「ひじ・ひざ・かかと」が乾燥しやすい原因って?
まずは、ひじ、ひざ、かかとが乾燥する原因について知っておきましょう。他のパーツと比べても、いつの間にかカサカサになっていたり、黒ずんでいたり…。ケアをする以前に、乾燥や黒ずみが悪化してしまわないようにすることが大事です。
水分量がもともと少ない
ひじ、ひざ、かかとは他のパーツの比べても、もともとの水分量が少ないです。何もケアせずに、いつでもうるおった状態を保つのはかなり至難の技。ほぼ不可能に近いかもしれません…。
それどころか、乾燥を放置しておくと肌のバリア機能も低下していきます。それによって乾燥を超えて、黒ずみまで発生してしまうのです。
摩擦が生じやすい
服の脱ぎ着や、ひじを机についたりひざ立ちしたり、普段の動作でいつのまにか摩擦が起きやすいパーツです。
特に、服の脱ぎ着は毎日行いますよね?つまり、ひじやひざは、乾燥や黒ずみの原因になる動作を毎日繰り返しており、それらがどんどん蓄積されていくのです。
負担がかかりやすい
上記の摩擦の点でもご説明しましたが、ひじを机についたりひざ立ちをしたり、かかとに関しては歩くだけで負担がかかっています。
負担のかかるパーツは、自然と皮膚が固くなっていき、かちこちになります。それが乾燥の原因になり、過度な負担がかかるとひび割れまで起こしてしまいます。
そんな3パーツの“ツヤツヤしっとり”への道
スクラブで黒ずみを取り除く
ひじやひざの黒ずみに効果があるのは、なんといってもスクラブ!
お風呂に入っているときは皮膚が柔らかくなっているので、体を洗った後にスクラブでやさしくケアしましょう。あくまでも、“やさしく”というのがポイントです。
スクラブは粗い粒子が含まれているので、強くこすると皮膚を傷つける原因にもなってしまいます。いくら固くごわごわしたパーツでも、スクラブによる強い負担は危険です。
優しくこするだけでも、きちんと効果は現れるのでご心配なく!皮膚をいたわるためのスクラブではありますが、やりすぎは負担がかかってしまうものなので、週に1~2回を目安に行ってみましょう。
保湿はぜったい!
乾燥対策のためだけでなく、黒ずみを防ぐためにも保湿はぜったいにやっておきましょう。
ひじ、ひざ、かかとの保湿に特化したクリームやローションが最も効果的です。お風呂あがりのきれいな状態で充分に保湿して、皮膚をやわらかくしてあげましょう。
それでも乾燥が治らない場合は、締め付けのない靴下を履いてそのまま寝るのもおすすめです。保湿成分をしっかりとかかとに閉じ込めてくれるので、睡眠中の乾燥を防ぐことができます。
そこまで乾燥がひどくない場合は、いつも顔に使っている化粧水や乳液で代用してもよいです。顔に比べても乾燥が進みやすいので、少し過剰なくらいに保湿しましょう。
意識を高くもつならホワイトニングケア
乾燥を長いあいだ放っておいて、頑固な黒ずみになってしまった場合は、ホワイトニング作用のあるクリームなどを使ってみましょう。
ただ、黒ずみや乾燥は今までの蓄積によってできたものなので、改善するのにも多少時間はかかります。長い目で見て、じっくりホワイトニングケアをしていきましょう。
現時点で黒ずみがひどくなくても、もっときれいな状態を目指したいならば、あらかじめホワイトニングケアを取り入れるのもおすすめです!
春夏ファッションを楽しむためにも入念なケアを!
いかがでしたか?
これからの季節は、ひじ・ひざ・かかと全て露出しやすい時期になります。この3パーツのケアが出来ていなければ、春夏のファッションを楽しむこともできませんよね。
そして、この3パーツは意外と周りの人から見られています。非常に目に付きやすい箇所なので、他のパーツと比べても入念なケアが必要になってくるのです。
今のうちからひじ・ひざ・かかとのケアをはじめて、夏までにはツヤツヤしっとりの状態を目指しましょう!