まったく共感できなくても、なぜか観てしまう。そんな人が続出して話題となった不倫ドラマ『あなたのことはそれほど』。
夫がいるのにときめいてしまった女。妻がいるのに成り行きで関係をもつ男。男と女のタブーはドラマや映画の世界だからこそ客観的に観ていられますが、現実世界ではどうでしょうか。
今回は浮気・不倫経験がある人へのアンケート調査結果を分析! タブーへの感覚は男女によって違いがあるのかどうかを考えてみました。
浮気や不倫をするのは「好きになってしまったから」
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エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社が男女4,511名を対象におこなった「マンガと不倫・浮気に関するアンケート」調査によると「浮気・不倫をしたことはありますか」という質問に23.4%の人が「はい」と回答しています。
その理由をみてみると、「浮気・不倫相手を好きになってしまったから(38.5%)」という回答が最も多く、次いで「出来心から(27.5%)」、「寂しかったから(13.3%)」と続いています。
特別な感情を抱いてしまっただけでなく、「つい」出来心でも浮気や不倫は始まってしまうようです。
女性も男性も関係なく恋愛思考!?
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男女別のデータでも、男女ともに1位・2位の項目が「浮気・不倫相手を好きになってしまったから」「出来心から」となっており、女性も男性と同様の理由で浮気・不倫をしていることが分かります。
男性陣の浮気の原因として「出来心」はよくいわれますよね。そのため男性陣の回答数が多いのは納得できますが、数値が少ないにしても女性も「出来心」による浮気・不倫が第2位にランクインしたのは意外……。
また「浮気・不倫相手を好きになってしまったから」という回答は女性と比べ、若干ですが男性が多め。男性は体の浮気、女性は心の浮気なんていいますが、時代は変わってきているのでしょうか。
心のすき間をうめたいと願うのは、女性ならでは!?
一方で、女性らしい違いが見られたのは「寂しかったから」「パートナーに愛情が無くなったから」という項目が男性に比べ、女性の比率が高めであること。特に「寂しかったから」という回答は男性の5倍以上にものぼります。
心の寂しさを何かでうめたい。その手段が浮気・不倫だったということでしょうか。相手に愛情がなくなったことによる浮気・不倫は、愛情を与えられる相手が欲しいという欲求のあらわれのようにも思えます。
寂しさや愛情の消失という違いもあれば、新たな相手に心を奪われてしまったり、ほんの出来心だったりと同じ理由で浮気・不倫に走ってしまうこともある男と女。この結果を、皆さんはどう受けとめますか?
参考:コミックシーモア調べ