目元はとっても敏感!
目元は他の部位に比べるととっても敏感な部位です。では他の部位のお肌とはどのように違うのでしょうか?
乾燥しやすい
目元はとても敏感ということには、皮膚の薄さが関係してきます。目元の皮膚は、頬の皮膚の約3分の1の薄さなのです。皮膚が薄いため、それだけ角質層も真皮も薄いということ。ひとの肌は水分を角質層で蓄えるため、その蓄えられる面積が少ないということになります。
つまり、化粧水でたくさん水分を入れても、目元の水分は蒸発がしやすいのです。また、長時間の水分保持もできないため、時間が経つと乾燥しやすいという特徴があります。水分が少ないとバリア機能も乱れがちになるため、目元はとてもデリケートな部分なのです。
皮脂分泌が少ない
目元は他の部位に比べると、皮脂分泌量が少ないのです。というのも、そもそも目元に存在する皮脂線が少なく、他の部位のように皮脂の油膜がない状態なのです。皮膚は通常、皮脂で乾燥を防いでいます。しかし、その皮脂が少ないために乾燥もしやすくなってしまうのです。
アイクリームの効果
ではそんなデリケートな目元に使っていくアイクリームにはどんな効果があるのでしょうか?アイクリームの効果をご紹介します。
デリケートな瞼を守る
目元は乾燥がしやすくデリケートな部位ですので、油分を補ってあげるだけでも水分保持力がアップし、バリア機能のサポートをすることができます。女性は毎日のようにメイクをする方が多いですし、目元への刺激は少なからずあるもの。そのため、目元自体のバリア機能を少しでも高めるためにも、アイクリームで保湿してあげると良いでしょう。
では、なぜ通常のクリームではなくアイクリームでケアをしていくのかというと、アイクリームというのはデリケートな目元用として作られているクリームです。他のクリームよりも刺激が少なく、目元につけることを考慮されているため、アイクリームの方が効果が期待しやすく、さらに安心なのです。
エイジングケア
目元は乾燥しやすくデリケートな部位のため、年齢も特に出やすい部分。目元の小ジワは乾燥によるものも多く、乾燥してしまうことでメイクの乗りも悪くなってしまいます。また、ハリがなくなってできる目元の影は、乾燥も原因になっています。
小ジワも目元の弾力不足も、加齢を感じてしまう要因になります。目元ケアをしてハリのある目元にすることで、顔の印象が若々しくなります。おすすめはセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの配合されているアイクリーム。高保湿でバリア機能を高めてくれる効果を期待できます。
目元の美白
マスカラやアイラインなど、アイメイクがしっかり取れておらず、残ったメイクが色素沈着になって目元を暗くしてしまっているというのは、多くの女性に見られます。また、デリケートな目元をクレンジングする際の摩擦なども色素沈着やシミの原因に。乾燥している状態での刺激も、色素沈着やシミの原因です。
そんな目元のお悩みには美白効果のあるアイクリームがおすすめ。メラニンの生成を抑えるビタミンC誘導体や美白効果のあるトラネキサム酸などが配合されているアイクリームで、目元をしっかり保湿しながら美白していきましょう。
塗るときの注意点
アイクリームを塗るときには、気をつけていただきたいことがあります。毎日のケア方法なので、塗るときはぜひ意識してみてください。
薬指がおすすめ
アイクリームを塗るときには薬指を使うのがおすすめ!なぜかというと、薬指は力が入りにくい指。デリケートで刺激を受けやすい目元のケアには、力は必要ありません。塗っていて力が自然と入ってしまわないためにも、薬指を添えるようにしてアイクリームを塗るようにすると良いでしょう。
化粧水も忘れずに
目元は乾燥しやすい部位なのでアイクリームはおすすめですが、アイクリームはクリームですので、油分の役割です。油分のみでは乾燥対策はできません。潤った肌には水分も油分もどちらも大事なのです。そのため、水分である化粧水も目元まで塗るようにしましょう。化粧水などの水分が蒸発しないために、アイクリームを塗ってプラスαのケアをするのです。
継続が大事
アイクリームを塗ったからといって、数日後に劇的な効果が得られるという訳ではありません。しかしアイクリームを塗ることで、デリケートな目元を乾燥から守り、バリア機能を高めることができます。
また、ダメージから守ることで、目元のシワやたるみ、くすみなどの予防に繋がります。そのため、大事なのは継続です。継続して続けることで、少しずつ効果を感じることもあるでしょう。
アイクリームを使っていないという方も多いと思いますが、アイクリームはあっても無駄なものではありません。むしろ、悩みの多い目元をケアし、サポートしてくれるのです。今の自分にはもちろん、今後の自分のためにも、アイクリームを使ったケアをしてみましょう!