ニューロテクノロジー企業 SyncThinkが目を動きをトラッキングするテクノロジーの特許を取得した。
FacebookのOculusからEyefluenceも似たようなテクノロジーを開発中であり、
この特許取得は今後法的に同社を有利にすることができる。
ボストンを拠点にしているSyncThinkはパテントNo. 9,439,592をU.S. Patent and Trademark Officeから受け取っている。
SyncThinkは目の動きをトラッキングし、アクションをコントロールすることで、VRでのコントロールやナビゲートの方法が革新的に改良できることを期待している。
SyncThinkのテクノロジーはEye-Syncというメディカルデバイスに使われている。
SyncThinkのチーフテクノロジーオフィサー、Daniel Beeler氏はこうコメントしている。
「VRテクノロジーはアイトラッキングにとって理想的な環境です。
この新特許はすでに便利なプロダクトの幅といくつもの企業が活用しているヘッドセットの可能性を広げることができるでしょう。」
同社は10個の特許をすでに取得しており、アイトラッキングテクノロジーに加えて、脳のアテンションネットワークのトレーニング、計測、刺激のための分析テクノロジーもカバーしている。
SyncThinkの分析技術はU.S. Army Medical ResearchとMaterial Commandのサポートで開発されており、けがのあとの兵士の反応の速度や脳の損傷などを判断するために使われる。
頭部外傷に加え、他にの疲労感やパフォーマンスを測定しモニターするのにも適応することができる。
SyncThinkはこの分析テクノロジーにはバーチャルスペースの中でも外でもコンテンツとインターアクトする方法を劇的に変えることができるポテンシャルがあると考えている。
「脳のアテンションネットワークはアイトラッキングを計測することで判断できます。
アテンションは疲労感や気が散ることで分散され、脳震盪などの症状でも影響がでます。
個人差はありますが、アイトラッキングはとても正確で信頼できる、そして迅速な計量方法です。」とSyncThinkの社長、Jamshid Ghajar氏は発言している。
同社はBrain Trauma Foundationとパートナーになり、Eye-Syncを消費者向けのプロダクトへと開発を進めている。
参照元サイト名:uploadvr
URL: http://uploadvr.com/syncthink-eye-tracking-patent/
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