元フランス領バスク地方の漁師が仕事着として愛用していたことから、その名がついたバスクシャツ。ボートネックや9分丈の袖、コットン素材で生地がやや厚手なのが特徴です。
シンプルながらお洒落に決まると世界中で長年愛され続けているアイテムで、かの名女優オードリー・ヘップバーンやジーン・セバーグが着ていたことでも有名なんです!
無地のものもありますが、人気なのはボーダー柄。そのボーダー柄バスクシャツを用いた、ビギナーでも真似できるフレンチシックなコーデをご紹介したいと思います。
ワイドパンツでモダンカジュアル風に
今季も引き続き人気のワイドパンツを合わせれば、カジュアルながらもどこか都会風の洗練された印象にブラッシュアップできます。
もともと漁師が愛用していたこともあって、マリンカラーと相性抜群! ネイビーやホワイトを意識してコーディネートを作ると、カッコ良く決まりますよ。
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ホワイトの短めワイドパンツを合わせて、清潔感たっぷりに仕上げたこちらのコーデ。足元の肌を出すことで、抜け感もバッチリ生まれています。
シャツはパンツインしたほうが、今時感も出て◎。同じくホワイトのローヒールパンプスで、統一感を出しながら女性らしさをほんのり加えているところも、真似したいポイントです。
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バスクシャツとの旬な合わせといえば、裾がワイドに広がったフレアデニム。足元にヒールをプラスすれば、脚のラインが引き立ちます。
ここでは、インディゴと相性の良いブラウンのショルダーバッグをプラスし、カジュアル感を抑えながら都会っぽさを演出していますね。
ロング丈フレアスカートでプロヴァンス風に
よりフェミニンに仕上げるなら、軽やかに揺れるロング丈のフレアスカートを合わせて。フランスの田舎町プロヴァンスの女性のようなリラックス感、そして色っぽさを演出することができます。
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パンツ同様に、清涼なホワイトのフレアスカートは春夏にぴったりです。写真のように、ネイビーの占める面積が多いストライプ柄のバスクシャツと合わせると、よりコントラストが効きお洒落に仕上がります。
足元はベージュなどのシューズでヌーディに抑えてもお洒落ですし、ブラックでシックにまとめても◎。その場合、重いイメージにならないよう肌が見えるサンダルを選びましょう。
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バスクシャツといってもネイビーやブラックのボーダーだけではありません。暖色系であるレッドボーダーのバスクシャツを取り入れれば、より女性らしくやさしい雰囲気になります。
合わせたいのは写真のような、ベージュのフレアスカート。落ち着きが出て、大人っぽさが増しますよ。
スカーフを足してこなれパリジャン風に
ボトムスを合わせたら、首元をスカーフで飾ってフレンチシックな雰囲気を後押し。スカーフを加えるだけで、シンプルコーデにも大人らしい洒落感が生まれます。
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バスクシャツ自体はシンプルだし、ボトムスも控えめな色味のものを合わせたいというときは、アクセントとなる赤などのヴィヴィッドな色のスカーフがオススメです。
グラマラスに巻くというよりは、写真のようにミニマムに首元に添えるように足すと、上品に見えます。
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こちらは、バスクシャツ×スキニーデニムに鮮やかなグリーンのスカーフをオン。
オレンジのサンダルを合わせ、コーデのトップとボトムに色を加えることで、全体をトーンアップさせています。これだけで、華やかさが格段にアップします!
こんなにも洒落感の出るバスクシャツ。まだ持っていないという人はもちろん、クローゼットの中で眠らせてしまっているという人も、ぜひ今年こそ新鮮な着こなしにトライしてみてくださいね!