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国内でのHTC Vive正式発表!タッチ&トライも盛り上がったHTC NIPPON発表会レポート


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7月7日に行われた「HTC NIPPON、国内でのHTC Vive公式発表会」の様子をレポートします。


まず最初にHTC NIPPONの玉野浩氏の挨拶。ここで、同社のVR製品「Vive」の国内におけるオフィシャルパートナーが発表された。


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参考:HTC NIPPON、国内におけるオフィシャルパートナーを発表、全国36店舗でViveの体験予約と購入が可能に


続いて、北アジア総括代表取締役、シャック・トン氏によるプレゼンテーション。


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HTC Viveは、皆さんに新たな世界のチャンネルを提供するもの、我々の夢を実現してくれるものである。


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Viveのスピリットビジョンは三角形のロゴで表され、それぞれがヒューマニティ・テクノロジー・イマジネーションを示しており、真ん中は、新たな体験が生まれてくる卵という意味が込められている。


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Viveは、言語では説明できないようなもの体験を提供できる出来るだろう。


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限られたスペースでも様々な車を見ることができる。


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インテリアデザインを変えたり、家具を変えたりも可能だ。


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Viveはコンシューマーだけではなく、エンタープライズ向けにも様々なメリットを提供できる。


一般ユーザーだけでなく、今後はビジネスでも生きて行く。日本はゲームビジネスでは世界的なリーダーである。HTC Viveによって、より強力なエコシステムを構築していくだろう。


日本を起点として、世界を驚かす新たな話題を提供していく。美しい未来を皆と共有していきたい。


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次に、VR新技術部門担当 VP レイモンド・パオ氏によるプレゼンテーション。


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VRは非常に興味深いシステムである。VRというのは、イマジネーションを広げ現実のところへ持ってきてくれる、世界を変えてくれるものなのだ。


Viveは、ヘッドマウントディスプレイ、カメラ、コントローラーの3つの要素をまとめることで、VRのシステムとしては最高のものを提供している。


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1.5m四方のスペースから使えるので、部屋が狭くてもコンテンツを楽しめる。


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4.5m四方を使って遊ぶルームスケールは、他にはないものである。


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Vive Xという、デベロッパー向けの支援プログラムでは、ただのアプリケーション開発に留まらない支援をしていく。


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vr vcaという形で資金面での支援も行っていく。


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VRによってゲームやライブ、映画などのエンターテイメントが変わる。VRは技術そのものが違うからだ。


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ソーシャルエクスペリエンスもVRによって変わっていくだろう。


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教育も変わる。今までわからなかった3Dなどのものもイメージしやすくなることで理解が深まる。


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ショッピングでは、単に写真を使うだけではなく実際と同じものを見ることができる。


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観光も同じだ。写真や動画でしかわからなかったものが、体験としてわかるようになる。


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工業製品のデザインも変化していくだろう。


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2〜3ヶ月でデベロッパーは5,000以上になり、310以上のコンテンツを制作している。


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これは中国での調査結果の例だが、男女間、国ごとでもVRへの興味が異なる。


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再度玉野浩氏が登壇し、プレゼンテーションを行った。


Viveは無限の可能性であり無限のビジネスのチャンスだ。それは、ルームスケールVRという唯一無二の要素を持っているからである。


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ルームスケールVRは世界初、唯一無二である。ミリ単位の即位を行っているため、VR良いも圧倒的に少ない。Viveによって真の没入体験が可能となる。


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eサイトに加えてPC3社を加えて販売を行う。


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店舗には実際の体験スペースを設置し、それがどこにあるかを検索するサービスも提供する。


VRを試したことがない、そもそもVRについて理解していあにという人は多いため、実際に体験するスペースを設けることで、安心して購入していただきたい。


全国津々浦々に販売チャネンルを設置する。


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Viveの価格は99,800円(税抜)。


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店舗における体験スペースのイメージ。


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グリーンバックを使った体験スペースも用意。体験中の映像にその人自身を合成し、VRを体験している人を見てもどのような体験をしているかが分かるようになる。


株式会社デジカ ジャック・モモセ氏によるプレゼンテーション


ユーザー体験の場を作っていくことで、安心して買ってもらえるようにしていく。


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また、VR体験の予約システムも用意。


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VR普及のため、イベント等に参加して開発者のサポートも行っていく。


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パートナーケーススタディの紹介


実際にViveを使っている企業によるケーススタディ。


まずは、株式会社バンダイナムコ エグゼクティブプロデューサーの小山順一朗氏


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VR ZONEの5つのアクティビティでViveを利用している。


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17台のViveを設置しているが、1万5000人の運用でトラブルが今までに1回しかなく非常に頑丈だと思う。また、様々なメガネにも対応していて安心だ。


スーパースター体験ステージ MAX VOLTAGEは7/15から体験可能。ヘッドフォンを使わず防音室で行う。


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VR ZONEではボトムズのコックピット体験も可能になる。


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続いては株式会社コロプラネクストの代表取締役社長・山上慎太郎氏。


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コロプラではVive向けに、ブロック崩しのようなゲームを提供している。


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このゲームは、マルチプレイでは卓球のような対戦ゲームになる。


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コロプラネクストとしてはvr vcaに参加している。


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株式会社電通のクリエイティブディレクター寺本誠氏。


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展望台の新しいビジネスモデルを提供。


池袋 サンシャイン60展望台にTOKYO弾丸フライトでは、未来の東京の名所を、サンシャインのから人間ロケットのように発車して2分間で体験できる。


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また、スイングコースター地上から見ていたものをサンシャインの屋上から見て、体験することが可能。


大日本印刷株式会社 デジタルアーカイブビジネス開発部 部長の久永一郎氏


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仏・BnFと協力し、15世紀の地球儀や天球儀の見方をもっと知ってもらう。


天球儀を一般の人にもわかりやすいものにするために、天球儀のなかに頭を突っ込んで、そこから夜空を見上げるようにしてしまうという考えで、VRを活用している。


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グリー株式会社 VR Studio 副部長 江本真一氏


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グリーでは、ソーシャルVRにこだわっている。


VRで部屋そのものを再現しているが、Viveのルームスケーリング機能が非常に重要になっている。


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ViveのルームスケールによってVR上で当たり前のことが当たり前にできるという体験はすばらしい。


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株式会社スクウェア・エニックス 第10ビジネス・ディビジョン プロデューサー 加島直弥氏


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解離性ミリオンアーサーのVRコンテンツを提供。そのままVR化するわけではなく、3Dボスバトルのみを切り取って体験してもらっている。


コントローラーで手をトラッキングするためVR内で動作ができ、より没入感じのある体験ができる。また、ルームスケールでトラッキング範囲が広いので、没入感がそこなわれることがない。


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質疑応答


質疑応答では、玉野氏、ジャック氏、レイモンド氏が参加者からの質問に答えた。


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Q. 日本でのコンシューマ向けの販売について。国内ではPCゲームは少なく、さらにルームスケールが一般家庭では使いにくいのでコンシューマ向けは難しいと思うが、どのように考えているか。


A. 現在はVR元年と呼ばれており、これからVRが立ち上がっていく。


日本はゲームに関して成功を収めており、テクノロジーのパートナーも多いため、PCゲームについても数字で現れるほど小さいとは考えてはいない。steamが配信するゲームのコアユーザーは500万人を超えている。


ローカルのコンテンツが日本のマーケットから出てくればVRのチャンスも広がるだろう。また、ハードウェアメーカーとのパートナーシップも重要だ。


結局のところコンテンツ次第ではあるが、エコシステムがしっかりすれば楽観的に考えられるだろう。


今はまだ始まったばかりだが、まずはゲームPCを起点として徐々に加速していきたい。


Q. パートナーシップについて、どれくらいの規模感で増やしていくのか。また、B2Bの具体的なアクションプランはあるか。


A. コンテンツパートナーについては、コンテンツのエコシステムが非常に重要だと思っているし、そのためにできるだけ多くのコンテンツパートナーと仕事をしながらViveを紹介していきたい。


排他的に数を絞るとは考えておらず、大小問わず多くのデベロッパーをサポートしていきたい。デベロッパーの開発するコンテンツをうまく収益化できるような道筋を提供したいと考えている。


HTCのパートナーとの話し合いで、デベロッパーがコンテンツから収益を上げられるような場所をつくっていきたい。具体的な数は決めていないが多くのデベロッパーとパートナーシップを結びたいと思う。


B2Bに関しては、比較的時間をかけるプロセスが必要である。しかし、多数からお声がけをいただいており、特に、博物館などの観光業界、医療関係、建築業界については多く問い合わせがある。


HTCとしてはViveの使い方、活用の仕方を提案、テクニカルデベロップメントパートナーとして仕事をしていきたい。


VRはあらゆる産業に活用できると考えているため、コンシューマビジネスとパラレルに進めていきたい。


グリーンバックでViveを体験!


HCT Viveのタッチ&トライでは、プレゼンでも紹介のあったグリーンバックを体験することができた。


以下はグリーンバックでFruit Ninjaをプレイする様子。



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