海外メディアUploadVRは、2016年10月24日の記事において、Magic Leapの最新特許について報じた。
同メディアは、MRデバイスを開発しているMagic Leapが、2016年10月18日付でアメリカ特許局に出願した特許について報じた。
同社が開発しているMRデバイスは、昨年デモ動画が公開された途端にアメリカ・tech業界を騒然とさせ、Google、QualcommといったTech業界のビックネームから出資を受けた結果、7億9350万ドルの資金調達に成功した。
しかしながら、同社は徹底した秘密主義でも知られており、公開されたデモ動画以外には開発中のMRデバイスについて知る術がない状況が続いている。
このほど報じられた特許情報には、同デバイスが採用している光学技術と外観が記載されていた。
まず特許のタイトルが、同デバイスが採用するであろう光学技術を暗示しており、「瞳孔間距離調整機能を有しているVRあるいはARヘッドセット」と題されている。
同デバイスは、既存のVRヘッドセットあるいはHololensのようなARデバイスとは異なり、何らかのディスプレイに画像を表示するのではなく、瞳孔に直接画像を投影することでVRあるいはARデバイスとして機能するようである。
特許には同デバイスの外観を表現されたイラストも掲載されており、それが下のようなものである。
同社が以前に出願した外観のイラストと比べて、最新の外観はよりスリムになり、ユーザーが実際に装着しても控えめな印象を与えるものとなっている。
今回の特許を出願した直後、同社CEOのRony Abovitzは、「われわれは、プロダクト開発における多くのメジャーなマイルストーンに到達した」とtweetした。
We just achieved a number of major product dev milestones;things are full on exciting @magicleap
—Rony Abovitz (@rabovitz) 2016年10月23日
今回の特許で示唆されたデバイスがMagic Leapの製品版である可能性は低いであろうが、同デバイスのリリースが近づいているのは確実であろう。
Magic Leap公式サイト
https://www.magicleap.com/#/home
Magic Leap社が2016年10月18日付で出願した特許を敬したアメリカ特許局のページ
http://patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect2=PTO1&Sect2=HITOFF&p=1&u=/netahtml/PTO/search-bool.html&r=1&f=G&l=50&d=PALL&RefSrch=yes&Query=PN/9470906
参照元URL:http://uploadvr.com/abovitz-magic-leap-patent-milestone/
Copyright ©2016 VR Inside All Rights Reserved.