体型の衰えが気になり始める30代。特に自分では目が届きにくい、後ろ姿の守備は甘くなりがちです。
せっかくおしゃれをしても、ブラからのはみ肉がアウターに響いていたなんて悲劇を経験した人も少なくないのでは? ぽっちゃりちゃんとしてギリギリ高評価がつくのは、せいぜい20代まで。30代からのはみ肉は、加齢を感じさせてしまうので要注意です。
男性も意外と女性の後ろ姿を見ているようですよ。
ガッカリバストNo.1は「はみ肉」だった!?
PR TIMES
以前、主婦の友社「美乳研究チーム」が行った「女性のバストケアと夜ブラに関する意識調査」の結果が興味深かったので、ご紹介したいと思います。
女性のバストまわりに関する悩みでは、バストサイズが小さいことが44%で第1位だったのに対し、「女性のバストでガッカリすることは」という質問では、バストサイズを選んだ男性は19%程度に留まり、第3位という結果でした。
意外にもサイズの小ささを嘆く男性は、それほど多くないみたいです。
一方で、男性陣の44%もがガッカリすると回答して第1位だったのが「下着からワキや背中の肉の垂れやハミ出している」こと。
男性はバストの谷間や大きさを気にするものとばかり思っていましたが、実は後ろ姿もしっかり見ていたようです。これは、油断していられませんね。
定期的な下着チェックしてる?
前回、ブラジャーのサイズを測ってもらったのはいつ頃ですか? 体重が変われば、ブラジャーのサイズだって変わるのは当然です。本来なら半年に一度くらいは測定した方が良いとも言われるブラジャーサイズですが、同じサイズで数年過ごしてしまっている方も多いでしょう。
背中のはみ肉を解消するには、バストと体型にあったブラジャーを選ぶことは必須。ここのところデザインだけでブラジャーを選んでいたという人は、下着売り場でプロにチェックしてもらうのがおすすめです。
下着メーカーワコールのサイト内にある「ブラチェック」では、自分のブラジャーが合っているかどうかがわかるブラチェック体操や合わないブラの原因や対策も紹介されているので参考になりますよ。
はみ肉対策には筋トレ
とはいえ、下着がどんなにピッタリでも、お肉が余分についていたらはみ肉しやすいことは否めません。背中と脇をスッキリさせることも、はみ肉対策の重要なカギ。
今回は、ストレッチポール公式ブログで紹介されていた、背中をスッキリさせる筋トレをピックアップしてみましょう。
「用意する物」
ダンベル1組
「手順」
1.足を腰幅に開いて立った姿勢で、両手にダンベルを持ちます。
2.ひざを軽く曲げ、股関節を45度折り曲げて、上半身を前傾します。
3.肩甲骨を内側に寄せるイメージで、片方のダンベルを脇腹付近まで引き付けます。
4.ダンベルはおへそまでの高さに引くのがポイント。肩だけの力でダンベルを持ち上げようとすると、肩が耳に近づくので、定期的に姿勢チェックしてみましょう。
5.背中の外側に力が入っていることを意識したら、ゆっくりと元の位置に戻します。
この動きを、左右口語に10回ずつ繰り返して完了です。
こちらの筋トレは、広背筋という背中の外側を覆っている筋肉を鍛えるのに有効なトレーニングなのだとか。ちょうど、ブラからのはみ肉が発生しやすい部分なので、広背筋を鍛えて逆三角形の美背中を目指しましょう。
背中美人はニット美人
厚着になるこれからのシーズンはボディチェックを怠りがちですが、実は体にフィットするニットもボディラインがあらわになりやすいアイテムです。さらに、寒さで背中が丸まりやすいので、余計に後ろ姿がおブスになりやすいんですよね。
寒い季節こそ、背筋を伸ばすことを意識してみましょう。美しい背中でニット美人を目指してみませんか。
参照:ワコール、PR TIMES、ストレッチポール公式ブログ