FacebookがPCベースのゲームプラットフォーム「Gameroom」をWindowsデスクトップ対応で正式に開始した。
名前の変更や、ベータテストなどを経て、デベロッパー向けのベータ版をGameroomとして公開した。
このアプリケーションはWindows 7かそれ以上からの対応だ。
フリーアプリとしてウェブやGameroomゲームなどで遊べる。
Gameroom URL: https://www.facebook.com/gameroom/
Gameroomは同じゲームプラットフォームとして1億2500万以上のユーザーをもつValveのSteamのライバルとなり、競争に打ち勝っていかなくてはならない。
まずデベロッパーにGameroomがFacebookのソーシャルネットワークの広い幅をシェアすることをアピールし、ユーザーには新しいプラットフォームを使ってもらうためのソーシャルコンテンツ提供が必要になるだろう。
Facebookを使うことでゲームの中での支払いを30%カットできるため、このソーシャルネットワークを離れるのが難しくなるような仕掛けがあり、これにより広告セールスがデベロッパーには魅力となる。
2009年の設立以来、Zyngaなどのデベロッパーたちのおかげで、Facebookはゲーム課金で巨大なビジネスを作りだしてきた。
携帯のカジュアルなウェブゲームをメインとしてきたが、今度はPCアプリに戻るようだ。
FacebookはUnityのゲームデベロップメントプラットフォームカンファレンスで、名前を”Facebook Games Arcade”から”Gameroom”に変更したことと、プラットフォームの開始を発表した。
Unity 5.6は来年発売で、これを使えばデベロッパーは彼らのゲームを直接Facebookにインポートできる。
FacebookはGames Arcadeの開発をベータ公開に向けてしていたことを5月に発言し、Unityとのパートナーになり、デスクトップアプリがどのようなものになるかの詳細を8月に明らかにしていた。
そして、ついにGameroomがシューター、ストラテジー、パズル、カジュアルゲームなど様々なコンテンツをひっさげて登場した。
Steamがゲームプラットフォームとして確固たる地位を築き上げているが、Facebookがこれを崩そうとしている。
参照元サイト名:techcrunch
URL: https://techcrunch.com/2016/11/01/facebook-gameroom/
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