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今季も様々なジーンズトレンドがストリートを席巻していますが、大人の私達が欲しいのはシンプルでありながらちょっぴり今っぽく彩ってくれる一本。もちろんジーンズですから、どんなスタイルにもすっと馴染む着回し力は必須ですよね。
そんな条件にぴったりなのが、切りっぱなしの裾をフリンジ状にした「フレイドヘムジーンズ」。ヴィンテージライクなダメージ加工が絶妙な小慣れ感を演出、ファッショニスタ達の支持を獲得して数シーズンに渡りトレンドデニムの一席をキープしています。
今回は、そんなフレイドヘムジーンズのおすすめ3タイプをストリートで見つけたハイセンスなスタイリングとともにご紹介。コーディネートの洗練度を劇的に上げる一本は、休日スタイルの心強い味方になってくれるはず!
ひとまずゲットすべきは汎用性抜群の「シンプルストレート」
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細すぎず太すぎずの“ストレートシルエット”に股上の深い“ハイウエストデザイン”と、90sな雰囲気漂ういわゆる「マムジーンズ」が今季らしいデニムの基本デザイン。それをクロップド丈にして現代的な抜け感をプラスしたものが、2017年春夏のメイントレンドです。
汎用性抜群のプレーンなデザインですが、フレイドヘムタイプを選ぶことでコーディネートにさり気ないエッジをプラス。より洗練度の高いスタイルを演出してくれます。白シャツ×デニムのベーシックなコーディネートも、フレイドヘムジーンズなら一味違う小慣れた印象に!
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ドレスとパンツのレイヤードがファッショニスタから絶大な支持を得ている今季は、一見ミスマッチなこんなコーディネートも断然アリ。
可憐なラッフルやシアーな素材感がロマンティックなドレスにラフなフレイドヘムジーンズを合わせた“ストリート・フェミニン”な着こなしは、春らしい柔らかな配色も重要な要素の一つ。
カジュアルなミックススタイルとはいえども、足元はレディライクなシューズできちんと引き締めるのが大人っぽく仕上げるポイントです。
圧倒的な“イマドキ感”を狙うならデコラティブな「スリット」&「ラッフル」が正解
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昨年から続く“スリット”ブームの波はもちろんジーンズにも! 足首の出るスリットデザインやナチュラルなフレアシルエット、装飾的なフリンジがまさに今季らしさたっぷりのジーンズは、穿くだけで圧倒的な“イマドキ感”を演出。
同じく流行中のステートメントTシャツでストリートシックに仕上げれば、とびきりヒップなデニムスタイルの出来上がりです。
スリットパンツは良くも悪くも足元がよく目立つので、合わせるシューズにも手を抜かないよう注意して!
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こちらも昨年からトレンド継続中のラッフルデザイン。歩く度に大きく揺れる裾がドラマティックなラッフルパンツですが、デニムならカジュアル感が増して着やすさもアップ! 70s感漂うフレイドヘムデザインは、春夏らしいBohoシックなスタイルにもぴったりです。
こちらのコーディネートのように、シンプルなトップスでジーンズを引き立てたアイコニックな着こなしを楽しんで。
レトロシックな「パッチワークデニム」は今季も引き続きIN
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昨年大ヒットした「ヴェトモン(Vetements)」のリメイクデニムをきっかけに本格的なカムバックを果たした“パッチワークデニム”も、引き続きデニムトレンドの重要ポジションをキープ中。
レトロでポップなパッチワークデニムは、小慣れ感たっぷりのフレイドヘムと組み合わせれば怖いものなしの上級者感!
とはいえ異なる生地を組み合わせているだけあって、意外に合わせるアイテムを選ばないのがこのデザインの嬉しいところ。写真を見ればおわかりのように、どんな柄物だってなんのそのですよ。
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メンズライクな辛口アウターには、あえてキュートなパッチワークデニム&とびきりガーリーなレッドのシューズを合わせて遊び心溢れるミックススタイルに。
アイテムのテイストだけではなく、オーバーサイズアウターをセレクトした上半身に対し足元はクロップド丈でコンパクトにまとめるなど、シルエットでもメリハリをつけるバランス感覚はぜひ見習いたいところ。
裾一つでスタイル全体の雰囲気をガラリと変えるのがジーンズのすごいところ!
どんなスタイルもこなれ感たっぷりに仕上げてくれるフレイドヘムジーンズで、この春夏のデニムスタイルをブラッシュアップしませんか?