゆっくり目を開けたら、眉毛をあげて目を見開きます。これを繰り返し行いましょう。黒クマを作りたくない、若々しさを保ちたいという方は、眼輪筋トレーニングを日常的に取り入れてみてくださいね。
赤クマ
赤クマは目の下、目頭あたりが赤く見えるクマです。青クマと似ているところもありますが、赤クマに関しても血行不良が原因のことも多く、皮膚が痩せて赤く見えてしまっているということもあります。主に目元の内側にある眼輪筋が透けて見えている状態です。
加齢が原因のことが多いですが、血行不良でも赤クマができてしまうので、若い方でもできてしまっている方もいます。
赤クマの改善法
最近はスマホやパソコンを見ている時間が多く、目元がかなり負担を抱えている場合があります。目元を若々しく保ちたいのであれば、スマホやパソコンなどを見る時間をなるべく削るようにしてみましょう。
また、コンタクトやメガネが合っていないことも目元の負担になります。目元に疲れを感じやすいという人は、自分に合っているのか今一度確認してみましょう。
さらに赤クマも目元が貧相になっているのが原因になります。目元のハリを出すためのアイクリームなどのスペシャルケアを取り入れてみましょう。ふっくらとしたハリ感を取り戻すことで若々しい目元になります。
いかがでしたか?目元は特に年齢の出やすい場所です。クマに悩んでいる方は、まずは自分が何クマなのか知ることが大事です。そして、そのクマに合った改善法で対処してみましょう。
普段の心がけやスキンケアで予防できることもありますので、鏡に映る自分の印象が変わってきたという方は実践してみてくださいね。