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花粉をシャットアウト!家に持ち込まないための4つの花粉対策







春を感じる日も増えてきて、いよいよ今年もやってきた花粉シーズン



寒さがゆるむのと同時に、鼻がムズムズしてくしゃみが止まらなくなっている人もいるのではないでしょうか?



私の周りでも、薬を飲み始めたという声が聞こえ始めています。



そこで今回は、花粉症でもできるだけ楽に過ごせる「花粉対策」についてお伝えします。



 

気になる2021年の花粉飛散量は?



ライオン株式会社



花粉症の人が何より気になるのが、「今年の花粉飛散量」ではないでしょうか。花粉症なら誰しもが「例年より少ないと良い」と願っているはず……。



しかし残念ながら、今年の花粉飛散量は、平年(2011~20年)よりは少なかった去年と比較して、ほぼ全国的に飛散量が増える予測が出ています。



今年もしっかり花粉対策をする必要がありそうです。



 

屋外での1時間の滞在で、約10万個の花粉が服に付く…!?



ライオン株式会社



外出した際に気になるのが、「衣類に付着する花粉」。



外を歩いて服に花粉が付くと、どうしてもそれを自分の家に持って帰ることになってしまいます。



ウールのセーターやフリースに付着するといわれる花粉の量は、約10万個。文献(※)をもとに換算すると、窓を開けて1時間換気したときに侵入する花粉数の6倍以上にもなるそうです。



室内で花粉に悩まされず快適に過ごしたければ、「服についた花粉を家の中に持ちこまない」ことに気を配り、対策をとる必要があるといえそうです。



(※)スギ花粉のすべて,メディカルジャーナル社(1995)



 

服に花粉をつけない4つのポイント

ここからは、意外と知られていない「服にできるだけ花粉がつかないようにするコツ」をお伝えします。

【その1】花粉が付着しにくいコーディネート

コットンやシルク、ポリエステルなど、衣類の素材はいろいろですが、素材によって花粉が付きにくい生地と付きやすい生地があります。



花粉がつきやすい生地



・ウール

・フリース



花粉が付きにくい生地



・ポリエステル

・ナイロン

・綿(コットン)



生地に凹凸があると花粉が引っかかりやすいのですが、つるんとした生地には花粉がそれほど引っかかりません。



したがって、春はポリエステルやナイロンの服がおすすめです。



アウターなら、ウールのセーターより綿のトレンチコートやナイロンのジャンパーを選ぶとよいでしょう。



また、静電気が起こると花粉やホコリが付着しやすくなるため、「静電気を起きにくくする」ことも大切。





ライオン株式会社



上記のように、衣類は生地ごとに電気の帯びやすさが異なります。



帯電列の離れたものを組み合わせると、静電気が起こりやすいので気をつけましょう。

静電気が起きやすい組み合わせの例

ポリエステルのスカート&ナイロンのタイツやストッキング





ライオン株式会社





静電気が起きにくい組み合わせの例

ウール&ウール、綿&綿など同じ素材





ライオン株式会社



綿や麻など吸湿性の高い素材との組み合わせだと静電気が起きにくいことも、覚えておくと役立ちそうです。

【その2】家に入る前に花粉を落とす



ライオン株式会社



これはやっている人も多そうですが、手で払う、洋服ブラシで払うなどして、自宅に入る前に、服に付いた花粉を落としましょう



花粉は服に満遍なく付きます。特に静電気が起きやすいバッグでこすれる場所や裾、ふくらはぎの部分をしっかり払うのがポイントです。



服はもちろん、髪やマフラーにも花粉がついています。花粉を払った後の手をしっかり洗うこともお忘れなく。

【その3】柔軟剤で静電気が起きにくい仕様に



ライオン株式会社



柔軟剤は繊維の表面をなめらかにして、静電気を起こりにくくする効果があります。



衣類の素材や組み合わせを工夫しても静電気が起きてしまうという人は、柔軟剤を使うのも一つの手。



まずはお家で洗濯できるのか、どうやって洗えば良いかなど、衣類の洗濯表示をしっかり確認しましょう。



 

【その4】洗濯物は部屋干し



ライオン株式会社



お天気が良いと屋外に洗濯物を干したくなりますが、花粉のシーズンは部屋干しが基本です。



部屋干しのニオイが気になる人は、扇風機の風を当てる、エアコンの除湿機能を使うなどして早く乾くように工夫しましょう。また、洗い終えたらすぐに干すこともニオイ対策では重要です。



そのほか、ニオイの原因となる汚れをしっかり落としつつ、抗菌・消臭効果が期待できそうな洗剤や、消臭・防臭効果の高い洗剤を活用するのも良いですね。



シーツのような大物で部屋干しできない場合は、「花粉の飛散量が少ない早朝に干す」「乾いたらすぐに花粉を良く払って取り込む」ことで、室内に花粉を持ち込みにくくなります。



 

まずはサラサラ素材のコーディネートで対策を

洗濯物は部屋干しする、帰宅したら玄関の前で服や髪を払う、といった花粉対策は有名ですよね。



その一方で、服の素材や組み合わせで花粉が付きにくい状態を作れることまでは、知らなかった人も多いのでは?



これから春物の衣類を買おうと思っている人は、「サラサラした生地の服」を優先的に選ぶと良さそうです。



今回紹介したコツを参考にしつつ小さな工夫を組み合わせて、花粉症のシーズンを乗り切りましょう!



 



 



参考:ライオン株式会社、スーパーNANOX、 ソフラン
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